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2024年度「共に生きる」スタディグループ説明会を実施しました

2024年5月14日更新

「共に生きる」スタディグループとは、国際協力や平和構築に関心を持ち「共に生きる」社会について自主的に学習・活動する学生のグループです。例年、この時期に、お昼休みの30分を利用し、新入生に向けて 「共に生きる」スタディグループ説明会を実施しています。今年度は、2024年5月13日(月曜日)に説明会を行いました。

冒頭、グローバル協力センターより、センターの活動ならびに「共に生きる」スタディグループの説明があり、その後、実際に学生自主活動を行っている学生2名より活動の報告をしてもらいました。はじめに、学生から寄付してもらった中古教科書を安価に再販し、その収益を途上国の子どもたちの教育支援のため寄付する活動を行っているSTUDY FOR TWO(以下SFT)お茶大支部の活動報告がありました。次に、チャリティショップとフェアトレードの収益金を資金源にカンボジアでの教育支援を行っている公益社団法人セカンドハンドで活動する学生より、活動のきっかけや内容について報告がありました。

SFTお茶大支部は、「FOR ME, FOR TWOのボランティア活動が身近になる世界に」を理念に掲げ活動を展開しています。活動の意義について、SFTお茶大支部の特徴である「温かさ」を持つ仲間と活動ができることや、活動を通して多くの学内外の学生と繋がることができることである、との説明がありました。また、発表をした支部長からは、活動を通じて、実際に国際協力活動に携われていると感じられる、マネージメント能力が培われ成長する場になっている、とのコメントがありました。

公益社団法人セカンドハンドでの活動を発表した学生からは、「NPOに参加し、大学の学びを活動に繋げたい」との動機から、昨年度、大学のLA科目NPOインターンシップ(実習)を履修し、夏休みに2週間程度インターンシップができるNPOを探し、同団体の活動に参加したことがきっかけだった、との説明がありました。インターンシップ終了後も、徽音祭での団体の活動紹介(宣伝)や、今年のゴールデンウィーク中に代々木公園で開催されたカンボジアフェスティバルに責任者として出店するなど、活動を継続しているそうです。NPOでの活動は、大学での学びをアウトプットできる、という観点で価値があり、また、誰かのために時間を使うことのやりがいを感じている、とのお話がありました。

グローバル協力センターでは、国際協力活動などに興味があり、「共に生きる」社会について自主的に学習・活動する学生の自主活動を支援しています。また、「共に生きる」メーリングリストを通じて学内外の国際協力にかかるイベント等について情報発信をしています。説明会に参加できなかったお茶大生の方で活動に関心のある方は、お気軽にグローバル協力センターまでお問合せください。教員、スタッフ一同お待ちしています。

  • photo1SFTお茶大支部の活動紹介
  • photo2公益社団法人セカンドハンドでの活動紹介
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