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2024年4月16日更新
本学では、男女共同参画の観点に立ち、2010年度から妊娠中や未就学児養育中、親族の介護や病気看護に携わる学内研究者に、その補助者への謝金を支給する一時支援事業を行っています。
(ただし、途中で支援要件に該当しなくなった場合は、その翌月までとする)
支援対象者要件 | 親族を 介護中 |
親族を 病気 看護中 |
妊娠中 (本人) |
未就学児 養育中 |
小計 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023年度 (令和5) |
男性 | 8 | 8 | 17 | |||
女性 | 2 | 7 | 9 | ||||
2022年度 (令和4) |
男性 | 8 | 8 | 14 | |||
女性 | 1 | 1 | 4 | 6 | |||
2021年度 (令和3) |
男性 | 8 | 8 | 13 | |||
女性 | 1 | 4 | 5 | ||||
2020年度 (令和2) |
男性 | 6 | 6 | 9 | |||
女性 | 3 | 3 | |||||
2019年度 (令和1) |
男性 | 5 | 5 | 7 | |||
女性 | 2 | 2 |
実験・調査の補助、データの入力や整理、データ分析・解析補助、図表などの校正・整形、論文作成補助、情報の検索・収集、研究費申請書類作成補助、学会発表準備補助、翻訳、事務手続き・会計処理、資料整理など。
2023年度前期と後期でそれぞれ異なる補助者に、論文・学会発表資料の校正やデータ整理、情報収集を依頼した。なかなか論文の形式面には時間をかけることができないため、学会の規定を参照してそれに沿っているか確認してもらうのはとても助かった(補助者は大学院生なので、本人の経験にもなっていればちょうど良いかとも思う)。また、あらかじめ依頼することにより、自分でもその日までには完成の見通しを立てるという計画性にも繋がった。調査データの取り扱いには注意が必要だが、研究室で作業してもらうことでデータを持ち出すことなく作業をスムーズに遂行できた。そのおかげで、学会発表まで辿り着くことができた。さらに情報収集に関しても、自分だけではまとまった時間が取りにくいためかなり助けられた。
何度か、子どもの体調不良で何もできない期間(最低限、授業をして会議に出るので精一杯)があった。また昨年度よりも仕事量が増え、なかなか厳しい時期も多かったが、研究をなんとか前進させられたのは研究補助のおかげである。とても感謝している。
(前後期支援、未就学児養育中、女性)
会計処理などの入力作業と実験補助を主に補助者の方にお願いしている。会計処理は毎週1-2時間程度は消費する事務作業のため、補助者にお願いすることで、他の教育・研究業務にさける時間が得られている。また、実験補助については、分析機器の取り扱い経験のある者を補助者に迎えることができたため、機器のメンテナンスや測定条件の検討などをお願いしている。未就学児の子育て中で大学に居られる時間が限られるが、日中の時間をより必要な業務に活用できるため、大変助かっている。
(前後期支援、未就学児養育中、男性)