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2025年4月21日更新
暑い季節を迎えています。熱中症は炎天下で発生する症状と思われがちですが、高温・多湿の状況であれば屋内でも十分に起こり得ます。
4月~5月にかけては、身体が暑さになれていないため、真夏の酷暑のような暑さでなくても熱中症を発症することがあります。
暑さに慣れるよう「暑熱順化(新しいウインドウが開きます)」を行いましょう(厚生労働省)。
環境省熱中症予防情報サイト 熱中症の予防方法と対処方法 環境省 (env.go.jp) (新しいウインドウが開きます)
熱中症予防のための情報・資料サイト 厚生労働省 (mhlw.go.jp) (新しいウインドウが開きます)
日陰を歩く、帽子の着用、日傘の利用
吸水性、吸湿性、揮発性に富んだ繊維、服。クールビズ、
水、お茶、スポーツドリンク、味噌汁
梅雨時など高湿度の気候の変化に注意しましょう。身体がまだ暑さに慣れていない 時期は要注意です。
欠食、睡眠不足、風邪、体調不良、生理など
適切な時間に適切な休憩時間をいれましょう。 休憩時には冷タオルで首筋を冷やしたり、衣類を緩めることも大切です。
• 漫然な使用を避け、蚊、ブユ(ブヨ)等が多い戸外での使用等、必要な場合 にのみ使用すること。
• 小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以 下の回数を目安に使用すること。小児の場合、手,目の周り,口とその周りには使用しないこと。
対象年齢 | 用法・用量 |
6か月未満の乳児 | 使用不可 |
6か月以上2歳未満 | 1日1回 |
2歳以上12歳未満 | 1日1~3回 |
発生源 | 種類 | 症状 |
細菌 | 腸管出血性大腸菌(O157)、カンピロバクター、リステリア、 その他の細菌(サルモネラ、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、ウェルシュ菌、セレウス菌、ボツリヌス菌など) |
悪寒、発熱、嘔吐、腹痛、下痢など |
ウィルス | ノロウィルス、E型肝炎、A型肝炎 | ノロウィルス(11-2月に7割が発生) ウイルスが体に取り込まれてから半日から2日の潜伏期間を経て、嘔吐の後、水様性下痢。、2日ほどの経過で回復に向かう E型肝炎 ウイルス感染後、15~50日間(平均6週間)の無症状期間後、急な発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気・嘔吐、数日後に黄疸 A型肝炎 2~6週間(平均4週間)の潜伏期間を経て、発熱や全身倦怠感、腹痛、吐き気・嘔吐、下痢、食欲不振、黄疸、尿の色が濃くなる、便が白くなるなど(若年者は無症状のケースもあり) |
動物性 自然毒 |
フグ、二枚貝(貝毒)、巻貝(キンシバイなど)、 | フグ フグ毒(テドロトキシン)により神経と筋肉に作用し身体の麻痺 二枚貝 麻痺性貝毒:手足のしびれや頭痛など 下痢性貝毒:嘔吐や下痢の症状 |
植物性 自然毒 |
毒キノコ、有毒植物(水仙、ジャガイモなど) | ジャガイモ ソラニンやチャコニン(カコニン)は天然毒素の一種で、ジャガイモの芽や緑色になった部分に多く含まれ、これらを多く含むジャガイモを食べると、吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまいなど クサウラベニタケ 食後20分~1時間程度で嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の中毒を起こす 唾液の分泌、瞳孔の収縮、発汗などの中毒症状も現れる カエンタケ(自然の多い公園にも自生しています。絶対に触らないようにしましょう) カエンタケは触れるだけでも炎症を起こし、食べると死亡事例あり |
化学物質 | ヒスタミン(ヒスチジンを多く含むマグロ、カジキ、カツオ、サバ、イワシ、サンマ、ブリ、アジなどの赤身魚及びその加工品) | 食べた直後から1時間以内に、 顔面、特に口の周りや耳たぶが紅潮し、頭痛、じんましん、発熱など |
寄生虫 | クドア(生食用生鮮ヒラメ(ヒラメのお刺身等) )、 アニサキス(アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生 |
クドア 食後数時間程度で一過性の嘔吐や下痢を呈し、軽症で終わる症状が特徴 急性胃アニサキス症食後数時間後から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐 急性腸アニサキス症 食後十数時間後から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状 |
引用:厚生労働省_健康・医療_食中毒 (新しいウィンドウが開きます)