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国立の女子大学として女性研究者を多数養成・輩出してきたお茶大、私立大学として工学系人材の養成・輩出に力を注いできた芝浦工大、世界トップレベルの研究機関であるNIMSの3機関が協働・連携し、国内における「工学系の女性研究者比率の向上」という困難な課題に挑みました。さらに、学部学生から上位職研究者までを対象に、新しい「工学系女性研究者比率向上の好循環モデル」を構築し、教育・研究機関や企業・自治体への波及と普及を目指し、以下の取組を実施しました。
① 工学系分野に関心を持つ女子中高生の増加
② 工学系分野の研究を深めたいと思う女子大学生の増加
③ 工学系分野の研究者を目指す女子大学院生の増加
④ 工学系分野の研究者として上位職を目指す若手女性研究者の増加
⑤ 次世代の育成に携わる上位職女性研究者の増加
⑥ 研究力と研究者の質(クオリティ)を高めるためのシステムの構築とモデルの作成
詳しくはこちらをご覧ください。 http://www.cf.ocha.ac.jp/igl/renkei/(新しいウインドウが開きます)
本学が、2006-2008(平成18-平成20)年度まで文部科学省 科学技術振興調整費の採択を受け取り組んできた「女性研究者支援モデル育成」事業での活動内容は以下のとおりです。
課題名:女性研究者に適合した雇用環境モデルの構築
1.子育て中の女性研究者に対する研究補助者配置
2.メンター制度の導入
3.「9時-5時体制」の徹底化
4.学内保育所の充実と隣接する独身寮の整備
5.女性研究者支援「情報バンク」の設置
6.ロールモデルによる理工農系を目指す若い女性研究者の啓発及び活動のDVD化
7.女性研究者支援と意識改革の試みの有効性と実行可能性検証と、他研究機関への波及
活動内容の詳細は女性研究者支援モデル育成事業 旧COSMOSホームページ(新しいウインドウが開きます)をご覧ください。