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2019年12月14日更新
12 月 14 日(土曜日)に第3回学修プログラムを行いました。 学修プログラムでは、学修プログラム委員会が相談して講演テーマを考え、講師の先生をお招きしてご講演頂いています。前半は講演会、後半は講義で学んだ内容をもとにグループでの話し合いを行いました。
今年度第3回目のテーマは『私たちの成長と経験に隠れる発達心理学』でした。文教育学部の菅原ますみ先生にお越し頂き、主に子どもの頃の養育環境はその後の人生にどう影響していくのかについてご講演頂きました。子どもの成長においてどのような養育環境が必要となるのかを発達段階に沿って考えることが出来ました。また、現代の日本が抱える「虐待」や「貧困」といった課題について基礎的なことを学習しました。
講演後は、各グループで話し合いを行いました。講演内容を踏まえ、各成長段階の子どもに対してどのように関わるべきか、どのように教育するべきかについて考え、話し合った内容をスライドにまとめて発表しました。各グループから色々な意見が挙がり、他のグループの発表を聞く過程で新たな視点に気づくことも多く、さらに学びを深めることが出来ました。
今回で今年度の学修プログラムは終了です。来年度も大学での学習とは異なる学びの場として、学修プログラムを通じて、一つのテーマについて自分たちで興味を持って学ぶ楽しみや寮生同士が交流を深めながら学ぶ喜びを実感できる機会として活用したいと考えています。
(文責: SCC広報)