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2022年11月22日更新
政府をはじめとする女性活躍推進の取組を背景に、日本の上位職に占める女性の割合は増加傾向にありますが、いまだ諸外国と比べると、その水準は極めて低いと言わざるをえません。一方で、コロナ禍のような危機的状況においても、女性も男性と同じように効果的に組織を率いることができるということを世界中の女性リーダーたちが証明する姿を目にしました。
今日、女性のリーダーシップへの関心の高まりとともに、女性の上位職への登用を阻む見えない障壁、いわゆる「ガラスの天井」についての認識も深まりつつあります。本シンポジウムでは、「ガラスの天井」の先にあるもうひとつの問題を取り上げます。2000年代初頭、ミッシェル・ライアン教授とアレックス・ハスラム教授は、組織が困難な状況にあるときほど、男性よりも女性がトップ・マネジメントに抜擢されやすい傾向があることを明らかにし、この現象を「ガラスの崖」と名付けました。言うまでもなく「ガラスの崖」が発生する状況というのは、女性リーダーを育成する上で好ましいとは言えません。
お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所は、ライアン教授を含むこの分野で著名な研究者をお迎えして「ガラスの崖」という問題に迫ります。この現象がなぜ起こるのか、そして、乗り越えるための戦略は何か。女性リーダー育成に関わる重要な議論へ是非ご参加下さい。
日時 |
2022年12月23日(金)16:40~19:00(JST) |
開催方式 |
ハイブリッド開催:対面(お茶の水女子大学共通講義棟2号館201室)もしくはZoom Webinar |
対象 | 本学学生・教職員・一般(要事前申込) |
申込 | 対面での参加をご希望の方はこちらから(申込は終了しました。) オンラインでの参加をご希望の方はこちらから(申込は終了しました。) |
使用言語 | 日本語・英語(日英同時通訳あり) |
共催 | グローバルリーダーシップ研究所(IGL)、ジェンダー研究所(IGS) |
問合わせ先 | グローバルリーダーシップ研究所 info-leader@cc.ocha.ac.jp |
開会挨拶(16:40-16:45) | |
戸谷陽子[お茶の水女子大学 教授/ジェンダー研究所 所長] |
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登壇者紹介(16:45-16:50) | |
小林誠[お茶の水女子大学 教授/グローバルリーダーシップ研究所 研究所長] | |
発表(16:50-18:30)各30分(詳細はこちらをご覧ください。) | |
ミッシェル・ライアン[オーストラリア国立大学 教授] | 「『ガラスの崖』とは?―高リスクにおける女性リーダーの役割」 |
小久保みどり[立命館大学 教授] ※オンラインでの登壇 | 「危機の時のリーダーの選択―『ガラスの崖』と作動性リーダー」 |
ヘレン・ピーターソン[エレブルー大学(スウェーデン) 教授] | 「『ガラスの崖』は越えられる? スウェーデンの高等教育における女性リーダー」 |
コメント(18:30-18:40) | |
岡村利恵 [お茶の水女子大学 グローバルリーダーシップ研究所 特任講師] | |
質疑応答(18:40-18 :55) | |
司会&参加者 | |
閉会の挨拶(18 :55-19 :00) | |
石井クンツ昌子 [お茶の水女子大学 理事・副学長/グローバル女性リーダー育成研究機構長] |
司会 大橋史恵 [お茶の水女子大学 ジェンダー研究所 准教授]
» 20221223国際シンポジウムポスター(PDF形式 1,603キロバイト)
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