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特別研究員制度

2023年4月18日更新

みがかずば研究員

女性研究者のための研究継続奨励型「特別研究員制度」
(呼称「みがかずば研究員制度」)の創設

本学では2012(平成24)年度より、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ女性研究者の養成・確保に資するため本学独自の特別研究員(呼称:みがかずば研究員)制度を導入しました。
すぐれた女性研究者の継続的な研究活動を支援するともに、女性研究者が研究中断後に円滑に研究現場に復帰する機会を提供します。

公募・求人情報はこちら(新しいウインドウが開きます)

みがかずば研究員 採択後の進路

みがかずば研究員採択年度 2022年度
(令和4)
2021年度
(令和3)
2020年度
(令和2)
2019年度
(令和元)
2018年度
(平成30)
採用人数 12 7 13 13 11
みがかずば研究員(継続) 2 5 2 3 6
任期の
定めの
ない
ポスト
国公立
大学
教授
准教授 1
講師
助教
その他
私立
大学
教授
准教授 1
講師
助教 1
その他
その他 1(講師)
任期の
定めの
ある
ポスト
国立大学 1(講師) 1(講師) 1(講師)
1(助教)
1(助教)
私立大学 1(講師) 1(准教授)
1(講師)
2(講師)
研究員 1 1(PD) 1
1(RPD)
その他 1(RF) 1(RF) 2(RF)
1(AF)
1(RF)
その他 6 1 5 2

RF:リサーチフェロー
AF:アソシエイトフェロー

これまでのみがかずば研究員 採択後の進路

2023(令和5)年度 みがかずば研究員

三浦 尚子
専門分野 人文地理学、精神保健福祉
研究内容

キーワード:コミュニティケア、精神医療、障がい、入管行政、収容所

私は精神科病院の長期在院者や入管収容所に長期収容された外国人など、特定の空間で社会から隔絶され不可視化された身体をもつ者たちへ向かう力の作用と、当事者の主観や主体性の構築過程との関係に関心があります。加えて、私は精神保健福祉士でもあり、フィールドワークで築いたネットワークを生かして現在当事者やサポーターとともに「すべての人が零れ落ちることのない」かつ「柔軟性の高い」コミュニティケアの体制が構築できるよう、日々検討中です。

中川 さやか
専門分野 進化生態学
研究内容

キーワード:キク科、種内多型、花形態、生活史
生物種内の形態的・遺伝的多様性に興味をもち、これらをもたらすメカニズムを明らかにするために研究を行っています。特に、キク科植物ヤマジノギク種群と近縁種カワラノギクの花の形や生活史(寿命・繁殖回数)に着目しています。自生地での生態学的調査を行なっています。また、ヤマジノギク種群・カワラノギクの集団遺伝学的解析を行ない、国内での多様化プロセスの解明を試みています。

髙橋 節子
専門分野 環境心理学、建築学
研究内容

キーワード:物理的環境、相互交渉、発達

私の研究の関心は、人と物理的環境の相互交渉にあります。特に、人と物理的環境が関わることで、物理的環境が人にどのような影響を与えるのか、人の発達をどのように支えるのかに関心を持っています。
現在は、子どものいる既婚女性が自分固有の物理的空間(プライベート空間)を持つことが、彼女らの自立、well-being、自己実現をいかに支えるのかを明らかにすることを目的に、研究をしています。

内藤 章江
専門分野 被服心理学、被服意匠・色彩学
研究内容

キーワード: 被服心理学、被服意匠・色彩学、学校制服、心理的影響、服育

どのような人が、どのような場所で、どのような服を着ると、どのようなイメージが形成され、着用者や周囲の人々にどのような心理的・生理的影響を与えるのか、被服心理学、被服意匠・色彩学の側面から研究しています。現在は学校着用服(学校制服や標準服)が着用者やその周囲に及ぼす心理的影響を明らかにし、服育(衣服を通して豊かな心を育てる教育)に応用する方法を検討しています。

これまでのみがかずば研究員

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