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2024年5月27日更新
EDIプログラムでは、海外連携大学と本学の協働により、定期的にオンライン講演会を実施しています。
過去の講演の録画は、こちら(新しいウインドウが開きます) よりご覧いただけます。
【開催概要】
・日時:2025年1月22日(水)15:00-16:35
・場所:国際交流プラザ2階多目的ルーム
・出席者:石井副学長、本学教職員、EDIプログラム参加学生(本学学生)、海外連携大学学生(オンライン参加)、企業関係者、EDIプログラム事務局職員等
・概要:
1)開会の辞(石井クンツ昌子理事・副学長)
2)学生による最終報告
・Studying and Crossing Boundaries (Yukino Sano)
・What is EDI? - My Experience in the UK (Aina Sato)
・The Diversity and Inclusiveness I Found in Living in Sydney (Natsuki Ietaka)
・Promoting Inclusive Diversity in the University (Saaya Yano)
・Thriving Together - Building Sustainable Relationships with Indigenous Australians in a Multicultural Society (Online, Ayana Fukui)
・My Experience and Intercultural Communication (Mio Inatani)
・Living in Diversity: Lessons from Multicultural Shared Spaces (Online, Mizuki Ishikawa)
・Amusement Value and Diversity (Kotoha Fujita)
・Internship Experiences in Ochanomizu Elementary School (Riko Nagao, Sakura Takahashi, Tokiko Watanabe, and Amandine Kern)
3)閉会の辞(平野美沙子EDI事務局特任講師)
上記のプログラムのもと、主にEDIプログラム2期生(お茶大生8名)がプログラムにおける留学生活や、グローバルインターンシップ、サマープログラム等を振り返って、英語で最終報告を行いました。お茶大生は、イギリスやオーストラリアの留学派遣先大学での学習を振り返って、EDI(Equity, Diversity, Inclusion / 平等性、多様性、包摂性)に関する課題点や学習内容を発表しました。それぞれ5分程度の学生発表の後、質疑応答の時間が設けられ、互いの発表について学生が質問やコメントを行いました。また最後に、お茶の水女子大学附属小学校における英語教育に関する長期インターンシップに参加した4名の学生(お茶大生3名、留学生1名)が、長期インターンシップ成果報告を行いました。当日は、計40名(本学学生23名、シドニー工科大学学生のオンライン参加2名、企業関係者2名、教職13名)が国際学生シンポジウムに参加しました。(写真参照)
2023年3月24日(金)、25日(土)、令和4年度大学教育再生戦略推進費「大学の世界展開力強化事業」採択「グローバルリーダー育成のための「女子大学発」実学型EDIプログラム」(EDIはEquity, Diversity, Inclusionの略)のキックオフシンポジウム、及び国際学生シンポジウムが、お茶の水女子大学で開催されました。シンポジウムには海外連携大学(本学協定校)であるイーストアングリア大学(英国)、シドニー工科大学(オーストラリア)、ブレシア大学(カナダ)から教職員6名、学生7名が参加したほか、本プログラムに関係する本学教職員や応募学生なども参加し、国際交流留学生プラザの多目的ホールで実施されました。また日本と時差のある海外、および国内大学にもオンデマンド発信することを想定、シンポジウムの様子は日英同時通訳をつけて録画されました。
シンポジウムはすべて英語で行われました。初日の全体会では、午前中に佐々木泰子学長による開会挨拶に続き、森山新国際教育センター長によるプログラム説明、参加大学の教職員・学生の自己紹介などがありました。午後には石井クンツ昌子国際交流担当理事・副学長がジェンダー平等に関する講演を行った後、海外連携大学の各教員が自身の大学とEDIについての講演を行いました。4大学はそれぞれEDIの分野において特色ある教育・研究実践を展開しており、その内容の紹介を通し、派遣を予定している学生たちの動機づけが高められました。
二日目には学生自らが運営を行う国際学生シンポジウムが開催されました。午前中はそれぞれの大学の学生が、自らの大学の特徴を紹介し合いました。午後にはそれぞれの海外連携大学とそれら大学に派遣される予定の本学学生が交流と親睦の時間をもちました。一方教職員は同時間にプログラム実施のための会議を持ち、覚書の締結、運営委員会の結成、EDI関連科目リストの作成などについての話し合いが行われました。
あらかじめ本学関係教員が海外連携大学を訪問したことに加え、1か月前より本学学生が中心となりオンラインで交流を開始していたこともあり、参加した教職員、学生は終始和やかな雰囲気の中で2日間を過ごしました。最後の送別会では参加した大学のすべての教職員、学生が本プログラムとシンポジウムについての所感が述べられ、2日間という短い時間にもかかわらず本シンポジウムが非常に有意義であったことが示され、成功裡に幕を閉じることができました。
※クリックすると写真が拡大します
EDIプログラム参加学生は留学生とともにサマープログラムに参加し、英語による専門的な授業やプロジェクトを遂行する授業を学びます。
2024年度サマープログラムは、7月から8月に開催予定です。
詳細はこちら (新しいウインドウで開きます)
2023年11月1日(水)13:00―16:30、EDIプログラムでは本学共通講義棟2号館201室にて、グローバルインターンシップ成果報告会を行いました。報告会では、石井クンツ昌子理事・副学長による開会の辞、EDIプログラム参加学生(お茶大生9名、留学生8名)による活動内容の英語での報告、インターンシップ受入企業8社の担当者様によるフィードバック、平野美沙子EDI事務局講師による閉会の辞が行われました。学内の各部署の協力を得て、EDIプログラム参加学生、企業関係者、事前研修担当の外部講師、教職員、聴講学生など、合計63名が報告会に参加しました。
開会の辞(石井先生)
EDIプログラムに参加中のお茶大生と留学生は、グローバルインターンシップを実施した8企業での活動内容について英語で発表を行いました。約2週間の短期インターンシップの中では、実社会におけるジェンダー格差是正のための活動や、障害者支援などの包摂性の確立、言語学習のためのアプリ開発、環境保護と都市開発といった実社会におけるEDI(Equity, Diversity, Inclusion / 平等性、多様性、包摂性)の問題が多く取り上げられ、インターンシップにおける学生の学習体験の詳細が報告されました。それぞれ10分間の学生発表の後、各企業の担当者様より学生の活動に対してコメントをいただき、学生の参加姿勢や協調性が概ね好意的に評価され、次年度のグローバルインターンシップ実施にむけた協力体制の構築につながりました。
学生による発表
インターンシップ参加学生と、受け入れ企業8社の担当者等の集合写真
【EDIプログラム参加学生による発表タイトルと担当企業様名(発表順)】
・Building a Sustainable World with Nippon Koei(日本工営株式会社様)
・Start-Up for the Well-being of Society(株式会社マイナビ様)
・A Shining Future(カルティエコーポレートイニシアティブ様)
・Collaboration and Communication in a Globalizing World(NPO法人ICYEジャパン様)
・Propose Project Improvement Ideas through PCM Method(株式会社パデコ様)
・Expanding Digital Language Education with ALC Press(株式会社アルク様)
・Building Promotion Strategies for Studying Abroad in New Zealand(エデュケーションニュージーランド様)
・Working for Better Gender Equity in Japan with IDP and LAQDA(IDPエデュケーション様)