お茶大の先輩はこう書いた!合格エントリーシート

キャリアレポートアドバイザーの添削を経て、内定合格した先輩のエントリーシートから一部を公開いたします。わかりやすく、魅力的な自分をアピールする参考に!

※ 個人情報・企業情報は、ご本人の了承に基づいた形で公開しています。


地方自治体 内定 : ライフサイエンス専攻 N.Uさん

金融機関 内定 : 文教育学部 C.Sさん




地方自治体 内定 : ライフサイエンス専攻 N.Uさん


志望理由

福祉施設などでのボランティア活動に参加した経験から、世の中には様々な状況で生きている人がいることを実感し、広く他者の役に立ち社会貢献できる仕事をしたいと思いました。
 また、10種類ほどのアルバイトを経験して社会の様々な側面を知ることができました。社会人になっても多様な職務を通じて自分を成長させたいと思い志望致しました。


自己PR

私の長所は相手の立場に立って考え、誠実に行動できるところです。他者を理解しようとする気持ちで接することで、深い信頼を得られることも学びました。





金融機関 内定 : 文教育学部 C.Sさん


志望理由 (400字以内)

私が貴社を希望する理由は、次の2点です。

1. 全国のあらゆる地域に窓口があり、たくさんのお客様と接点を持てる。
2. 現場と本部との仲介の仕事に興味がある。
 まず 1.は、地方の出身である自分の経験に基づいています。たとえば、正月の預け初めは、最寄りの窓口を毎年利用してみました。歩いて行ける距離に銀行の窓口があることは、利便性はもちろん地域住民の安心につながります。これを維持し、よりよいサービスの拠点として活用していくことが不可欠だと考えています。
 次に 2.に関しては、総合職として膨大な店舗網から集めたデータを把握し、それを現場に還元して、たがいによりよいサービスの方法を考えていく仕事がしたいと考えています。そのつど必要な情報を選んで提供し、現場に応じた解決策を考えていくことで、現場を変えていきたいです。店舗数だけでなく、質の高いサービスを提供できる金融機関としての貴社の魅力をお客様に伝えたいと思います。

大学時代に最も印象に残る失敗談を教えてください。
差支えない範囲でその内容、その時に感じたこと、
乗り越えるために取った行動、その結果、
そしてそこから学んだことを具体的にお書きください。(800字以上1000字以内)

弁当屋の早朝アルバイトでの失敗について書きます。

  内容:
   土曜日の午前7時に幕の内弁当を30個用意してほしいという電話注文をお受けし、私はその場で快諾しました。ところが、それを知った深夜スタッフの方から「30個の注文を早朝1人でやれるか」と言われました。実際に土曜午前6時から9時の時間帯は私一人で勤務することになっており、ヘルプで手伝える人もいない状況でした。また、通常業務であるサラダ・惣菜の作成、レジの対応も並行して行う必要があります。そうした事態を見越して、注文を受ける前にマネージャーに相談するなど何らかの対処ができたはずだと厳しく指摘されました。
 
  失敗の原因:
   お客様に対して安易に「できます」と言ったことが原因です。現場の状況を想定して、本当にお客様の要望にこたえられるかどうかを検討していませんでした。
 
  失敗への対応:
   自分が当日の6時より早く入店して準備しようと決めて、マネージャーの承諾をいただきました。というのはすでに注文をお受けしてから数日が経過しており、わざわざこのお店に注文してくださったお客様のことを考えても、断らずに済ませる方法を取りたかったからです。24時間営業の店舗のため午前6時までは深夜スタッフが勤務するのですが、邪魔にならないところで1人で作業するつもりでした。自分の無思慮な行動でとってしまった注文なのだから、1人でそれを完成させるべきだと考えたためです。そして土曜日の午前5時15分には店の方に向かったところ、幕の内弁当のセット(器に冷たいおかずのみ詰めて冷蔵)が30個分、深夜スタッフの手で用意されている最中でした。あっけにとられている私に、「すぐできる状態にしておくから、自分の仕事をやりなさい」と声をかけてくれました。結局、深夜スタッフの方の思いがけない手助けを得て、注文にお応えすることができました。
 
  反省から:
   その後はシフト表をこまめに確認して、時間帯に応じた人の動きを頭に入れておくように努めました。また、時間厳守を求めるお客様には、比較的仕上がりの早い弁当をお勧めするなど、こちらからお客様のニーズを汲んだ提案も行うようにしました。その結果、ミスの再発を防ぐことができました。また、ミスを指摘した上で一緒に対応してくれたスタッフの存在に、改めて1人で仕事をしているのではないと実感しました。シフト交代の際、自分の仕事に不備がないか確認するようになりました。