活動概要 組織体制 事業 事業 TRiSTAR 各種制度・規則/様式 研究成果 Q&A

ページの本文です。

イベント、講座開催情報

2025年12月17日更新

フェローニュース

【開催案内】異分野交流フォーラム「人間とはなにか」 (2025年12月1日)

TRiSTARの交流をきっかけとして生まれたフェロー・プリフェロー主宰による異分野交流フォーラムのご案内です。多様な分野・業種の方々と議論できれば幸いですので、ご関心のある方はぜひご参加ください。

趣旨: 「人間とはなにか」とは、多くの研究者をつなぐ普遍的な問いであろう。対象、着眼点、手法、前提となる思想などにより、現在、学問分野は多岐にわたる細分化を遂げている。しかし、そうした違いこそあれ最終的に立ち返ってくる問い、言い換えると、各分野で奮闘する思索者を横断的につなぐ問いは存在する。その最たるものが「人間とはなにか」だと主催者たちは考えている。
主催者たちはこれまでに、自然科学・社会科学・人文学の各分野で体系化された知の技法をもとに、各研究者は人間をどのように理解しているのかを共有することを通して、人間なる存在に対する複眼的な理解の土壌を醸成することを目的に、2024年から分野横断的な対話の場を創出してきた。その過程で得た手応えは、こうした対話が端的に楽しいという感覚である。こうした実感からより踏み込んで言うならば、「人間とはなにか」に対する普遍的な回答を導くことはいったん横において、回答に至る対話そのものをより明確に目的化し、これまで以上に多様な分野の方たちとの交流の場にしていく方が実りの多いものになるのではないかという感覚である。単発のイベントに終わらせず、いつかどこかにたどり着くまで地道に、細く長く続けていきたいというのが現在の偽らざる思いである。
こうした背景のもと、第3回目となる今回は、これまでの「研究者」という限定を緩めることで、より複眼的な視野からの議論を目指したい。同時に、これまでに開催した2回のフォーラムの経過を第59回日本文化人類学会で報告した際の反応や、そこから導かれた議論を共有することで、今後のフォーラムの展開につながる示唆を引き出したい。

開催概要
日時 2025年12月1日(月) 

 【第一部】13:30-15:00 話題提供

 【第二部】15:10–16:30 自由討論

会場

お茶の水女子大学 国際交流留学生プラザ2階 及びZoom 
(地図)https://www.ocha.ac.jp/access/ochacampusmap.html

対象 どなたでもご自由にご参加ください。
参加申込 https://forms.office.com/r/iier1TFY87
参加希望の方は上記Formsよりご登録をお願いいたします。
話題提供者

■ 土田 修平(お茶の水女子大、ヒューマン・コンピュータインタラクション、ダンス情報処理)

■ 田 暁潔(筑波大、生態人類学・アフリカ)

■ 田川 夢乃(和光大、文化人類学・フィリピン)

■ MADARA MANJI(金属彫刻作家、https://www.madaramanji.jp/ )

■ 上杉 薫 (立命館大、バイオメカニクス・生体計測) ※オンライン参加

主催 人間とはなにかを分野横断的に考える若手の会
共催 大学×国研×企業連携によるトップランナー育成プログラム(TRiSTAR) 
https://tristar.sec.tsukuba.ac.jp/news/4075/
過去の開催

https://tristar.sec.tsukuba.ac.jp/news/3167/

https://tristar.sec.tsukuba.ac.jp/news/3561/

セミナー

【開催案内】「遺伝研×TRiSTAR」実践的 研究プレゼンテーション講座(2025)(2025年12月8-10, 15-17)

研究者にとって重要な「英語による科学プレゼンテーション」のスキルを磨いてみませんか?
学会発表だけでなく、論文執筆や申請書作成にも役立ちます!

国立遺伝学研究所(遺伝研)で開発された「遺伝研メソッド」をもとに、遺伝研とTRiSTARでは英語と科学的思考の両方を強化するための科学プレゼンテーションの教育プログラムを共同で開発しました。科学者としての口頭発表経験を経て気づいた発表のコツや良く見られる間違い・失敗などを材料とし、同じく科学者である聴衆に伝えるために科学者目線で作られた実践的な講座です。国際学会での発表をより効果的なものにする生命・理工・文系・医療系など全分野の研究者にとって実践的な講座です。
ポスター(クリックでPDFが開きます)

開催概要
日時

12月8日(月)16:00-18:00

12月9日(火)16:00-18:00

12月10日(水)16:00-18:00

12月15日(月)16:00-18:00

12月16日(火)16:00-18:00

12月17日(水)16:00-18:00

各講座の内容
  • Scientific Presentation with Purpose: Designing for Feedback
  • Context and Focus: the Golden Rules for Comprehension
  • Seamless Storytelling: Smoothing out the Bumps and Filling in the Gaps
  • Effective Speaking for Effortless Listening
  • Visualizing Science: Data, Images, & Slides
  • Getting the Most out of Scientific Discussion and Q&A
会場  オンライン講義(Zoom使用)
参加費 無料
対象

TRiSTAR コンソーシアム機関教職員および博士課程学生

※学生の参加は、指導教員の承諾・推薦が必要です。
お申込み前に、お茶の水女子大学リエゾン・URAセンターまで指導教員の承諾・推薦取得済みであることをご連絡ください(transborder-program@cc.ocha.ac.jp)

講師 郷丸 辰次 氏(国立遺伝学研究所・英語専任講師)
受講申込 こちらから申し込みをお願いいたします
締め切り 12月4日 
※上記締め切り前に申し込んだ方あてに、各回のZoomリンクをお送りします。
問い合わせ先

講座について:筑波大学TRiSTAR事務局

tristar_miraicle@@@un.tsukuba.ac.jp(メールを送る際は@を2つ削除してください)

https://tristar.sec.tsukuba.ac.jp/news/4059/

学生の参加について:お茶の水女子大学TRiSTAR事務局

transborder-program@@@cc.ocha.ac.jp(メールを送る際は@を2つ削除してください)

セミナー

【開催】TRiSTAR DE&I講座 「研究におけるDE&I~交差性の視点から自分の研究の社会的価値を再考する~」(2026年1月15日開催)

さて、文部科学省の「世界で活躍できる研究者戦略育成事業」として、筑波大学が代表機関を務める「大学×国研×企業連携によるトップランナー育成プログラム(以下、TRiSTAR)」におきまして、「TRiSTAR DE&I講座」 を開催いたします。

TRiSTAR の育成プログラムは、自身の専門性の追求の先に、
 ・広い視野に立って自らの研究を位置づけられる
 ・従来の枠に収まらない新たな研究分野を開拓できる
 ・国の政策や経済の流れに対し研究者の視点から提言できる
分野や業種の壁を超えた新たな可能性を見出すことができる「トランスボーダー型研究者」の育成を図るものです。

所属機関や研究分野の枠を超えて多様な考え方や文化を持つ人々と共に研究活動を行っていく上で、 多様性(Diversity)、 公平性(Equity)、包括性(Inclusion)=DE&Iの観点が非常に重要なことから、TRiSTARプログラムでは次世代PI養成講座の一環として「TRiSTAR DE&I講座」を開催しております。

今回は本学ジェンダードイノベーション研究所(IGI)との共催で、「研究におけるDE&I~交差性の視点から自分の研究の社会的価値を再考する~」と題して、TRiSTARが描く研究者の未来像を踏まえ、

  • 自分の研究にどのような社会的価値があるのか(あなたの研究は、どのような社会課題に応えられるのか?)
  • 未来社会において活かされるものであるのか(未来社会において、どのようなインパクトを生み出せるのか)

    を、交差性の視点から研究の可能性を多角的に分析、グループワークを通じて考えます。

    グループワークでは、ジェンダード・イノベーションの提唱者ロンダ・シービンガー教授らが開発した『Intersectional Design Cards』(日本語版『交差性デザインカード』)を用います。

    研究者の方だけでなく、事務部門の皆様、また大学院生の方もご参加いただけます。
    他大学の参加者と一緒に、自身の研究の社会的価値、未来社会での活用について考察できる貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

    本講座を一人ひとりが生き生きと成長・活躍する「チャンス」、「可能性」をさらに広げ、新たな価値創造を⾏っていくための飛躍のヒントしていただきたいと考えております。


DE&I講座1 DE&I講座2

開催概要
日時 2026年1月15日(木) 13時30分~16時30分(受付開始 13時)
場所 お茶の水女子大学国際交流留学生プラザ2階多目的ホール
※東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」徒歩7分
  交通アクセスは  こちら
形式 オンサイト(参加無料・要 事前申込)
内容

<前半>
  ①性差分析の活用(ジェンダードイノベーション)
  ②交差性分析の考慮
  ③包摂的な視点​
  ①~③質問タイム​

<後半>
  ・交差性デザインカードの説明​
  ・グループワーク​
  ・グループワーク内容の全体共有​

対象

TRiSTARコンソーシアム機関の教職員、博士課程学生

※学生の参加は、指導教員の承諾・推薦が必要です。
  お申込み前に、お茶の水女子大学リエゾン・URAセンターまで指導教員の承諾・推薦取得済みであることをご連絡ください(transborder-program@cc.ocha.ac.jp

参加
申込方法
こちら(新しいウインドウが開きます) にて必要事項をご記入の上、お申込みください。 
QRコード
締切:2026年1月9日(金)正午
※参加者数が上限に達し次第、期限前に締め切らせていただくことがございます。ご了承ください。
主催 TRiSTAR事務局(お茶の水女子大学TRiSTAR事務局)
問合せ

リエゾン・URAセンター(TRiSTARお茶の水女子大学事務局) 
森かずみ(リサーチ・アドミニストレーター)
E-mail: transborder-program@@@cc.ocha.ac.jp

<交差性デザインカードとは>

 『交差性デザインカード』は、ジェンダード・イノベーションの提唱者であるロンダ・シービンガー教授たちのチームにより2021年に出版された『Intersectional Design Cards』の日本語訳です。
交差性要素の定義のカード12枚、デザイン検討のための問いのカード12枚、事例研究のカード16枚とカードの使い方が書かれたガイドブックがセットになっています。交差性に配慮した課題解決法の探索に役立つよう考案され、製品やサービスの包摂性を高めることに役立つほか、多様性や包摂性についての理解を深める教材にもなります。
出典元:お茶の水女子大学ジェンダードイノベーション研究所

お問い合わせ・アクセス

 ■お茶の水女子大学TRiSTAR事務局
  所在地
  〒112-8610
   東京都文京区大塚2-1-1 お茶の水女子大学本館1階102室
   電話  :03-5978-5518(内5518)
   E-mail:transborder-program[at]cc.ocha.ac.jp
         ※メール送信の際は[at]を@に置き換えてください

  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加