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提案する仕事に魅力

2017年5月17日更新

大山 喜沙さん 凸版印刷株式会社 静岡県出身。2002 年お茶の水女子大学理学部情報科学科入学。 08 年同大学大学院修士課程修了。
凸版印刷株式会社入社。現在、情報コミュニケーション事業本部事業戦略局所属。入社2年目

今、どのような仕事をされていますか?

私は、今年で入社2年目になります。入社後は、情報コミュニケーション本部販売促進部というところに配属されて、営業の方のサポートをしていました。現在は、同じ本部の事業戦略部に配属されて、「商品に付加価値をつけるためにはどのようにすればよいか」などという、モノの売り上げや利益を上げる方法を日々考えています。

なぜこの仕事を?

大学生の時、この会社のインターンシップに1年間参加したことがきっかけでした。その時に、職場の人達の人の良さに魅力を感じて…。あと、凸版印刷では、単に書籍などの印刷物だけじゃなくて、商業印刷という商品の広告やパッケージ、携帯電話のアプリ機能などを提案する事業も行っているんです。「いろんな仕事ができる!」ということも決め手になりました。

これまでで一番印象に残っている仕事は何ですか?

ある飲料会社からの、「ペットボトル飲料をレストランで飲まれるようにするにはどうすればよいか」という注文です。印刷会社なのに意外ですよね。でも、これも私たちの仕事です。「ペットボトルを瓶にしてみたらどうか」という私の提案に、根拠の裏付けをとるため、店のお客さんに認知調査を行ったりもしました。 部署が異動になって、そのプロジェクトを最後まで見届けることができなかったんですけど、ある日の新聞で、そのペットボトル飲料が瓶容器で販売されたという記事を見たときは、本当にうれしかったです。

仕事とプライベートとの両立はどうされていますか?

オンとオフはしっかり区別するようにしています。
私は、会社での仕事も家庭でのプライベートな時間も自分が好きなことをやりたいと思っていて。だから、私が仕事とプライベートを両立させる上で、苦痛を感じるようなことは一切ないです。

会社での女性の先輩たちについてはどうですか?。

会社の雰囲気が、本当に良くて。出産や育児を終えて復帰した女性社員がたくさんいますし、仕事と家庭を両立している先輩も多いです。でも、管理職に就く女性はまだ少ないですね。

では、今後のビジョンをお聞かせください。

まだ2年目だし、これからが勝負なんですけど、サッカーのマネージャーのように、居心地のよい職場環境を作って、いないと困るような存在になりたいですね。影の司令塔のような、キーパーソンになれれば… 。
とにかく今は、積極的にどんなことにでも挑戦して、多くの知識と経験を積みたいです。あと、結婚・出産後も仕事は続けていきたいですね。「子供がいるから」、ということは言い訳にしたくないです。

さて、大学時代は、どんなことに力を入れていましたか?

アルバイトとサークル活動かな。特にアルバイトに関しては、ウェイトレスや仲居、バーテンダーや家電量販店での販売などいろんな仕事をしました。おかげで人脈が広がりましたし、仲居を経験して、着付けができるようになりました(笑)。あと私、イベントや企画を催すのが好きで、よく飲み会の幹事を務めていました。会社でも、新入社員200人を集めて飲み会を開いたことがあるんですよ。さらに、学生時代には、バックパッカーとしてベトナムやカンボジアなどにも一人旅をしたこともあります。本当にいろいろな経験をしました。

最後に、お茶大生にメッセージをお願いします。

女性って、「仕事をするには不利」とかってよく言われるけど、私は違うと思う。
女性だからできることって実際いっぱいあるし。みんなには、女性であることを自分の強みにして、これから社会に出て行ってほしいな。あと、自分の学生生活は一度きりなんだし、いろんなことに挑戦してみることはすごく大事だと思う。
社会に出たとき、役に立つことが絶対にあるから。今自分がやりたいことをやる、我が道を行く女性ってカッコいいですよね。

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