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2026年5月19日更新
※本案内は、学内関係者向けです。
SDGs推進研究所は、個人研究、学内外の研究者との共同研究、企業や他機関との共同研究などを対象とし、本学のSDGs研究を牽引する研究を発掘し、SDGsに資する研究活動および教育活動を活性化させることを目的とした助成を行っています。
この度、令和7年度に実施した研究助成の成果報告会を2回にわけて開催する運びとなりました。学生、教職員皆様のご参加をお待ちしております。お近くの学内者へ、ぜひご周知ください。
第2回は、嶌田智先生(理学部)、清水誠先生(生活科学部)、棚谷綾先生(理学部)にご発表いただきます。各先生20分程度の持ち時間で、15分程度のご報告をいただき、5分程の質疑応答を予定しております。
【日時】6月15日(月)13:20~14:30
【会場】共通講義棟1号館102室(対面開催)
【報告タイトル、報告者】
第1報告:「緑藻マリモの保全研究とマリモ実習での附属小児童の探求意欲向上」
(嶌田智先生 ;理学部生物学科)
第2報告:「植物性たんぱく質の付加価値向上を目指した大豆たんぱく質の機能性に関する研究」
(清水誠先生 ;生活科学部食物栄養学科)
第3報告:「新規ビタミンD誘導体の殺鼠剤としての実用性の検証~陸上の生態系を守るために~」
(棚谷綾先生 ;理学部化学科)
【参加申込】
ご参加の方は、下のURLのFormsからお申込みください。
https://forms.office.com/r/eckP52FKtn

※人数把握のためご協力をお願いしております。
※申込状況にかかわらず、周囲の方をお誘い合わせの上、お気軽にご来場ください。
第1報告
題目:緑藻マリモの保全研究とマリモ実習での附属小児童の探求意欲向上
研究者名:嶌田 智(基幹研究院 自然科学系 教授)
若菜 勇(釧路市役所世界自然遺産推進室・室長)
片山 守道(附属小学校・副校長)
植竹 紀子(サイエンス&エデュケーション研究所・特任講師)
概要:緑藻マリモは、環境省レッドリストでは絶滅危惧I類に、文化庁からは国の特別天然記念物に指定されています。 一方で、マリモはお土産などで馴染みがある藻類です。 そこで本研究では、絶滅に瀕しているが知名度の高いマリモを用いることで、SDGs目標15[陸の豊かさを守ろう]と目標 4[質の高い教育をみんなに]の達成に貢献できると考えました。 保全研究では、胞子形成を人工誘導 できないか、どれほど「回転」が生存に重要なのか、を調査しました。 また、附属小学校児童へのマリモを用いた実習では、事前・事後アンケ ー トと事後インタビュ ーにより、科学への興味や探究心が向上したか調査しました。 本成果報告会では、マリモの保全に関する解析結果と、小学生にと って効果的な実習内容に関して報告させていただきます。
第2報告
題目:植物性たんぱく質の付加価値向上を目指した大豆たんぱく質の機能性に関する研究
研究者名:清水 誠(基幹研究院 自然科学系 准教授)
概要:大豆はたんぱく質が豊富な食品であり、環境負荷が低く生体に有益な様々な機能性を有することが知られている。我々は、大豆たんぱく質β-コングリシニンが抗肥満ホルモンFGF21を介してエネルギー改善効果を発揮することをこれまで報告した。一方、肥満を起因とする疾患や栄養恒常性の破綻は加齢性疾患に繋がること、FGF21は寿命延伸効果が報告されている。以上の点から、本研究では老齢マウスを用いてβ-コングリシニンによるアンチエイジング効果を検証した。
老齢マウスにβ-コングリシニンもしくはカゼイン(対象群)を含む高脂肪食を摂取させた。その結果、β-コングリシニン摂取群で認知機能や運動量の改善傾向、脂質代謝関連遺伝子の一部遺伝子の亢進が認められた。一方、各組織における老化マーカーの変動は認められなかった。以上の結果から、β-コングリシニンにより老齢期のエネルギー代謝が改善される可能性が示唆された。
第3報告
題目:新規ビタミンD誘導体の殺鼠剤としての実用性の検証~陸上の生態系を守るために~
研究者名:棚谷 綾 (基幹研究院 自然科学系 教授)
影近 弘之(東京科学大学生体材料工学研究所・名誉教授)
武田 貴(北里大学獣医学部・講師)
長岡 慧(大丸合成薬品株式会社・代表取締役社長)
概要:ネズミは人間社会に対して衛生的問題、都市機能の阻害、経済的被害など、甚大な影響をもたらし、その駆除には殺鼠剤が有効である。しかし、抵抗性ネズミの出現や、二次毒性による標的外生物の中毒が大きな問題であり、代替製剤の開発が急務である。私たちは高いビタミンD活性を持つ新規リトコール酸誘導体Dcha-20を創製し、本化合物が殺鼠活性を有することを見いだした。現在、Dcha-20を殺鼠剤へと応用するために誘導体化や作用機序の解析を行っている。本公演では、Dhca-20の構造と機能、殺鼠剤としての有用性について概説する。
なお、6月10日(水)に第1回SDGs研究助成 成果報告会の開催を予定しております。
詳細は令和8年度第1回SDGs研究助成 成果報告会のご案内からご確認ください。
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R8年度SDGs研究助成第2回成果報告会(PDF形式 937キロバイト)
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