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春から夏の臨海実習

2016年8月23日更新

ガイダンス

実習を始める前に、センターに滞在の際の諸注意と、津波の時の避難経路などを確認します。
ガイダンス

ウニの発生実験

  • 午後に開始する場合、まず、ウニの発生実験から始まります。
  • 夏はムラサキウニやタコノマクラを使います。 
    ムラサキウニタコノマクラ
  • 塩化カリウムで刺激すると卵や精子を放出します。
  • 卵と精子を混ぜることで、簡単に受精を観察できます。
    受精卵
  • 受精後、1時間ほどで第一卵割を観察できます。夕食までに4回卵割した16細胞期まで観察します。
  • 実習二日目には、泳ぎだした胞胚や原腸の陥入を観察します。
    原腸胚
  • 実習三日目には、餌を食べられるようになったプルテウス幼生を観察します。
    幼生
  • さらに、センターで飼育している成長した幼生や、稚ウニへの変態を観察します。
    後期幼生稚ウニ

夜間採集

  • 夕食後、近くの漁港の岸壁で夜の採集をします。
  • レバーなどを入れた瓶を沈め、ウミホタルを採集します。
    ウミホタル 電気で刺激したウミホタルの発光
  • 集魚灯に集まってくるプランクトンや魚を採集します。

磯採集

  • 干潮時の海岸でいろいろな動植物を採集します。
    磯採集磯のヒジキ
  • 実習室に持ち帰り、図鑑で名前を調べたり、形態や行動を詳しく調べます。
    実習室で同定作業

プランクトン採集・ドレッジ採集

  • ボートで沖合に出て、ネットを引いてプランクトンを採集します。
    ボートで採集プランクトンネット
  • 顕微鏡で観察すると、大小さまざまなプランクトンを観察できます。
  • 金属の枠に網をはった道具をボートで引いて、海底の泥を採集します。
    ドレッジ1ドレッジ3ドレッジ2
  • ふるいに残った砂や礫の中から生き物を探し出します。
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