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2017年度新技術説明会

2017年5月9日更新

生活工学 新技術説明会

2017年度の新技術説明会を、生活工学の分野で開催します。
多くの産学官連携関係者の来場をお待ちしております。

概要

【対象分野】 生活工学
【日時】 2017年6月8日(木曜日) 13時25分~15時55分
【場所】 JST東京本部別館 1Fホール (東京・市ヶ谷)
【アクセス】 https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/ocha/2017_ocha/access.html(新しいウインドウが開きます)
【参加申込み】 JSTのサイトからお申し込みください。(当日参加も可能です。) また各発表者との個別面談の事前予約も受け付けております。ぜひご利用ください。

プログラム

【全体】 https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/ocha/2017_ocha.html(新しいウインドウが開きます)

1)13時30分~13時55分 
高齢者の転倒予防:歩行バランス機能の計測のための靴デバイス

お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 生活工学共同専攻 教授 太田裕治

靴のインソールに圧力・剪断力センサを埋込むことで歩行時に足底に加わる圧力を無侵襲計測する。それにより、歩行時のバランスを評価し、転倒防止に結びつける。

2)14時~14時25分 
スマートテキスタイルとIoTによるファッショナブルIoT

奈良女子大学 研究院生活環境科学系 生活工学共同専攻 教授 才脇直樹

最近、衣服のように着用しただけで人間の情報を計測するウェアラブルデバイスが注目を集めている。一方、我々は15年ほど前からスマートテキスタイルを用いた生体計測に取り組んできた。これをIoTと組み合わせることで、違和感なく日常生活を見守れる新たなサービスの実現を目指している。

3)14時30分~14時55分 
日常生活環境での行動中の人のストレスの計測技術

お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 生活工学共同専攻 准教授 長澤夏子

日常生活の環境下で、人がどのようにストレスを感じているか、環境計測、生理計測(脳波、発汗、心拍など)と、継時的心理計測を併用してはかる技術である。時間の長さや、状況に応じて計測手法を組み合わせ、数名の被験者から状況や環境によるストレスの傾向を知る。

4)15時~15時25分 
空間の明るさを予測するには?

お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 生活工学共同専攻 助教 小﨑美希

視対象が明確な場合は、従来の照明基準にあるように照度での明るさ規定ができるが、空間全体の明るさを測るには照度だけでは不十分であるという認識が照明設計者の中にはある。空間の明るさには輝度との関係が指摘されている。輝度分布を予測したり、空間のどの部分を改善するとさらに明るくなるかを提案できたりする。

5)15時30分~15時55分 
水の消毒効果を効率的に調べる方法

お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 生活工学共同専攻 教授 大瀧雅寛

水の消毒処理(塩素、オゾン、紫外線など)について、複数の微生物への効果を調べるのは非常に手間がかかる。ここで紹介する技術は、一度に複数の微生物(特に複数のウイルス)への効果を調べることができる方法についてである。

生活工学分野での研究・教育

お茶の水女子大学と奈良女子大学は、平成28年度に博士前期・後期課程の大学院課程として生活工学共同専攻を新設・設置しました。今回の技術発表は、同専攻の研究者によるものです。

共同専攻については生活工学共同専攻のページをご参照ください。

関連リンク / Related Links

»生活工学共同専攻
»産学連携・地域連携

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