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IGLセミナー「『自分らしさ』に囚われない―踊る尼のメキシコ・サバイバル―」開催報告

2024年12月3日更新

横尾氏写真

「やりたいことがわからない」、「結婚や育児を考えるとキャリアプランが立たない」と悩む女子大生は多く、悩んでいる間にも時間はどんどん過ぎていく。そんなときは、からだの声に耳を傾け、自分の中の「野生」を目覚めさせましょうと横尾氏はいいます。無理に自己肯定感を高めたりする必要などなく、どんな人でありたいかという「誓願」を立て、あとは雲の如く、水の如く、流れに乗れば自ずとチャンスが広がるとも説きます。セミナー開始直前の会場では、メキシコ国立自治大学との共同制作動画の上映があり、絵の具を頭からかぶるパフォーマンスの様子が披露されました(動画『DHUKHA』はこちら)。

全体写真
 

また、在墨邦人向け雑誌の連載記事から、ジェンダーに関連したご自身のエッセイの配布もありました。講演では、お子さんと共に実演中のもの、身を乗り出して聞き入る南米の子供らに囲まれ紙芝居上演中のもの、袈裟をまとって結婚式を授ける様子のもの等々、満面に笑みを浮かべた人々の写真を数多く見せていただき、エピソードを力強く語っていただきました。終了後は、時間の捻出方法等、多くの質問が寄せられ、横尾氏からは丁寧な回答が得られました。事後アンケートでも、パワフル、刺激を受けた、ものすごいエネルギーをいただいた、充実した時間だった等の感想が寄せられました。

文責:洲崎圭子(グローバルリーダーシップ研究所 研究協力員)

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