Students' Events@Career Cafe [02]広告企業現役社員との座談会
〜徳永希さん(株式会社電通)をお招きして〜

 2008年11月20日(木)17:00より、附属図書館1階 キャリアカフェにて、学生主催の就活企画「Students' Events@Career Café[02]」を開催しました。第2回である今回は、98年度にお茶の水女子大学 人間文化研究科 ライフサイエンス専攻を修了された徳永希さんをお招きして、現在されている仕事内容をはじめ、マスコミ業界で働く事について、また、就職活動のアドバイスなどについてもお話を窺いました。

 文系出身の方が多い広告業界の中で、もとは理系の生物学専攻であった徳永さんですが、就職活動に於いて本当に自分がやりたい事を見据える為に、まず徹底的に自分自身を知る事から努力されたそうです。その上で、自分にとって『作ることが好き』である事がわかり、専門外だとしても好きだからやりたいと次第に思う原動力になり、マスコミ業界を志望したと仰っていました。その自分を知る・語れるという自己分析過程の中で、徳永さんは実際に一度紙に自分史を200枚くらい書かれて、大変役立ったというお話がとても印象的でした。そして、自分を知り尽くしたからこそ、後の面接でも自身について多く語る事が出来たそうです。

 電通のマーケティングで8年間仕事をされた徳永さんは、現在、コピーライターとして、『ひとの気持ちに関われる仕事』をされており、『コトバで人の心を動かす』事を大切にされながら日々お仕事をされているそうです。自分の作ったものが世に流れているのを見たときに、仕事へのやりがいを感じられる、と仰っていました。


 学生達の間でとても人気が高いマスコミ業界ですが、今回の座談会で学ばせていただいた、まずは自分を知る・語れるといった自己分析の重要性は、他のどの職種についても不可欠なものである気がします。就職活動を始める上で、とても良い勉強になりました。
その後の質疑応答では、多く出された質問の1つ1つをご丁寧に答えて下さり、マスコミ業界に憧れる学生達にとって大変充実した座談会となりました。

 これまで自分自身の中で漠然と興味を抱いていたマスコミ業界ですが、実際にその現場で働いている方から是非お話を伺い、将来について具体的に考えていきたいと考え、今回このキャリアカフェイベント主催させていただきました。準備等は少し大変でしたが、徳永様と現代GP様のご協力のおかげで無事座談会を開催する事ができました。この場をお借りして御礼申し上げます。

 この貴重な座談会を終えた今、早速“自分史を100枚書いてみる”事から挑戦してみようと思います。

文責:文教育学部 人間社会科学科 2年 小林加奈

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