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COIL 国際オンライン協働学習 トップページ

2022年6月28日更新

COILとは

COIL(Collaborative Online International Learning)とは、オンラインを活用し、自国にいながら海外の大学と交流できる新たな双方向型の教育手法であり、アメリカのニューヨーク州立大学のJon Rubin先生により考案・提唱され、2004年より同大学で導入されました。現在では、COILを実施・導入を検討する大学が増えてきており、世界的な拡がりをみせています。

その教育手法は多様で、例えば海外大学の教員や学生とZOOM等のTV会議システムで繋いで共同で授業を行う、録画した海外大学の教員による講演の映像を授業中に配信し、視聴した学生が講演者と事後にコンタクトを取る、海外の相手先の大学の学生とSNSを通じて特定のトピックについて意見(メッセージ)交換する、また課題解決型のプロジェクトを共同で行うなどが例として挙げられます。

自国にいながらにして地理的に離れた異なる言語や文化の背景を持つ学生や教員との交流が可能になるのがCOILの魅力です。学生の語学力、異文化理解、問題解決能力、さらにはITスキルの向上等が期待できるとも言われています。事前の準備・調整が必要で、また時差等もありますが、海外大学のカウンターパートとなる教員がいれば、 海外研修よりもコストや時間の負担少なく授業に導入することができます。また、COILは、共同授業や授業交流の他、海外留学への動機付けや、海外留学の事前準備などに活用することも可能です。

COIL導入ガイド / Guide to COIL

動画 / Movie

English ver.:https://youtu.be/9xYQEjovZwM(Open in new tab)

導入ガイドブック / Guidebook

画像をクリックするとPDFを閲覧することができます。
左が日本語版 右が英語版です。

日本語版COILの導入ガイドの表紙             英語版COIL導入ガイドの表紙

世界展開力強化事業(COIL)

お茶の水女子大学は、上智大学、静岡県立大学とともに、平成30年度より、文部科学省「大学の世界展開力強化事業~COIL型教育を活用した米国等の大学間交流形成支援~」(COIL)において、「⼈間の安全保障と多⽂化共⽣に係る課題発⾒型国際協働オンライン学習プログラムの開発」の構想で採択されており、下記の米国10大学をはじめとする海外の大学とCOILを推進することとなっています(採択期間:平成30年度~令和4年度)。

本事業における米国の相手側大学(10大学)

ヴァッサー大学、カリフォルニア大学デービス校、ボストン・カレッジ、シアトル大学、ロヨラメリーマウント大学、ゴンザガ大学、ポートランド大学、ノースカロライナ大学シャーロット校、マルケット大学、サンフランシスコ大学

(ヴァッサー大学、カリフォルニア大学デービス校は、本学との協定校)

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