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⇒ 詳細はこちらをご覧ください(ECCELL年次報告書より抜粋)
現代の「子育て」をめぐる状況は、どのようなものでしょうか。
たとえば「子育て支援」という言葉一つの中にも、私たちの社会が抱えるいろいろな問題が垣間見えています。
誰が誰を支援するのでしょうか。支援する側と支援される側とに分けてしまう発想は、人に活力を与えるでしょうか。「支援される」側のこと、「支援する」側からよく見えているでしょうか。
よく聞かれるようになったのは、「子育て」と言うと子ども自身の主体性が見えないから「子育'ち'支援」にしましょうよ、という議論。
やはり誰が主体なのか、が見えないという危機意識です。子どもも、大人も、自分がいることは人に喜ばれている、人のためになっているという感覚がないと元気がなくなります。
「子どもが幸せに生きる」ことは、大人自身の喜びであり、社会をリレーしていく人たちひとりひとりのエネルギー源ではないでしょうか。
私たちは「乳幼児教育を基軸とした生涯学習モデルの構築」(ECCELL:Early Childhood Care / Education and Lifelong Learning)」を目指し、子育てにかかわる様々な立場の人達が、それぞれ語り合い関わり合いながら、新しい子ども観・保育観を発見していく教育カリキュラムを企画・実行しています。
学び始めの学生と、保育所や幼稚園の先生と、子育て中の親御さんなどが、いろいろな立場から一緒に考えあい学びを交流する場が、もうすでに始まっています。
いま保育者や親である人も、これから親や祖父母や保育者になる人も、職場や地域社会のメンバーとして子育てを支えていきたい人も、それぞれが生かされる、様々な形の「子ども学」ワークショップを創造していきたいと思います。関心のある方、とりあえずお問い合わせくださいますよう、心よりお待ちしています。
プロジェクトリーダー | 所属部局 | 職名 | 専門 |
---|---|---|---|
浜口 順子 (はまぐち じゅんこ) |
人間文化創成科学研究科・ 人間発達科学専攻 |
教授 |
保育学 保育人間学 |
乳幼児教育部門担当 | |||
小玉 亮子 (こだま りょうこ) |
人間文化創成科学研究科・ 人間発達科学専攻 |
教授 |
子ども社会学 教育学 |
生涯学習部門担当 | |||
榊原 洋一 (さかきはら よういち) |
人間文化創成科学研究科・ 人間発達科学専攻 |
教授 |
小児科学 小児神経学 発達障害育児学 |
安治 陽子 (あんじ ようこ) |
人間発達教育研究センター | 特任講師 | 発達心理学 |
事務局(部門共通) | |||
猪股 富美子 (いのまた ふみこ) |
人間発達教育研究センター | アカデミック・ アシスタント |
|
協力メンバー | |||
柴坂 寿子 (しばさか ひさこ) |
人間文化創成科学研究科・ 人間発達科学専攻 |
教授 | 子ども行動学 |
刑部 育子 (ぎょうぶ いくこ) |
人間文化創成科学研究科・ 人間発達科学専攻 |
准教授 |
幼児教育学 発達心理学 |
高濱 裕子 (たかはま ゆうこ) |
人間文化創成科学研究科・ 人間発達科学専攻 |
教授 |
発達心理学 保育学 |
連携協働メンバー | |||
伊集院 理子 (いじゅういん みちこ) |
附属幼稚園 | 副園長 | |
菊地 知子 (きくち ともこ) |
いずみナーサリー | 主任保育士 |
◆学会発表
◇2013年度 日本保育学会 第66回大会(福岡市 2013.05.11-12)
<ポスター発表>
菊地知子・浜口順子・安治陽子(2013)
「乳幼児教育を基軸とした生涯学習モデルの構築」 事業の現在@−発達臨床基礎論U・発達臨床基礎演習Uを通して“総合的保育者”養成を考える−
日本保育学会第66回大会発表論文集,
安治陽子・浜口順子・菊地知子(2013)
「乳幼児教育を基軸とした生涯学習モデルの構築」 事業の現在A−保育リカレント講座「ECCELL 社会人プログラム」の展開−
日本保育学会第66回大会発表論文集,
◆論文
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