沿革と設立の目的

 本研究所の前身は、子どもの発達過程の解明を基礎としたより良い養育や保育、教育のありかたを提案していくことを目的に2002年4月に学内措置センターとして設置された「子どもの発達研究センター」であり、翌2003年度には文部科学省に認可されて「子ども発達教育研究センター」として正式に発足しました。

 2008年4月には視点を広げて、生涯にわたる人間の発達と教育に関する総合的な研究活動をおこなうことを目的とした「人間発達教育研究センター」に改組し、その後2010年、2012年の改組を経、2015年4月、人間の発達と教育に関する国際研究拠点をめざし、「人間発達科学研究所」として生まれ変わりました。現在では、人間発達科学研究(GCOE後継)部門、乳幼児教育環境に関する研究部門、ひきこもり支援に関する研究部門を擁し、本学内外の研究・教育者の協力を得ながら次に掲げる領域の研究活動を行っています。

  1. 格差センシティブな人間発達科学の創成に関する研究(GCOE後継)
  2. 認定こども園に関する研究及び乳幼児教育環境に関する研究
  3. ひきこもり支援に関する研究