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【実施報告】五女子大学コンソーシアムの駒ヶ根スタディツアーにて学生が作製したおっぱいモデルが現地で活用されました

2026年7月13日更新

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学生が手作りした新生児向けのスタイ

2025年9月1日から3日にかけて、五女子大学コンソーシアム(お茶の水女子大学、津田塾大学、東京女子大学、奈良女子大学、日本女子大学)は、長野県駒ケ根市にて合同国内スタディツアーを実施し、各大学から3名ずつ、計15名の学生が参加しました。

本スタディツアーでは、駒ヶ根市に暮らす市民と外国人住民との共生、姉妹都市であるネパールのポカラ市との市民レベルの国際交流、JICAによる国際協力という多様な側面から、国際協力や多文化共生について学ぶ機会をいただきました。

訪問先の一つである「ネパール交流市民の会」では、母子健康手帳の作成・配布や乳房ケアを通して、ネパールの母子支援活動が行われています。今回、参加学生は現地で使用される乳房ケア研修用の「おっぱいモデル」を作製しました。また、スタディツアーに先立ち、一部の学生は新生児向けのスタイを手作りし、現地に届けてもらえるよう準備しました。

2026年6月に、ネパール交流市民の会の北原さんと、乳房ケアのベテラン助産師・川手さんが、プロジェクト対象地であるポカラ市に加え、首都カトマンズのパロパカル病院を訪問し、母乳育児支援のための乳房ケア研修を実施されました。

北原さんによれば、パロパカル病院では1日に80から100件もの出産があり、母子・家族・医療者が入り混じる混雑した環境の中で、丁寧なケアが行き届かない場面も少なくないとのことです。一方で、そのような厳しい状況でも力強く生きる母子の姿には深い尊敬の念を抱いたとお話されていました。
今回の訪問では、学生が作製した「おっぱいモデル」やスタイが関係者に手渡され、研修やケアの場面で実際に活用されたとの報告がありました。母子を想いながら心を込めて作製したこれらの品々は、現地の方々に大変喜ばれたとのことです。

スタディツアーでは、学生は、国際協力は国家規模の大きな取り組みだけでなく、市民レベルでの継続的な交流が大きな力となることを学びました。今回の乳房ケア研修用の「おっぱいモデル」や手作りのスタイは小さな取り組みではありますが、確かに個人が担うことができる国際協力の形であり、その積み重ねが大きな国際協力へと繋がっていくことが期待されます。

  • photo2「おっぱいモデル」を作製する学生
  • photo3「おっぱいモデル」を用いた母乳育児
    支援のための乳房ケア研修の様子
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