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2024年10月21日更新
日本のこどもたちの多くは、理科に関する興味・関心が低く、理科を勉強しても役に立たないと考えています。そのような、いわゆる「理科離れ」を改善するためには、子どもたちが日常生活の中で理科的な現象に触れる機会を増やすこと、また理科授業の質を向上させることが必要です。
平成19年度から放課後の小学校に「放課後子ども教室」が設けられています(文部科学省・放課後子どもプラン推進事業)。学習アドバイザーが、放課後の子どもたちに勉強や文化活動を指導しています。
同時期に「理科支援員制度」が設けられ、理科支援員が授業中に実験の手伝いをしたり、理科準備室の整備などを行っています。
学習アドバイザーには、楽しくて生活にも関連のある理科の実験を、理科支援員には小学校理科の教科書の実験を各々きちんと身につけてもらうことで、理科離れの改善を多方面から図ることができます。これら小学校の理科教育を支援する人材を養成するために、お茶の水女子大学では3つの理科教育支援者養成コースを開講してきました。
このたび、更に新しく社会人のニーズを広く調査したところ、科学塾の指導者養成コースが求められていることが判明し、すでに「社会人の学び直しニーズ対応プログラム(~H22.3)」で開発した『理科学習アドバイザー』コンテンツに追加し、H22年度より『科学実験塾指導者~基礎~コース』を併せてお茶の水女子大学「公開講座」として開講いたします。
お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーション研究所は、お茶の水女子大学の公開講座として以下の「理科教育支援者養成プログラム」を開講します。
各コースを受講後、検定試験を受検され合格されますと、お茶の水女子大学より認定証を発行します。
文部科学省の委託を受けた「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」の採択課題である<理科教育支援者養成事業>は平成22年3月をもって終了いたしましたが、引き続き国立大学法人お茶の水女子大学による公開講座として開催いたします。
「大学発教育支援コンソーシアム」プロジェクトにより開講しました「理科支援員コース」の講習は平成23年7月をもって終了いたしましたが(平成22年12月、平成23年2月実施)、引き続き 国立大学法人お茶の水女子大学による公開講座として開講いたします。