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2021年11月2日更新
グローバルリーダーシップ研究所では、シンガポール経営大学サクセスフル・エイジング研究センターから二人の講師をお招きして、医療社会学、家族社会学、老年学の観点から、パンデミック禍におけるリーダーシップの重要性とそれが高齢者に与える影響についてご講演頂きます。オンライン(Zoom Webinar)にて開催いたしますので、皆様どうぞご参加ください。
【概要】
新型コロナウイルスの世界的大流行は、私たちの日常生活を大きく揺り動かしました。新型コロナウイルスがどのような性質を持っており、感染の拡大をいかにして軽減できるのか明確な理解がない中で、多くの人々が恐怖と不安の中で生活しています。この混乱が世界的な現象であるという事実は、さらに憂慮すべきことであり、特に私たちのコミュニティの中で弱い立場にある人々に絶望感をもたらす結果となっています。
シンガポール経営大学サクセスフル・エイジング研究センターでは、シンガポールの高齢者のウェルビーイング(幸福感)に対する新型コロナウイルスの影響に焦点を当てています。 シンガポールライフパネル(56〜75歳の約7600人)から収集された縦断的データの分析から、政府に強力なリーダーシップと信頼がある場合、世界的な危機においてもウェルビーイングが維持されることがわかりました。
本セミナーでは、パンデミックからエンデミックへの過渡期において、効果的なリーダーシップを発揮することで、パンデミックの不確実性をフレーム化し、明確な物語を提供することができるかについて議論します。
【日時】2021年12月8日(水)13:20~14:50(JST)
【内容】「パンデミックにおけるリーダーシップの重要性―新型コロナウイルスの場合」
(“The Importance of Leadership in a Global Pandemic – The Case of Covid-19”)
[講演者]Paulin Straughan氏(シンガポール経営大学教授・同大サクセスフル・エイジング研究センター センター長)、Lim Wensi氏(同センター センターマネージャー)
[ディスカッサント]趙成南教授(本学特別招聘教授・梨花女子大学校名誉教授)
[開会・閉会挨拶]小林誠(グローバルリーダーシップ研究所 研究所長)
[司会]宝月理恵(グローバルリーダーシップ研究所 特任講師)
【対象】どなたでもご参加いただけます(参加無料・事前登録制)日英同時通訳付
【開催方法】オンライン開催(Zoom Webinar)申し込みはこちら
【問合わせ先】 グローバルリーダーシップ研究所 IGL-seminar@cc.ocha.ac.jp
» 20211208ポスター(PDF形式 468キロバイト)
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