「EDIプログラムについて」
2024年5月20日更新
プログラムの目的
本学は女子大学として日本、そしてアジアにおいて最も長い歴史を有し、ジェンダーの視点から日本、そしてアジアの大学界をけん引、女性リーダー育成において先駆的な役割を担ってきました。
このような本学が中心となり、今回、東洋、そして女性という、これまでの弱者、マイノリティの立場を代表し、西洋を代表する国々である、英国、オーストラリア、米国、カナダの協定校との協力のもと、ここに「女子大学発」実学型EDIプログラムを立ち上げ、実学型EDIコンピテンシーを兼ね備えたグローバルリーダー育成を目指すことを目的とします。
育成する人物像
ジェンダーの視点からの「公平性(Equity)」「多様性(Diversity)」「包摂性(Inclusion)」を目指すグローバルリーダー
本プログラムでは、著しく変化する国際社会においてリーダーシップを発揮し、持続可能な社会の実現に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指します。
そのためには、地球規模の課題の解決を考える際に必要とされる理解力、コミュニケーション力、協働する3つの力を養い、東洋・西洋・ジェンダーの障壁を乗り越え、自らのキャリアをデザインすることのできる人材を育てる必要があります。
本学憲章には「学ぶ意欲のあるすべての女性にとって、真摯な夢の実現の場として存在」し、「海外との研究・教育上の人的交流・文化的交流を意欲的に進め、広く活動を展開し、国際社会において固有の存在感を発揮する」ことが掲げられています。それを実現するために、本学を拠点に国際社会でリーダーシップを発揮し得る人材を養成します。
プログラムの内容
お茶の水女子大学3期生(2024年度募集生)
EDIプログラムについて
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EDIプログラムについて
お茶の水女子大学は2022年度、文部科学省が推進する「大学の世界展開力強化事業」に採択され、「グローバルリーダー育成のための『女子大学発』実学型EDIプログラム」を開始しました。このプログラムは、英国、オーストラリア、米国、カナダの指定する協定校への半年間の留学、英語によるインターンシップを含むプログラムに参加することで、EDIー公平性、多様性、包摂性ーを兼ね備えたグローバルリーダーを育成するものです。
全学実学型EDI学際カリキュラム」が修了するまで本学に在学する学部学生とする。
「領域別科目群」と「留学先認定科目群」から構成されます。
これらの科目には必修科目が含まれます。
【1】領域別科目群(必修科目、選択科目。一部年度により開講されない科目あり)
1~4のそれぞれから1科目以上履修する必要があります。
太字で書かれている科目は必修科目になります。
1.インターンシップ科目
- グローバル・インターンシップI(Global Internship I、2単位)
- グローバル・インターンシップII(Global Internship II、2単位)
- グローバル・インターンシップIII(Global Internship III、2単位)
2.ジェンダー領域科目
- テクノロジーとジェンダー(Technology & Gender、2単位)
- 比較ジェンダー論(Comparative Women's Studies、2単位)
- 英文学特殊講義IV(Advanced Lecture in English Literature IV、2単位)
- 英語圏言語文化研究III(Lecture on Anglophone Literature and Culture III、2単位)
- 生活経営学(Family Resource Management、2単位、英語開講の年度のみ)
- Summer Program in English I-III(ジェンダー論、2単位) ※注1
- グローバルEDI I(Global EDI I、2単位) ※注2
※注1:毎年度、I、II、IIIのうちいずれか1科目が開催されます。
※注2:留学先で履修した指定科目をジェンダー領域科目に認定する科目です 。
3.グローバル3C領域科目
- 文化と人間関係I(Culture and Human Relations I、2単位)
- 平和構築論I(Peace Building I、2単位)
- グローバル化と労働I(Globalization and Labor I 、2単位)
- 文化変動論I(Cultural Transformations I 、2単位)
- 地域開発論I(Regional Development I 、2単位)
- グローバル化と言語教育I(Language Education in Globalizing World I 、2単位) ※注3
- グローバルEDI II(Global EDI II、2単位)
※注3:留学先で履修した指定科目をグローバル3C領域科目に認定する科目です
4.キャリアデザイン領域科目
- グローバル・リーダーシップ実習 I(Practicum for Global Leadership I、2単位)
- パーソナル・ブランディング(Personal Branding、2単位)
- ファシリテーション(Facilitation、2単位)
- Summer Program in English IV-VI(リーダーシップ論、2単位)※注4
- グローバルEDI III(Global EDI III、2単位) ※注5
※注4:毎年度、IV、V、VIのうちいずれか1科目が開催されます。
※注5:留学先で履修した指定科目をキャリアデザイン領域科目に認定する科目です 。
【2】留学先認定科目
交換留学同様、留学先の海外協力大学にて取得した科目は、帰国後、認定科目として読み替えが可能ですが、EDI科目としては下記の4科目に最大8単位まで読み替えが可能です。
- グローバルEDI I(Global EDI I、2単位)
- グローバルEDI II(Global EDI II、2単位)
- グローバルEDI III(Global EDI III、2単位)
- グローバル・インターンシップIII(Global Internship III、2単位)
【3】必修科目
必修科目をまとめると以下のようになります。
- Summer Program in English I-III(ジェンダー論、2単位) ※注6
- Summer Program in English IV-VI(リーダーシップ論、2単位) ※注7
- グローバル化と言語教育I(Language Education in Globalizing World I 、2単位)
※注6:毎年度、I、II、IIIのうちいずれか1科目が開催されます。
※注7:毎年度、IV、V、VIのうちいずれか1科目が開催されます。
領域科目群(1. インターンシップ科目、2. ジェンダー領域科目、3. グローバル3C領域科目、4. キャリアデザイン領域科目)から1科目以上履修する必要があります。
協定校先で履修した科目は、帰国後、認定科目として読替えが可能です。
国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の戦略的受入を行う事業対象国・地域の大学との国際教育連携の取組を支援することを目的として、文部科学省において2011(平成23)年度から開始された事業です。
https://www.jsps.go.jp/j-tenkairyoku/
本学では2022年度に採択され、2026年度までの5年間の支援を受けて事業を実施します。
関連ファイル / Related Files
» 別添資料2_海外留学のための奨学金について(PDF形式 632キロバイト)
» 別添資料3_2024-5年度EDI派遣 募集要項(添付資料)派遣先大学一覧(PDF形式 461キロバイト)
» EDI派遣 申請書(エクセル形式 66キロバイト)
» 評価調書(ワード形式 25キロバイト)
» 2024-5年度EDI派遣 募集要項_追加募集版(PDF形式 1,026キロバイト)
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