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数理・データサイエンスとは

数理・データサイエンスとは

現代の社会ではICT(Information and Communication Technology)が急速に進化したことによって、多種多様なデータが得られ、膨大なデータが蓄積されています。一般にこのようなデータはビッグデータと称されています。このビッグデータには交通系ICカードや買い物の際に使用されるポイントカードから得られる移動情報や販売情報、インターネットショップでの購入履歴、ウェブの閲覧履歴、様々なセンサーから得られる観測データ、あるいはSNSへ投稿されたテキストデータなどが含まれます。このようなビッグデータは処理および分析され、様々なシーンで活用されています。このようにデータを処理し、分析することで新たな知見を導き出すことを目的とした学問がデータサイエンスです。

つまり、データサイエンスとは様々なデータを処理し、分析することで、そこから新たな知見を引き出すための手法であり、データサイエンスを駆使してビッグデータから新たな価値を創造する人材のことをデータサイエンティストと言います。ビッグデータが注目され始めたのは2011年のことですが、近年はIoT(Internet of Things)が注目されています。IoTのコンセプトは家電や自動車などあらゆるモノにセンサーが内蔵され、インターネットに接続することで情報をやり取りし、その情報が分析されることで新たな付加価値を生み出すというものです。このIoTによって、データが爆発的に増大することが予想され、データサイエンティストは社会から強く求められています。このように、ビッグデータを収集するための手段がIoTであり、ビッグデータを分析するための方法がデータサイエンスであると言えます。

 図_データサイエンス



データサイエンス関連の検定試験としては下記のような試験があります。


1. 文理融合データサイエンスを履修することで資格取得が可能と思われるもの
  統計検定4級(http://www.toukei-kentei.jp/about/grade4/
  MOS Excel 2016 スペシャリスト(https://mos.odyssey-com.co.jp/outline/excel2016.html

2. 文理融合データサイエンスの授業内容を超えているが資格取得が視野に入るもの
  統計検定2級(http://www.toukei-kentei.jp/about/grade2/
  統計検定3級(http://www.toukei-kentei.jp/about/grade3/
  統計検定データサイエンス基礎(http://www.toukei-kentei.jp/about/grade11/
  MOS Excel 2016 エキスパート(https://mos.odyssey-com.co.jp/outline/excel2016_ex.html

3. 文理融合データサイエンスの内容を理解し社会調査に関する知識があれば資格取得が可能と思われるもの
  統計調査士(http://www.toukei-kentei.jp/about/tyousa/
  専門統計調査士(http://www.toukei-kentei.jp/about/senmontyousa/

4. 資格取得は難しいが、文理融合データサイエンスに関連のあるもの
  統計検定準1級(http://www.toukei-kentei.jp/about/grade1semi/
  統計検定1級(http://www.toukei-kentei.jp/about/grade1/