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第9回国際日本学コンソーシアムのご案内

第9回
国際日本学コンソーシアム
―グローバル化と日本学―
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国際日本学コンソーシアムは、世界の日本学研究の拠点である大学から教員および大学院生を迎えて、国際的・学際的なジョイントゼミを行い、日本学研究および教育の世界的ネットワークを構築するものです。このコンソーシアムの開催により21 世紀における日本学研究・教育の国際的連携が一層進展し、緊密な協力関係が樹立されるものと確信しています。第9回となる今回は「グローバル化と日本学」をテーマに据え、新たな日本学の確立を目指します。
    
日時 平成26(2014)年12月15日(月)11:00―17:30(交流会 15日 18:00―20:00)、12月16日(火)9:30―17:30
会場
〒112-8610 東京都文京区大塚2丁目1番1号
お茶の水女子大学 文教育学部1号館1階大会議室/理学部3号館2階会議室
※東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅下車 徒歩5分 交通アクセス・キャンパスマップ
参加校 ロンドン大学SOAS(アジア・アフリカ研究学院、英国)、北京外国語大学(北京日本学研究センター、中国)、パリ・ディドロ大学(フランス)、リュブリャナ大学(スロベニア)、同徳女子台湾大学校(韓国)、カレル大学(チェコ)、台湾大学(台湾)、お茶の水女子大学(日本)
主催 お茶の水女子大学比較日本学教育研究センター
お問い合わせ 比較日本学教育研究センター(火曜10:00―17:00、水曜13:00―17:00開室)
03-5978-5504
ccjs■cc.ocha.ac.jp        ■を@に置き換えてください。
http://www.cf.ocha.ac.jp/ccjs/
12月15日(月)日本文化部会Ⅰ 文教育学部1号館大会議室 写真
11:00―12:00 開会式 ≪挨拶≫ 羽入佐和子(お茶の水女子大学・学長)
13:00―17:30 世川祐多(パリ・ディドロ大学院生)
 「近世武家社会の養子から考える女性史」
鄧宜欣(台湾大学院生)
 「元禄享保期の経済思想―徂徠と春台の思想を中心に―」
和田麻子(お茶の水女子大学院生)
 「18世紀中期における御用木伐出と地域社会―武蔵国秩父郡大滝を事例に―」
クレメン・セニツァ(リュブリャナ大学院生)
 “Some thoughts on Western academic representations of the Great Japanese Empire”

<パネル・ディスカッション 日露戦争はどう語られてきたか~明治末・満州・再生~>
 山田順子「日露戦争と女性の国民化ー小栗風葉『青春』の世界ー」
 加藤恭子「女子教員の中国派遣に関する報道の構築性ー河原操子を一例として」
 菊地優美「田村俊子『海坊主』論―「熱帯の殖民地」から帰還する〈母〉と〈帝国〉」
 村山佳寿子「近代社会における女性の音楽教育について―伝統音楽の中の稽古事を通して―」
 芳賀祥子「日露戦争イメージの再生産――女性雑誌を中心に――」
 古結諒子「日清・日露という問題設定について」

18:00―20:00 交流会(マルシェにて) 
12月16日(火)日本文化部会Ⅱ 文教育学部1号館大会議室 写真
9:30―12:00 石田恵理(お茶の水女子大学院生)
 「グローバリゼーションと日本独自の哲学研究の意義-大森荘蔵の事例から-」
ダーヴィド・ライヒ(リュブリャナ大学院生)
 「文化的テラスのシンボリズム」
潘蕾(北京外国語大学助教授)
 「中国狐文化の受容から見る日本人の女性観」
アレッシア・コスタ(ロンドン大学SOAS院生)
 “Toko Ishoku and the Reform of the Act on Organ Transplants in a Medical Anthropological Perspective”
ファビオ・ギギ(ロンドン大学SOAS講師)
 「国境なしシンドローム?医療人類学における『文化』による説明の限界を巡って」
12月16日(火)日本文学部会 理学部3号館2階会議室 写真
9:30―13:10 ウルマン・ヴィート (カレル大学院生)
 「五山文学で見られるグローバル化の始まり」
浅井美峰(本学院生)
 「肖柏と池田氏―連歌師と連歌興行主催者について―」
王凱洵(台湾大学院生)
 「『ねじまき鳥クロニクル』における自我形成をめぐって―メディウムの存在に視点を―」
ティララ・マルティン(カレル大学准教授)
 「平安初期物語に見える恋愛のグローバル化」
范淑文(国立台湾大学教授)
 「日本近代文学作品に語られる作家の異国体験―藤村・漱石の場合―」
ダニエル・ストリューブ(パリ・ディドロ大学准教授)
 「グローバル化と日本文学の研究―ミハイル・バフチンの小説論を中心に―」
12月16日(火)日本語学・日本語教育学部会 文教育学部1号館大会議室 写真
12:00―15:50 谯燕(北京外国語大学教授)
 「グローバル化時代における日中語彙交流-中国語に見られる日本語由来の新語を中心に」
施建軍(北京外国語大学教授)
 「中日韓三ヶ国言語の漢字源語比較研究の課題について」
金榮敏(同徳女子大学校副教授)
 「韓国における日本語学・日本語教育の現状と展望」
江宛軒(台湾大学院生)
 「存在様態のシテイルについて―格体制の変更から―」
劉賢(北京外国語大学院生)
 「中国の大学専攻日本語教科書における使役表現の扱いについて―学習者の産出例との関連をめぐって―」
鄭ミリョン(同徳女子大学校院生)
 「判断のモダリティ表現について―『と見える』を中心に―」
曺ナレ(お茶の水女子大学院生)
 「日本語教育に役立つ多義記述のための一考察 ―テクルを例に―」
石井久美子(お茶の水女子大学院生)
 「大正時代の外来語―固有名詞を中心として―」
16:00―17:30 全体会 

アンドレイ・ベケシュ(リュブリャナ大学教授)
 「グローバリズムと国際日本学:一小国の視点から」