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国際学生フォーラム

2019年1月29日更新

<更新>
  • 協定校向けの募集要項を更新しました(2018年10月4日)
  • 詳細スケジュール及び招待講演について更新しました(2019年1月29日)

国際学生フォーラムとは 

2009年度からお茶の水女子大学を中心に行ってきた、海外協定校から参加者を募り、「多言語・多文化サイバーコンソーシアム(Multilingual & Multicultural Cyber Consortium: MMCC)」を基盤に開催されています。当初は東日本団震災(3.11)を念頭に、複数国から参加した学生と本学の生徒が約1週間にわたり、シンポジウムやスタディーツアーなどさまざまな活動をともにしながら、グローバルな視点から「災害」について意見を交換する貴重な場としてなっていました。

第8回国際学生フォーラム 2019年2月7日(木曜日)~16日(土曜日)

テーマ:「災害から連携へ - グローバルなネットワーク構築にむけて」

本国際学生フォーラムは2011年の東日本大震災を契機に開始され、世界各地より学生を招待、天災や人災などの大災害発生時、世界の若者は何ができるかについて、活発な討論を続けてきました。今年度はそれをさらに発展させ、東アジア、そして世界がともに生きる道を模索します。今回は二度の世界大戦の教訓から半世紀をかけて欧州連合を築いたヨーロッパからも学生を招き、そこからの学びを得ながら、対立多き東アジアが様々な災難、困難、対立を乗り越え、ともに生きる道を模索します。 

本フォーラムは日本と世界の大学生がともに過ごしながら、テーマに関する議論を深めることにより、グローバルな視点からグローバルな課題解決に取り組むことができる人材の育成を目的としています。
発表では海外からの参加者は日本語、お茶の水女子大学の参加者は英語で行います。また交流時は日本語、英語に限らず、皆さんが学んできた言語、参加者の出身国の言語を積極的に使用することを奨励します。

海外協定校向け 募集要項 2018年度フォーラム募集要項(学外)final(PDF形式 243キロバイト)

お茶の水女子大学学生向け 募集要項 2018年度フォーラム募集要項(学内)final(PDF形式 248キロバイト)

フォーラム参加について・・・ 

参加の条件

(1)フォーラム全日程に参加する
(2)ホスト校の学生運営スタッフ、バディとして積極的に活動する
(発表者に選ばれた者は英語でプレゼンテーションを行う)

履修科目について (履修登録は不要です。履修または参加を希望する学生は、PLONEで申し込みをしてください)

「グローバル化と言語教育1」(2018年度後期集中、2単位、担当:森山新)
   ★但し1年生は「多文化交流実習3」(2018年度後期集中、2単位、担当:森山新)
   ★国際学生フォーラム終了後に報告書の提出が必要です。

※4年生、大学院生または、一部日程のみ参加の学部生については、聴講扱いとなります。また運営業務に参加した学生の内、希望者には「活動証明書」を授与します。

履修・参加申込フォーラムはこちら(PLONEの画面が開きます。ログインして、”国際教育センター”>”【本学学生用】第8回 国際学生フォーラム申込”から申請をしてください。)

スケジュール (Program)実施フライヤー

2月8日(金)
 10:00 開講式・オリエンテーション 【学生センター棟 第5会議室】
 13:45 招待講演【共通3号館207室】
 15:00 歓迎会【学生センター棟 第5会議室】
2月9日(土) 学外活動1:スタディーツアー
2月10日(日) シンポジウム準備
2月11日(月) シンポジウム1 【文教育学部1号館 第1会議室】
2月12日(火) シンポジウム2・全体討論 【文教育学部1号館 第1会議室】
2月13日(水) 学外活動2:東京1日ツアー
2月14日(水) 自由研修
2月15日(木)
 11:00 閉講式・送別会【文教1号館第1会議室】


招待講演招待講演

日時: 2019 年2月 8 日(金) 13:45~ 15:00 *入場無料  
場所: 共通3号館207号室


講演について:

タイトル 「向こう側」と「こちら側」のあいだで~Between this side and the other side~
講師 山本冴里准教授(山口大学 国際総合科学部准教授)

日本およびフランスの複数の教育機関を経て,現在,山口大学国際総合科学部准教授。専門は日本語教育学・複言語教育で,特に興味のある概念は「境界」と「周縁」。著書に『戦後の国家と日本語教育』(くろしお出版),訳書に『言語の多様性から複言語教育へ―ヨーロッパ言語教育政策策定ガイド』(くろしお出版)がある。 

講演要旨 自分の国という境界の<向こう=彼ら=悪><こちら=私たち=善>という二元論を超え、こちら側に引きこもるのでもなく、向こう側に行くのでもなく、境界そのものに着目することでグローバル社会における「共生」の在り方を見つめ直す。
タイトル

共生のための言語教育―ベルギーとカナダの例をもとに"Language education for living together - Based on examples of Belgium and Canada”

講師

小松祐子准教授 ( お茶の水女子大学基幹研究院人文科学系准教授)

お茶の水女子大学文教育学部、慶應義塾大学文学研究科、パリ第4大学でフランス文学、パリ第3大学で言語文化教育学を専攻。2003年から2017年まで筑波大学に勤務。専門は仏語圏言語文化、北米フランコフォニー研究、フランス語教育学。

講演要旨

ベルギーとカナダという現在進行形で国内に言語文化的葛藤を抱える国を例に、共生のための言語教育について検討する。両国が体現するナショナリズムを超えた相互理解やインターカルチュラルなシチズンシップの中に、グローバル社会をリードしていくヒントを見出す。

報告書 (REPORTS)

フォーラム終了後、こちらに掲載予定です。

第8回 国際学生フォーラム 海外参加予定校 (Participant University)

ワルシャワ大学(ポーランド)、釜山外国語大学(韓国)、同徳女子大学校(韓国)、大連理工大学校(中国)、ヴァッサー大学(米国)、カンタベリー大学(ニュージーランド)

過去のフォーラムについては以下をご参照ください。

第7回国際学生フォーラム 2018年2月7日(水曜日)~16日(金曜日)

テーマ:「災害と人の移動―様々な人の移動にどのように対応していくか」
Disaster and movement of population-How to grasp and take action for the movement of the population

近年、東日本大震災により福島の地から避難した生徒たちが避難先でいじめにあうなどの被害が問題となった。同様なことが、中東地域より避難する難民たちの身にも降りかかり、大きな国際問題となっている。第7回国際学生フォーラムでは、国内外において人災を含む災害などを理由に移動を余儀なくされた人たちの安全や人権を様々な立場の学生と共に考えていく。

These days, there are children that are suffering of bullying at schools because they moved from Fukushima due to the Great East Japan Earthquake. We also can see that refugees from Middle East are not treated fairly in Europe. It is not fair that people that were forced to be moved from their hometown are being discriminated, and this is becoming a global issue. In the 7th International Student Forum, we want that students discuss and learn by each other from many points of view about this issue.

海外協定校からの参加者とともに、発表、ディスカッション、各種イベントを通して交流します。使用言語は英語の国の言語。

 第7回国際学生フォーラム募集要項(PDF)

フォーラム参加について・・・ 

  • プログラム全日程に参加すること/ It is compulsory to attend all the program
  • 事前準備等にも積極的な参加が求められる/ It is required to attend during the preparation term (From late October to late January)
  • ディスカッションやプレゼンテーションのための英語が使用できること/ It is required a high English level for discussion and presentatio

発表だけでなく、運営側として携わった学生の皆さんにも単位が付与されます。運営側として参加された学生は、発表者ほど高い英語力が求められませんので、留学生との交流をしたいと思っている学生にもおすすめです!

全ての条件を満たした参加者には、授業単位が2単位付与されます。

スケジュール (Program)

2月 8日(木) 13:30 開講式 (本館103号室)
         16:00 歓迎会 (生協食堂 マルシェ)
2月 9日(金) スタディーツアー 1
2月10日(土) スタディーツアー 2
2月11日(日) 東京ツアー
2月12日(月) 10:00-11:30 記念講演会(共通講義棟1号館 304室)
2月13日(火) 10:00-16:30 シンポジウム1 (共通講義棟2号館 102室)
2月14日(水) 13:00-14:30 シンポジウム2 (共通講義棟2号館 102室)
2月15日(木) 10:00-13:00 閉講式・送別会 (学生センター棟 405室)

記念講演会  "Philippine Nikkeijin Diasporas ~Thinking a Sense of Home and Belonging Through Migration~"    

国際教育センターでは2月7日(水)から2月16日(金)まで、「移民」をテーマとして開催する第7回国際学生フォーラムを実施します。
海外協定校から14名の学生を招聘し、本学学生と共に人の移動に関して考えます。そこで、プログラムの一部である講演会を一般公開しております。是非、多くの皆さんに参加していただき、一緒にフィリピンの日系人の歴史と現状を事例に人の移動に関して、考えたいと思います。
 

  • 日  時:2018年2月12日(祝・月)10:00~11:30
  • 場  所:共通講義棟 1号館 304
  • 講演者:飯島真里子准教授(上智大学外国語学部/グローバル・スタディーズ研究科)

    オックスフォード大学大学院で歴史学の博士号を取得後、上智大学で非常勤講師を経て、現職。同大学のアメリカ・カナダ研究所所長を兼務。戦前に海外へ移民し、コーヒー栽培に従事した日本人とその社会に関する歴史について研究。

  • 講演内容:The Asia-Pacific war caused serious damage to the Japanese immigration community in Davao, the Philippines. Some of them were forced to repatriate to their ancestral homeland right after the war, others reluctantly remained in the Philippines and encountered discrimination after WWII. By looking at various migrations of these two groups of people between Japan and the Philippines from 1945 to the present, this lecture examines a complicated and multifaceted sense of home and belonging of transnational migrants
  • 申込方法:info-forum@cc.ocha.ac.jp まで①お名前②ご所属③ご連絡先の3点を2月7日(水)17:00までにお送りください。
    詳細はこちらからダウンロードできます。

学生による発表 (International Student Symposium)

本学学生および海外から招へいした学生による、災害から生じた「人の移動」に関する発表をします。
参加国はアメリカ、イギリス、オーストリア、韓国、チェコ、ノルウェー、ブラジルそして日本です。これらの国における「人の移動」に関して発表し、ディスカッションをする予定です。使用言語は英語です。海外協定校から来ている学生の発表を聞いて頂き、「人の移動」に関して一緒に考えたいと思います。たくさんの本学学生のご参加をお待ちしております。ご希望の方は以下のメールで事前受付をしてください。

日時:2月13日(火)10:00~16:30、2月14日(水)13:00~15:00
場所:共通講義棟2号館102室

事前受付
info-forum@cc.ocha.ac.jp  まで①お名前②ご所属③ご連絡先の3点をお送りください。
発表のタイトルについてですが、こちら でチェックしてください。

報告書 (REPORTS)

ISF2017top

第7回国際学生フォーラム報告書(PDF) 

第7回 国際学生フォーラム 海外参加校 (Participant University)

ウィーン工科大学(オーストリア)、サンパウロ大学(ブラジル)、ヴァッサー大学(アメリカ)、スミス大学(アメリカ)、ワルシャワ大学(ポーランド)、キングスカレッジ(イギリス)、釜山外国語大学(韓国)、ノルウェー科学技術大学(ノルウェー)、カレル大学(チェコ)

関連ファイル / Related Files

» ISF2017GUIDELINE(PDF形式 200キロバイト)

» ISF2017KOENKAI(PDF形式 98キロバイト)

» Report_The 7th International Student Forum(PDF形式 1,776キロバイト)

» 2018年度フォーラム募集要項(学内)final(PDF形式 248キロバイト)

» 2018年度フォーラム募集要項(学外)final(PDF形式 243キロバイト)

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