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データサイエンス相談室

2019年8月27日更新

データサイエンス相談室

データサイエンス相談室は図書館のLALA相談スペースにおいて、月曜日と木曜日の17時から18時30分までの90分ほど開室しています。
(令和3年度はメール  data-soudan@cc.ocha.ac.jp  のみで相談を受け付けています。)

データサイエンス相談室では、主に実際のデータをどのように分析すると良いのか分からないと言ったような実践的な質問の対応を行っています。統計的な分析手法を理解するための数理的な質問の対応も行いますが、その質問が生じた講義の担当教員に質問することが、学生の理解を深めるためにも、教員が学生の講義内容に対する理解度を把握するためにも望ましいと考えられるからです。そのため、データサイエンス相談室では実データに対する分析手法の提案やその手法の説明、あるいは分析するための前処理やデータハンドリングなどの解説を主眼に置いています。これらに付随して、ExcelやRなどのソフトウェアの使用方法が分からないなどの質問も受け付けています。データ分析を行う上でソフトウェアを扱えることは必須のスキルであるため、ExcelやRなどの使用方法についての学生の理解度を向上させることもデータサイエンス相談室の重要な役割だと考えています。

データサイエンス相談室は学生が気軽に立ち寄ることができるように、データサイエンス相談室の利用のための事前予約を必須とせず、グループでの利用を推奨しています。しかし、相談室における質問対応の効率及び教育効果を向上させるために事前に相談内容を連絡することを推奨し、事前予約があった場合には優先的に対応しています。また、質問対応の際には、教員が学生に対し指導するという一方向的なコミュニケーションにならないよう留意しおり、ディスカッションに基づき教員と学生との双方向コミュニケーションとなることを重視しています。

このように、データサイエンス相談室では学生がデータ分析に係わる一連の作業の体験を通じ、データサイエンスに対する理解を促すことを第一とし、学生のデータに基づき思考する力を涵養することを目的としています。

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