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2023年4月26日更新
2023年3月24日(金)、25日(土)、令和4年度大学教育再生戦略推進費「大学の世界展開力強化事業」採択「グローバルリーダー育成のための「女子大学発」実学型EDIプログラム」(EDIはEquity, Diversity, Inclusionの略)のキックオフシンポジウム、及び国際学生シンポジウムが、お茶の水女子大学で開催されました。シンポジウムには海外連携大学(本学協定校)であるイーストアングリア大学(英国)、シドニー工科大学(オーストラリア)、ブレシア大学(カナダ)から教職員6名、学生7名が参加したほか、本プログラムに関係する本学教職員や応募学生なども参加し、国際交流留学生プラザの多目的ホールで実施されました。また日本と時差のある海外、および国内大学にもオンデマンド発信することを想定、シンポジウムの様子は日英同時通訳をつけて録画されました。
シンポジウムはすべて英語で行われました。初日の全体会では、午前中に佐々木泰子学長による開会挨拶に続き、森山新国際教育センター長によるプログラム説明、参加大学の教職員・学生の自己紹介などがありました。午後には石井クンツ昌子国際交流担当理事・副学長がジェンダー平等に関する講演を行った後、海外連携大学の各教員が自身の大学とEDIについての講演を行いました。4大学はそれぞれEDIの分野において特色ある教育・研究実践を展開しており、その内容の紹介を通し、派遣を予定している学生たちの動機づけが高められました。
二日目には学生自らが運営を行う国際学生シンポジウムが開催されました。午前中はそれぞれの大学の学生が、自らの大学の特徴を紹介し合いました。午後にはそれぞれの海外連携大学とそれら大学に派遣される予定の本学学生が交流と親睦の時間をもちました。一方教職員は同時間にプログラム実施のための会議を持ち、覚書の締結、運営委員会の結成、EDI関連科目リストの作成などについての話し合いが行われました。
あらかじめ本学関係教員が海外連携大学を訪問したことに加え、1か月前より本学学生が中心となりオンラインで交流を開始していたこともあり、参加した教職員、学生は終始和やかな雰囲気の中で2日間を過ごしました。最後の送別会では参加した大学のすべての教職員、学生が本プログラムとシンポジウムについての所感が述べられ、2日間という短い時間にもかかわらず本シンポジウムが非常に有意義であったことが示され、成功裡に幕を閉じることができました。
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