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2026年6月12日更新
2026年6月10日(水)、共通講義棟2号館102室において、令和7年度に実施した研究助成の第1回成果報告会が開催されました。
【日時】6月10日(水)13:20~14:10
【会場】共通講義棟1号館102室(対面開催)
【報告タイトル、報告者】
第1報告:「電池の中を観る」
(近藤敏啓先生;理学部化学科)
第2報告:「日本ならではの『食』の体験を通した持続可能性のための幼児教育研究-『雑穀』から広がる食育実践とキャンパス緑化-」
(刑部育子先生;生活科学部人間生活学科)
荒木美奈子先生(SDGs推進研究所 副所長/研究部門長)の司会のもと、冒頭で斎藤悦子先生(SDGs推進研究所 所長)より、趣旨説明が行われました。
斎藤先生からは、生活者の視点に立った研究の推進をミッションとして2022年に本研究所が設立されたこと、ならびに2023年度より研究助成を実施しており、本学の多様な専門分野の知見を結集することで、生活者視点に基づく持続可能な社会の実現を目指していることに言及がありました。
第1報告では近藤敏啓先生(理学部)より、次世代高容量蓄電池(リチウム空気電池)の実用化に向けた研究についてお話がありました。現在スマートフォンや電気自動車などで広く利用されているリチウムイオン電池は容量の制約などの課題がある中、大幅に高いエネルギー密度が期待される蓄電池としてリチウム空気電池が注目されています。本研究では、電池内部で生じる反応を可視化するためにX線を用いた観察手法が用いられました。実用化にはなお時間を要するものの、高効率で安全性の高い次世代電池としての可能性が示されました。

近藤敏啓先生
第2報告では刑部育子先生(生活科学部)より、雑穀米や大豆といった「食」やキャンパス内の未利用地を活用する「お茶大ポケット・ガーデン創生プロジェクト(キャンパス緑化)」を通じた幼児教育の実践についてお話がありました。刑部先生は文京区立お茶の水女子大学こども園の運営にも関わっておられることから、子どもたちの日々の活動の中にSDGsの理念が内在していることにも言及がありました。

刑部育子先生
報告会では、エネルギー技術と幼児教育という異なる分野における研究成果が共有され、SDGs達成に向けた多角的なアプローチが示されました。各先生の発表後は活発な質疑応答が行われ、盛況のうちに閉会しました。ご報告いただいた先生方、ならびに出席者の皆様に深くお礼申し上げます。本研究所では、今後も本学における多様な知見を活かし、生活者視点に立った持続可能な社会の実現に向けた取組を進めてまいります。
あわせて、第2回SDGs研究助成 成果報告会(6月15日開催)の開催報告もご覧ください(ページはこちら)。
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令和8年度 第1回 SDGs研究助成 成果報告会ポスター(PDF形式 816キロバイト)
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