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2025年8月20日更新
本学のサマープログラムは、新型コロナ感染症ウィルス感染拡大を受け、2020~2022年度はオンラインで実施し、2023年度より対面実施を再開しました。
2025年度も、2020~2022年度に実施してきたオンラインによるサマープログラムの経験を生かし、海外協定校生と本学学生が協働して取り組む英語によるProject Work Courseでは、渡日前(7月7日~16日)に、オンラインでセミナーを実施し、グループワークを開始しました。渡日後には、対面での授業とグループワークを実施しました。
また、日本語学習者のためのJapanese Language Courseでも、7月1日から渡日までの間に、オンラインで日本語会話パートナーとのバディ活動を実施しました。 7月23日からは、Japanese Language Courseの授業及び英語によるSubject Based Courseの授業が始まりました。
海外協定校生計82名(17の国と地域、23校)、お茶大生67名、附属高校生17名、サマープログラム運営委員(ボランティア学生)76名の計242名が参加しました。
Japanese Language Courseでは、授業に加え、都内一日観光を各自で行い、8月5日の最終日に成果発表会を行いました。
Subject Based Courseでは、“Current Issues in Japanese Culture and Society under Globalization”、“Diverse Fields and Key Ideas of Natural Science”及び“Exploring and Creating Fulfilling and Healthy Human Life in Modern Society” の3つのサブコース別に集中講義が行われました。また、Project Work Courseでは、多国籍の学生がチームを組んで、日本社会、国際問題、そしてそれらに取り組むために必要なリーダーシップのあり方について学びあう機会となりました。
Project Work Courseの一環として、JICA サステナビリティ推進特命審議役兼企画部サステナビリティ推進室長の見宮美早氏による“What is sustainability and How can you engage?” の特別講演会が実施され、グローバルリーダーシップについて参加者各々が見識を深めました。また、大学創立150周記念事業コラボレーション企画として、鏡味味千代氏による実演付き特別講演 “Daikagura and lucky customs in Japan”を実施いたしました。日本の「おめでたい文化」と太神楽の歴史や意味を学び、実演を通して日本文化に息づく幸福のアイコンに触れました。
その他、課外活動としての文化イベント「狂言ワークショップ」、「和菓子教室」、「香道教室」、校歌をテーマにした附属中学校との共同イベント「みがかずばアート」(附属中学生52名参加)を開催し、日本の文化について学びました。
本学学生のボランティア組織サマープログラム運営委員の企画・運営による開講式、キャンパスツアー、歓迎会、本学のサークル体験(書道)、にほんごであそぼう(日本語に親しむイベント)、川越一日ツアー、鎌倉・江の島一日ツアー、閉講式と送別会が実施されました。その他、空港での出迎え、プログラムブックレット及び日常生活サポートブックを作成したり、渡日前からオンラインでバディ活動をしたり、これまで運営委員を経験した学生を中心にイベントは企画運営され、留学生と活発な国際交流活動をすることができ、好評のうちに幕を閉じました。
オレンジ:Japanese Language Course(開催13年目)・・・海外協定校生のみが受講
青:Subject Based Course(開催15年目)及びProject Work Course・・・海外協定校生は両コース受講、お茶大生はSubject Based Course、Project Work Course両方またはいずれかを受講。附属高校生はSubject Based Courseのみ聴講
3コース合わせて海外協定校生82名(17の国と地域、23校)、お茶大生67名、附属高校生17名が参加