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令和7年度第2回SDGs研究助成 成果報告会を開催しました

2025年6月20日更新

令和7年度第2回SDGs研究助成 成果報告会 開催報告


6月18日(水)、共通講義棟2号館102室において、令和6年度に実施した研究助成の第2回成果報告会が開催されました。

【日時】6月18日(水)13:20~14:50
【会場】共通講義棟1号館102室(対面開催)
【報告タイトル、報告者】
 第1報告:「緑藻マリモの保全研究と附属中学校生徒の研究意欲向上に重要な実習内容 」
        (嶌田智先生;理学部生物学科)
 第2報告:「知的障碍者を対象としたダンスプログラム(IDダンス)の開発 」
        (水村真由美先生;文教育学部芸術・表現行動学科)
 第3報告:「基礎研究に基づく強相関電子系の未解明領域の探求とその革新的応用 」
        (古川はづき先生;理学部物理学科)
 第4報告:「安価な小型飛跡検出器の開発」
        (河野能知先生;理学部物理学科)

<開催報告>

第1報告では、嶌田 智 先生 (理学部)より、環境省レッドリストでは絶滅危惧 I 類に、文化庁からは国の特別天然記念物に指定されている緑藻マリモについて、実際に緑藻マリモを見せていただき、その保全研究と中学生にとって効果的な実習内容の調査に関しご報告いただきました。

第2報告では、水村 真由美 先生(文教育学部 )より、知的障碍者が実施可能かつ運動効果が期待されるダンスプログラムの開発と現場での活用の試みについてお話いただき、ダンスプログラムの動画を交えてご発表いただきました。

第3報告では、古川 はづき 先生 (理学部)より、基礎科学と応用科学の関係性についてご説明いただき、理論的に予言されていた新しい「ヘリカル磁束相」を世界で初めて実証することに成功された研究の成果についてお話しいただきました。

第4報告では、河野 能知 先生(理学部)より、実験室での利用を広く実現することを目指した安価な小型飛跡検出器の開発について、安価な部品を用いた多チャンネル読み出し基盤の実装、検出器全体の設計、開発の現状をお話しいただきました。

  • 嶌田先生(嶌田 智 先生)
  • 水村先生(水村 真由美 先生)
 
  • 古川先生(古川 はづき 先生)
  • 河野先生(河野 能知 先生)

報告会は、実物のマリモを見せていただく形で始まり、終始和やかな雰囲気の中で進行いたしました。
先生方にはご研究内容を分かりやすくご説明いただき、参加された学生や教職員からの質疑応答も活発に行われ、盛況のうちに閉会となりました。
ご参加いただいた皆様、ならびにご報告いただいた先生方に、改めて心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。


関連ファイル / Related Files

» R7年度SDGs研究助成成果報告会(第2回)(PDF形式 1,818キロバイト)

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