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【オンライン】12/19国際シンポジウム開催のお知らせ

2020年12月4日更新

12/19国際シンポジウム

「女性リーダーがSDGsに向けて果たす役割 ―アジアの市民社会と国際教育から」
Women’s Leadership and its Role for SDGs: Approaches from Asian Civil Society and International Education

20201219国際シンポジウムポスター
PDFはこちら

「今、世界のいたるところでリーダーシップが問題となっている。新型コロナウィルスの感染拡大や環境問題、社会的な分断が世界規模の課題となり、以前にも増して優れたリーダーシップとは何かが問われることが多くなった。他方、SDGsという共通の目標を得たことで国の発展の度合いに関係なく、世界が進むべき未来の在り方の合意形成が進み、派生してジェンダー平等の実現や質の高い教育の提供をはじめ、共通の課題を乗り越えるために女性リーダーが果たす役割について、それぞれの立場からそれぞれの共同体としての議論が可能となった。とはいえ、女性リーダーという考え方がそもそも意味するところは必ずしも明確ではない。女性がリーダーとして果たすべき役割はどのように考え出され、どのように求められ、それをどう引き受け、どう変えていけばいいのか。タイ、フィリピン、日本、韓国といった現代アジア諸国におけるさまざまな社会的局面における女性リーダーの立ち上がる様子を論じることで、新たな見地を築こう。」

日時:2020年12月19日(土) 15:00-17:30(日本時間)
オンライン開催:Zoom Webinar  申し込みはこちらから(12月16日(水)12月18日(金)17時締切
使用言語:英語(同時通訳あり)
対象:どなたでもご参加いただけます(事前申込制)

開会挨拶
佐々木泰子 [お茶の水女子大学理事・副学長、グローバルリーダーシップ研究所 研究所長]
登壇者 発表タイトル
チャニタ・ラックポラムアン
[サイアム大学(タイ)副学長]
“Women’s Leadership and their Roles in Sustainable Development”
ウィーナ・へラ
[フィリピン大学セブ校副総長・同大准教授]
“Women’s Leadership in Philippine Governance: Paths, Spaces and Practices that Mattered for Sustainable Development”
小林誠
[お茶の水女子大学教授、グローバルリーダーシップ研究所副所長]
“How Is Women’s Leadership Conceptualized and Developed in Japan?”
コメンテーター
趙成南[梨花女子大学校(韓国)名誉教授]
モデレーター
岡村利恵[お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所 特任講師]

登壇者紹介

■チャニタ・ラックポラムアン[サイアム大学(タイ)副学長]
サイアム大学副学長(教育開発担当)・同大教育大学院部長、チュラロンコン大学名誉教授。チュラロンコン大学教育学部長を経て現職。タイ大学女性協会会長及びタイ全国社会福祉協議会理事に選出。アジア比較教育学会(Comparative Education Society of Asia)の会長をこれまでに2度務める。ミシガン州立大学で教育学博士号を取得。専門は教育学。

■ウィーナ・ヘラ[フィリピン大学セブ校 副総長・同大准教授]
フィリピン大学セブ校副総長(管理部門担当)・同大准教授。フィリピンや東南アジアの官僚制や市民参加、地方政治と中央政治の関係、移民のジェンダー分析、災害リスク、持続可能性について多くの論文を発表。2009年に名古屋大学で国際開発学博士号を取得。2018年に持続可能な開発における女性のグロ・ブランドランド賞を受賞。専門は政治学。

■小林誠[お茶の水女子大学教授・グローバルリーダーシップ研究所副所長]
お茶の水女子大学教授・グローバルリーダーシップ研究所副所長。研究分野は国際関係論、平和学、政治学。現在の研究テーマは、グローバル化時代における国家権力の変容。『統合と分離の国際政治経済学』(2004年、ナカニシヤ出版)、『グローバル文化学』(2011年、法律文化社)などの共編著書のほか、『平和を考えるための100冊+α』(2013年、法律文化社)、『「国際政治学」は終わったのか 日本からの応答』(2018年、ナカニシヤ出版)などに執筆。

■趙成南[梨花女子大学校(韓国)名誉教授]
梨花女子大学校名誉教授。梨花リーダーシップ開発院長。ハワイ大学博士(社会学)。研究分野は家族、高齢化、医療保険制度。代表的な著書は『高齢者ブーム世代:来たる高齢化社会に向けて』、『米国の韓国人』、『韓国における中絶』、『質的調査方法論』。また、韓国の学会において、韓国社会科学協議会副会長、韓国女性教授連合会会長、韓国社会学会会長などを歴任。

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