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2026年7月1日更新
2026年度ブータン連続セミナーは、(1)南アジアに位置するブータン王国を巡る諸相に触れること、(2)それらから開発政策や国・地域の在りかたを考えることを目的とした地域研究型セミナーです。2021年度から2025年度にかけて合計75回実施したものの2026年度版で、外務省「日・ブータン外交関係樹立40周年(2026年)記念事業」の認定を受け、毎回ブータンを扱った映像作品の紹介と視聴、発表者(コメンテーター)からの解説、質疑応答という流れで実施しています。
2026年6月26日(金曜日)にオンラインにて、2026年度第4回ブータン連続セミナーが開催されました。第4回(通算79回目)となる今回は、前回に続き、日本でも公開されたブータン映画『ブータン 山の教室』の舞台であるガサ県ルナナ郡を取り上げました。映像視聴前には、前回終了後に実施したアンケートで寄せられた質問やコメントについて解説が行われました。内容は、映画『ブータン 山の教室』の登場人物のその後、ルナナの学校教育事情やブータンの高等教育進学事情、ルナナにおける過疎化の進行の有無、ヘリコプターの発着地、ブータンにおけるイスラム教徒、さらにはルナナにおける独自の神々の有無など、多岐にわたりました。映像視聴後には質疑応答が行われ、遠隔地におけるインターネット環境(電波受信状況や電源確保の課題)、ブータン国内で進行するネット依存の社会問題、水力発電の現状と課題、さらには結婚事情に関するものまで、多岐にわたる質問が参加者から寄せられました。
当日は60名ほどの参加がありました。参加者からは、「実際にブータンでお仕事をしていらした津川さんのお話をたくさん伺えて良かったです。」「ブータンの地方部の様子の理解が深まった。」「前回・今回と、映画『ブータン山の教室』で知ったブータンのルナナ地方について、実状を知ることができた。」「冬虫夏草の収穫シーンと、スマホでゲームやYouTube視聴を楽しむ、またスマホ(やパソコン?)を勉強に活用するルナナの人々・子どもたちの姿が印象的だった。」などのコメントが寄せられました。