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2016年9月7日更新
「革新的技術戦略」(平成20年5月19日総合科学技術会議決定)において、大学と教育委員会との密接な連携により、理数教科で指導力と能力があり、各学校や地域の理数教育指導において中核的役割を果たす小中学校教員の養成が提言されています。
また、小・中学校理科教育に関する調査注1)において、理科の指導が苦手であると感じている教員や理科の実験・観察に係る知識・技能が低いと感じている教員の割合が高いという結果が出ています。
これらの状況を踏まえ、「理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー 注2)養成拠点構築事業」では、優れた教育実践を行い、理数教育に関する地域の研修会 などで中心的な役割を果たす小中学校教員コア・サイエンス・ティーチャーの養成と、その活動を通じて、小・中学校教員の理数教育における指導力向上を目指します。
注1:H.20小学校理科教育実態調査集計結果(速報)および1:H.20小学校理科教師実態調査集計結果(速報)
注2:以下CST
お茶の水女子大学では、理科が好きで得意な小学校教員と理学部出身の大学院生を指導力と教材開発力に優れた小・中学校教員に育てるために、CST副専攻を立ち上げます。当プログラムを受講することにより、今後地域の理科教育リーダーとなって、理科教育を改善できる人材を養成することを目指します。