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特別研究員制度

2020年10月23日更新

みがかずば研究員

女性研究者のための研究継続奨励型「特別研究員制度」
(通称「みがかずば研究員制度」)の創設

本学では2012(平成24)年度より、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ女性研究者の養成・確保に資するため本学独自の特別研究員(呼称:みがかずば研究員)制度を導入しました。
すぐれた女性研究者の継続的な研究活動を支援するともに、女性研究者が研究中断後に円滑に研究現場に復帰する機会を提供します。

公募・求人情報はこちら(新しいウインドウが開きます)

みがかずば研究員 採択後の進路

みがかずば研究員採択年度 2015年度
(平成27)
2016年度
(平成28)
2017年度
(平成29)
2018年度
(平成30)
2019年度
(令和元)
採用人数 12 14 13 11 13
みがかずば研究員(継続) 7 7 3 6 3
任期の
定めの
ない
ポスト
国公立
大学
教授
准教授
講師
助教
その他
私立
大学
教授
准教授 1 1
講師 1
助教 1
その他
その他 1(講師)
任期の
定めの
ある
ポスト
国立大学 1(助教) 1(講師) 1(助教)
私立大学 1(助教) 2(講師)
研究員 1 1 1
1(RPD)
1(PD)
その他 1(RF) 1(RF) 2(RF)
1(AF)
その他 2 5 7 2

RF:リサーチフェロー
AF:アソシエイトフェロー

これまでのみがかずば研究員 採択後の進路

2020(令和2)年度 みがかずば研究員

氏名 専門分野 研究内容
平田 麻里子 人文学/史学/服飾史

キーワード:洋服、仕立て業、外国人居留地、近代日本、清国

「近代日本における洋服仕立て業の構造と展開」について、「もの(衣服)」と「人(製作者・着用者)」と「技術(裁断・縫製)」の観点から多様な史料に基づき研究を進めています。とりわけ、洋服仕立て業が芽生えた外国人居留地において、清国人が同業を営むとともに日本人に技術を教授した点に着目し、その歴史的な位置づけを明確にしたいと考えています。

花形 美緒 家族社会学、家族関係学、家庭科教育学

キーワード:母親役割、子どもの離家、子どもの生活自立

母親役割のうち、「子どもに生活自立を促す」「子どもに学習を促す」という役割に着目し、子育てを通した母親役割の移行について、特に子どもの自立後における母親役割意識の減少や生活変化の研究をしています。さらに最近では、子どもの生活自立を高めるために、母親が学校教育や家庭科における学びに何を期待しているのかについて、研究を進めています。

大江 平和 中国近代史

キーワード:中華民国期,児童福祉,慈善事業

伝統的な慈善事業から現代に通じる社会福祉事業への転換期にあたる1920年代中国の児童福祉について、比較研究を進めています。すでに解明した当時の北京における児童福祉施設の財務状況をふまえて、上海・南京についても、社会福祉事業への転換の実態を分析し、その特質と意義を明らかにします。これらの都市部の比較研究を通して、地域の多様性に即した児童福祉のあり方の解明を目指します。

相川 頌子 家族社会学、ジェンダー

キーワード:男性性、男性の家事・育児

男性性が男性の家事・育児遂行へどのような影響を与えているのかについて研究を進めています。具体的には、属性と志向する男性性との関連、男性性規範がどのように個人に影響を与え家事・育児遂行につながるのか計量的な手法を用いて分析しています。男性性のなかでもとくに注目しているのが、欧州のジェンダー政策においてキーワードとなっているケアする男性性(Caring Masculinities)です。

木村 未和 家族社会学

キーワード:子ども,消費者教育,福祉

本研究は<消費者としての子ども>像に着目する。近年、消費者市民社会の形成を謳い国の政策として学校教育や家庭教育における消費者教育が積極的に推進されている。しかし、その内実は「消費者トラブル」や「投資」への言及が中心であり、消費者の権利や人権に配慮したインクルーシブな社会形成が強調されているとは言い難い。そこで、資料分析をつうじて子どもに向けた消費者教育と福祉との関係について検討する。

佐藤 香寿実 地域研究、人文地理学

キーワード:宗教差別、ライシテ、イスラーム、ストラスブール

フランスにおけるムスリムの社会的統合をめぐる問題に関心を持っています。特にストラスブールでフィールドワークを重ね、モスクや墓地といった具体的な場所の生成をめぐる諸実践について検討してきました。これに加えて現在は、イスラームの「過激化」が重大な関心事となっているフランスの現況に鑑み、「過激化」に関する言説や政策がもたらす社会的影響について分析しています。

竹家 一美 社会学、ジェンダー/セクシュアリティ研究

キーワード:男性不妊 男性性 夫婦関係

私はこれまで、泌尿器科で不妊治療を受けた男性とその妻の語りを分析し、男性不妊をめぐる当事者の経験を考察してきました。その結果、現代日本における男性不妊は、セクシュアリティの問題というよりもむしろ、夫婦関係の問題として位置づけられることが示唆されました。現在は、その結果を起点として、不妊当事者の支援につながり得る、実践的ないし政策的方策を検討しています。

中村 瑛海 植物細胞生物学

キーワード: 植物にユニークな膜交通制御の分子基盤

細胞は、生物を形作る重要な基本ユニットで、細胞内で正しくタンパク質や脂質を配置することで機能を発揮する。この仕組みは「膜交通」と呼ばれており、真核生物に普遍的な生命現象である。一方で、植物は、他の生物とは異なる膜交通制御の分子基盤を構築していると考えられることから、私は、この植物にユニークな膜交通制御の仕組みと、役割の理解を目指して、研究に取り組んでいる。

佐々木 満実 中国古代史

キーワード:古代中国、婚姻、家族、法制

秦漢時代の「家族」について研究しています。とくに「家族」が如何にして成立したのかという問題に関心を抱いており、現在は「家族」関係の成立に影響を与えた当時の法制度の検討を中心に行っています。簡牘資料に見える「家族」関連の制度を収集・分析・再構築する作業を通じ、秦代から漢代にかけての「家族」、及びその変遷を明らかにしていきたいと考えています。

洲崎 圭子 文学、ジェンダー

キーワード:女性作家、移動、ラテンアメリカ、比較文学

スペイン語圏の女性作家を中心に、自らの意志で海外を往来し、移動や移住を経験して多言語で執筆する作家の作品傾向を探っています。彼女たちの作品に表れた言語やジェンダー、人種、ナショナリティの境界に関する表象の特徴を分析、考察することをつうじ、一国の文学にとどまることのない文学研究のありかたを検討しています。

竹田 恵子 ジェンダー研究、芸術の社会学

キーワード:ジェンダー、芸術、表象、社会調査

ジェンダー/セクシュアリティをめぐるアイデンティティの形成における芸術の機能についてである。具体的な対象は、90年代京都におけるエイズをめぐる社会/芸術運動と芸術家・古橋悌二、パフォーマンス・アート《S/N》(1994年初演)を対象とした調査を行った。10年以上に渡るインタビューと参与観察を行い、2020年7月に単著を出版した。

宝月 理恵 医療社会学、医療の社会史、近代衛生史

キーワード:療病経験、大正・昭和初期、感染症

近代日本において人々がどのように衛生知識や衛生規範を受容し、経験したのかについて研究を進めてきました。ここでいう衛生とは、近代国家の統治術として捉えられるものであり、身体の規律化論や主体化論の問い直しを目指してきたと言えます。今後は、大正から昭和戦前期を対象に、感染症に対する人々の療病行動についての研究を通して、病む者の経験とその社会的背景を考察しようと考えています。

本山 央子 ジェンダー研究、国際関係論、安全保障研究

キーワード:ジェンダー、安全保障、外交

近年、多くの国が外交政策においてジェンダー課題を掲げるようになっている状況を踏まえ、国際社会における主要な「先進国」のひとつとしての日本のアイデンティティの構築および「国益」の追求においてジェンダーが果たす役割について明らかにし、また、国内における保守的なジェンダー秩序との矛盾が統制されるあり方について明らかにするため、1970年代以降の日本の外交政策におけるジェンダー課題の実践を検討する。

これまでのみがかずば研究員

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