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特別研究員制度

2022年4月22日更新

みがかずば研究員

女性研究者のための研究継続奨励型「特別研究員制度」
(通称「みがかずば研究員制度」)の創設

本学では2012(平成24)年度より、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ女性研究者の養成・確保に資するため本学独自の特別研究員(呼称:みがかずば研究員)制度を導入しました。
すぐれた女性研究者の継続的な研究活動を支援するともに、女性研究者が研究中断後に円滑に研究現場に復帰する機会を提供します。

公募・求人情報はこちら(新しいウインドウが開きます)

みがかずば研究員 採択後の進路

みがかずば研究員採択年度 2017年度
(平成29)
2018年度
(平成30)
2019年度
(令和元)
2020年度
(令和2)
2021年度
(令和3)
採用人数 13 11 13 13 7
みがかずば研究員(継続) 3 6 3 2 5
任期の
定めの
ない
ポスト
国公立
大学
教授
准教授
講師
助教
その他
私立
大学
教授
准教授 1 1
講師
助教 1
その他
その他 1(講師)
任期の
定めの
ある
ポスト
国立大学 1(講師) 1(助教) 1(講師)
1(助教)
1(講師)
私立大学 2(講師) 1(准教授)
1(講師)
研究員 1 1
1(RPD)
1(PD) 1
その他 1(RF) 2(RF)
1(AF)
1(RF)
その他 7 2 5 1

RF:リサーチフェロー
AF:アソシエイトフェロー

これまでのみがかずば研究員 採択後の進路

2022(令和4)年度 みがかずば研究員

氏名 専門分野 研究内容
洲崎 圭子 文学、ジェンダー

キーワード:女性作家、移動、ラテンアメリカ、比較文学

スペイン語圏の女性作家を中心に、自らの意志で海外を往来し、移住を経験して多言語で執筆する作家の作品傾向を探っています。彼女たちの作品に表れた言語やジェンダー、人種、ナショナリティの境界に関する表象の特徴を分析、考察することをつうじ、一国の文学にとどまることのない文学研究のありかたを検討しています。

五十嵐 美香 音楽学

キーワード:発車メロディ、聴取実践、観光

現代日本の日常生活空間に存在する音や音楽は、人間の社会・文化・思考と深く関連を有しています。本研究では、いわゆる「ご当地発車メロディ」を対象とし、その多面的な性質(観光資源/商品性、地域性、公共性)の共存に焦点を当て、ツーリズムやサウンドスケープの議論と関連づけながら検討を行っています。これにより、音/音楽と人間、あるいは音によって構築される人間相互の、多様な関係性の解明を目指します。

門田 園子 近代デザイン史、異文化交流史

キーワード:横浜スカーフ、プリント・テキスタイル、国家・民族の表象

戦後日本で製造、世界中に輸出されていた横浜スカーフを中心としたプリント・テキスタイルについて、デザインの表象から同時代の文化、政治、経済的背景を考察する研究を行っています。プリント・テキスタイルの用途は、服飾用、記念用、スーヴェニア用、宣伝用など多岐にわたっていました。各デザインには、多かれ少なかれ西洋由来の国民国家、民族、伝統が表象化されていたことを検証していきます。

林 亜美 ジェンダー研究、社会政策

キーワード:職業訓練、エンパワーメント、就労支援 

日本における職業訓練の研究を行っています。求職者支援訓練を受講した女性たちのライフヒストリーから、訓練後のキャリア形成、生活や意識の変化について「力(power)」を身につけるプロセスである「エンパワーメント(empowerment)」を分析枠組みとして考察しています。ジェンダー視点から女性への就労支援や職業訓練の課題の解明に取り組んでいます。

三浦 尚子 人文地理学、精神保健福祉

キーワード:コミュニティケア、精神医療、障がい、入管行政、収容所

私は精神科病院の長期在院者や入管収容所に長期収容された外国人など、特定の空間で社会から隔絶され不可視化された身体をもつ者たちへ向かう力の作用と、当事者の主観や主体性の構築過程との関係に関心があります。加えて、私は精神保健福祉士でもあり、フィールドワークで築いたネットワークを生かして現在当事者やサポーターとともに「すべての人が零れ落ちることのない」かつ「柔軟性の高い」コミュニティケアの体制が構築できるよう、日々検討中です。

合澤 典子 健康心理学

キーワード:精神的健康、期待、感情、認知的評価、コーピング

ポジティブな期待や感情の役割に注目しながら、ストレス状況における精神的健康の維持につながる要因やメカニズムの解明を目指しています。日常生活の中で経験するストレス状況の捉え方(認知的評価)や対処のパターンの効果に関心を持っています。経験サンプリング法を用いて、期待や感情が認知的評価や対処の変化に及ぼす影響を明らかにしたいと考えています。

浅井 美峰 日本中世文学、連歌

キーワード:連歌、古注釈、和歌、教育

日本の中世、特に室町時代に隆盛した連歌について、当時活躍した連歌師の作品の古注釈の分析を中心に研究を進めています。連歌を詠むためには和歌や『源氏物語』等の幅広い知識が必要となります。連歌会に参加するために必須の知識や教養を、どのように連歌師が教育・指導し、人々が学習していたのかを可視化し、当時の「一般教養」の在り方を明らかにしたいと考えています。

倉脇 雅子 音楽学、万博学

キーワード:万国博覧会、ウィーン、19世紀、音楽の都

19世紀後半に都市の近代化、株価の暴落、コレラの流行等、大きな社会の転換期を迎えていたオーストリア=ハンガリー帝国の首都ウィーンで開催された万国博覧会における音楽公演の役割を考察することを目的としています。研究では、帝国の行政機関における音楽の位置付け、当時の実業家と音楽家たちの関係、近代都市における音楽の役割等のサブテーマを通じて多面的なアプローチを行います。

高垣 亜矢 日本近世史

キーワード:日本近世史、身分制社会、流通史、対外関係史

近世日本(江戸時代)の皮革流通について研究をしています。各地に残された史料の分析を通して、当時の皮革の流通構造を明らかにし、流通の実態そのものから、近世の身分制および近世社会の特質や変容を捉えることを目指しています。また、江戸時代には、対馬藩を通して、朝鮮から日本へ皮革が輸入されていましたが、その流通の実態についても検討をしています。

兪 昕雯 中国文学

キーワード:漢籍 版画 絵入り本

中国古代の絵入り本について研究しています。とくに、宋代から明代にかけて絵入りの実用書を中心に、書誌学・文献学の視野から、その制作・出版・流布の検討を行っています。日中所蔵の絵入り実用書の書誌情報を蒐集・整理することや、原本調査・文献考証などの作業を通じ、これらの絵入り本の資料的価値や出版文化史における意義を明らかにしていきたいと考えています。

これまでのみがかずば研究員

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