センターについて センターの活動 SDGsの取組 刊行物 お問い合わせ・アクセス

ページの本文です。

2025年度「共に生きる」スタディグループ説明会を実施しました

2025年4月28日更新

「共に生きる」スタディグループとは、国際協力や平和構築に関心を持ち「共に生きる」社会について自主的に学習・活動する学生のグループです。例年、この時期に、お昼休みの30分を利用し、新入生に向けて 「共に生きる」スタディグループ説明会を実施しています。今年度は、2025年4月25日(金曜日)にグローバル協力センター室で説明会を行いました。

冒頭、グローバル協力センターより、センターの活動ならびに「共に生きる」スタディグループの説明があり、その後、実際に学生自主活動を行っているSTUDY FOR TWO(以下SFT)お茶大支部の学生3名より活動の報告をしてもらいました。

SFTお茶大支部は、「FOR ME, FOR TWOのボランティア活動が身近になる世界に」を理念に掲げ活動を展開しています。使わなくなった中古教科書を、大学生に寄付してもらい、再販売し、その売り上げの8割をRoom to Read®に寄付することにより、途上国の子どもの教育支援につなげています。グローバル協力センターでは、2012年より、回収した教科書の保管スペースを開放することや、在庫整理活動を支援する等して、SFTお茶大支部を支援しています。説明会では、週1回のミーティングや一年を通じて、寄付してもらった教科書の回収、状態確認や在庫整理を行っていることや、学期始めのタイミングに合わせて教科書の販売を行っていることについて紹介がありました。今年度の春の教科書販売では、過去最高の売り上げがあり、全国の支部の中でも3番目の売り上げだったそうです。活動が好調な要因を聞いたところ、他支部では学内に回収した教科書を保管するスペースがなく、メンバー各自が一旦自宅に持ち帰る必要があるなど在庫管理が難しい所もあるようですが、SFTお茶大支部はグローバル協力センターの支援があることにより助かっていると話してくれました。また、SFTお茶大支部では、学内での活動の他に、地区活動を通じて他支部の仲間たちと交流し、悩みを相談しあったり、活動を共有し、より良い活動に繋げているとのことでした。活動は忙しいものの、教科書をめぐり、大学生と途上国の子どもたちの教育支援に繋がることができる楽しさがあると話してくれました。

グローバル協力センターでは、国際協力活動などに興味があり、「共に生きる」社会について自主的に学習・活動する学生の自主活動を支援しています。また、「共に生きる」メーリングリストを通じて学内外の国際協力にかかるイベント等について情報発信をしています。説明会に参加できなかったお茶大生の方で活動に関心のある方は、お気軽にグローバル協力センターまでお問合せください。教員、スタッフ一同お待ちしています。

  • photo1グローバル協力センターの活動紹介
  • photo2SFTお茶大支部の活動紹介
  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加