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2024年12月3日更新
学生・キャリア支援センターでは、令和6年度新入生(学部)とその保護者を対象に「新入生の生活に関する調査」を実施しました。この調査は、本センターが平成23年度から実施している「新入学生(学部)とその保護者を対象に実施した調査」の令和6年度版です。
調査内容は、出身高校、家族、卒業後の進路志望、学生生活の経済的基礎、学生支援活動への期待(新入学生対象調査)、家計支持者の職業、世帯年収、学歴、学生支援活動への期待(保護者対象調査)など多岐にわたるもので、いずれも、大学生活の基盤や大学へのニーズを明らかにすることによって、本学の学生・キャリア支援活動をより効果的に実行するための基礎資料として活用することを目的としています。
令和6年度入学者のうち、新入生自身への調査では84.1%、新入生の保護者への調査では82.9%の方々から、調査の返送および分析許可を得ることができました。報告書はTeaPotからPDF形式でダウンロードいただけます。https://teapot.lib.ocha.ac.jp/records/2004670
1. 調査に回答した新入生の89.0%が「受験時にはお茶大を第一志望」である(p.9)
・ 受験時には本学を第一志望としていたと回答した割合は、調査開始以降8 割を下回ったことがない。従来は学部によって差がみられたが、本年度はすべての学部で8 割を上回った。
2. 「大学の授業」を頑張ろうと考えている割合は97.9%と、例年同様非常に高い(p.13)
・ この1年で頑張ろうと思う活動(複数回答)について、「大学の授業」と回答した割合が97.9%と新入生の授業に対する意欲は例年通り高い(p.13)。一方で「授業や単位」が心配と回答した割合は68.0%、「授業についていけるか」不安に感じている割合は78.0%と高い(p.17)。
3. 卒業後の進路は民間企業就職希望と大学院進学希望が半々程度(p.19)
・ 卒業後の進路希望(複数回答)は、民間企業への就職希望者が最多(57.5%)。一方、「教師などの専門職希望者は2 割を下回っている。
4. 学生寮の認知と入寮希望(p.43)
・ 新入生の学生寮への認知度(80.0%)は高い水準をキープ。保護者の学生寮への認知度(73.6%)は過去最高。保護者の入寮希望度(35.9%)は昨年度よりやや低下。
・ 音羽館は希望度と新入生の認知度が低下したが保護者の認知度が上昇。お茶大SCC は認知度が低下したが希望度は上昇。小石川寮は新入生の希望度が低下したが認知度と保護者の希望度は上昇。
5. 「みがかずば奨学金」の認知度の回復(p.52)
・ 新入生と保護者の奨学金制度全体への認知度が全14 年間で最も低い。「みがかずば奨学金」の認知度は再び上昇傾向。