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2023年度サマープログラム開催報告

2023年10月3日更新

本学のサマープログラムは、新型コロナ感染症ウィルス感染拡大を受け、2020年よりオンラインによる実施を継続してきましたが、2023年度は、4年ぶりの対面での開催となりました。

実際には、過去3回実施してきたオンラインによるサマープログラムの経験を生かし、海外学⽣と本学学生が協働して取り組むプロジェクトワークについては、渡日前(7月1日~18日)の期間に、オンラインでセミナーを実施しペアワークを開始いたしました。渡日後には、対面での授業とグループワークを実施しました。また、⽇本語学習者のためのJapanese Language Course(開催11年目)でも、7月1日から渡日までの間に、オンラインで日本語会話パートナーとのバディ活動が実施されました。7 ⽉24 ⽇からは、Japanese Language Courseの授業及び、英語によるSubject Based Course(開催13年目)の授業が始まりました。海外協定校生計59名(14の国と地域、19校)、英語による授業参加者44名、サマープログラム運営委員57名の計160名が参加しました。

全体

Japanese Language Courseでは、都内一日観光を各自で行い、最終日に発表を行いました。
Subject Based Courseでは、 “Gender, Globalization and Diversity in Contemporary Japan”、“Advances in Natural Sciences”、及び“Japan Society and People : Insights on Some Selected Contemporary Challenges” の3つのサブコース別に集中講義が行われました。また、Project Work Courseでは、多国籍の学生がチームを組んで、各国における教育実践をもとに、その国や地域、コミュニティで育まれてきた文化的アイデンティティを他国と比較しあい、自国の文化について学びあう機会となりました。

プロジェクトワークコースの一環として、サマープログラム特別講演会、NHK国際放送局長田中淳子氏による”What defines a global leader?” 筑波大学教授キャロライン・F・ベントン氏(元筑波大学副学長)による”Navigating the Ever-changing Global World”が開催され、グローバルリーダーシップについて参加者各々が見識を深めました。その他、課外活動としての文化イベント「狂言ワークショップ」、「浴衣体験」、「制服」をテーマにした附属中学校との共同イベント(附属中学生51名参加)を開催し、日本文化について学びました。

本学学生のボランティア組織サマープログラム運営委員の企画運営による開講式、オリジナル・キャンパスツアー、歓送迎会、巻きずし体験、川越一日ツアーと閉講式が実施されました。その他、ハンドブック制作や留学生向けに便利なウエブサイトを集めたアプリを提供したり、渡航前からオンラインでバディ活動をしたり、活発な国際交流活動をすることができ、好評のうちに幕を閉じました。

  • 琴(歓迎会)
  • 巻きずし(学生イベント①)
  • 川越1(学生イベント②)

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