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2024年6月17日更新
SDGsの実践活動を統合する拠点として、SDGs教育・研究プログラムを企画実行し、地域社会・民間企業・各種機関と連携し、社会全体でSDGsの達成を推進していくための人材養成を行います。
私たちは、お茶の水女子大学で行うSDGsを「OCHA-SDGs」と名付けました。このSDGs推進研究・活動のキーワードは「生活者」です。SDGsの実現には長期的な視点のもと、生活者一人一人が足元から着実に推進していくことが重要です。
まずは、食品ロスや資源リサイクル、エコシステムや行動科学、消費者教育といった身近なテーマから、SDGsに関心の高い学生委員と一緒に、生活者起点から持続可能な社会への貢献を目指した研究・活動を推進します。
SDGsとはSustainable Development Goals(サステナブル・ディベロップメント・ゴール;持続可能な開発目標)を表します。2015年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択された2030年までによりよい世界を目指す17個の目標と169の具体的行動からなります。地球上の「誰一人取り残さない」という理念のもと、開発途上国と一緒になって先進国自身も積極的に取り組んでいます。
<https://www.timeshighereducation.com/impactrankings>
イギリスの高等教育関連情報誌Times Higher Educationが、世界の大学が社会課題にどう取り組んでいるかを国連のSDGs(持続可能な開発目標)の枠組みを使って見える化したものです。2019年から開始され、昨年度(2023年度)は115か国1,705校、日本からは91大学が参加しました。
17のSDGsゴールから4つ以上を選択し(「SDG17パートナシップで目標を実現しよう」は選択必須)、SDGsに関連する指標やエビデンスを入力します。お茶の水女子大学では2022年度に初めてエントリーし、2023年度で2回目のエントリーになりました。
2023年度の結果が2024年6月に発表されました。お茶の水女子大学は前年度に引き続き、SDGs Goal5 Gender Equality (目標5 ジェンダー平等を実現しよう)で国内1位を獲得しています。
(Top universities for championing gender equality in 2024 | Times Higher Education (THE))