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寮生によるSCC紹介④ 卒寮文集にみる寮生の本音

2024年3月1日更新

卒寮文集にみる寮生の本音

卒寮文集掲載にあたって

コロナ禍が明けて、お茶大キャンパスにも学生たちの賑わいが戻って参りました。
お茶大教育寮SCCでも、ルームシェア型の寮におけるメリットを最大限に活かした寮生同士の交流が復活し、引き続き感染防止に細心の注意を払いながら、充実した寮生活を営んでいます。ここでは、コロナ禍に見舞われながらも、逞しく笑顔で巣立っていった令和4年度、令和3年度と令和2年度卒寮生の卒寮作文に加えて、コロナ禍を経て、本来の姿を取り戻しつつあるSCCの令和5年度卒寮生の卒寮作文をご紹介します。卒寮生の飾らない率直な卒寮文集を読めば、あなたもお茶大SCCへ入寮したくなること間違いなし!です。

(文責:学寮アドバイザー)

令和5年度卒寮文集より抜粋 

共に住まい、共に成長する寮

1年生の頃、毎月のハウスミーティングシートに書かれていた質問。「今月の共に住まい、共に成長したエピソードを教えて!」 この質問に今答えるならこうです。「卒寮文集の原稿を書こうと思ったらフォーマットのダウンロード期限を過ぎていてダウンロードができず、友人からデータをもらった」。〆切前日に書き始めるからこういうことが起きるわけです。こういうのは早めに取り掛かるべきですね。データをくれた人、ありがとう。あなたのおかげで無事にこの原稿を書き始められました。

さて、話を本筋に戻しましょう。我々は当時、この質問に「卵割っちゃったからみんなでパンケーキ作った」とか、「お風呂に入るのを励まし合った」とか、すごく小さなエピソードばかり書いていました。どうでもいいエピソードばかりですが、SCCの良さがこの回答に詰まっていたと思います。自炊をすると称えられ、お風呂に入るだけで拍手が起こる。ただの一人暮らしでは味わえない、あたたかな暮らしがそこにはありました。家族のような、友人のような、先輩後輩のような不思議な関係のルームメイトとの暮らしはここでしか経験できなかったことだと思います。

もう1つ、「共に住まい、共に成長した」エピソードの話をしましょう。

私はこの2年間、共に過ごした人たちのおかげで人間的に成長できた部分が大きいなと思っています。この寮に入って今まであったことのない人と出会い、色々な悩みがあることを知り、全く知らない体験談を聞きました。無知は人を傷つけることがあります。私はここでの生活を通じて人を傷つけないための知識をいくらか手に入れたような気がします。もちろんまだまだ不十分ではありますが。

私はSCCの、いろんな人がいて、全然意見が合わないところが大好きです。「全然意見が合わない」というとすごく聞こえが悪いですが、別に仲が悪い訳ではありません。むしろ、仲が良いからこそ意見が合わないのだと思います。「考え方は人それぞれ」という前提があるからこそ安心して自分の思いを伝えられる。意見がぶつかっても、話し合いで折り合いが付けられる。

仲良しだけど意見が合わなくて、それでも別にいいやと思える付き合いができるのがSCCだと思っています。全く違う考え方でも、お互いを尊重して仲良くできる関係はとても居心地が良いものでした。

とにかく、私はみんなのおかげでとっても楽しい2年間を送れました。

最前線で寮を盛り上げてくれた寮長。趣味の話も議論もしてくれた友人たち。ハウスのムードメーカーのきみ。ハウスの風紀委員のきみ。泣いている私を抱きしめてくれた先輩。SCCを良くしようと一緒にお仕事をしてくれたRAさん。挙げたらキリがないのでこのくらい。本当にあなたたちに会えてよかったです。色々迷惑もかけた気がします。仲良くしてくれてありがとう。

私を大きく成長させてくれたSCCに、関わってくれた皆さんに幸多からんことを祈って、締めの言葉とします。ありがとう。またね。

かけがえのない日々

つい最近お茶大に入学したと思っていたのに、月日はあっという間にすぎ、早くも大学生活後半に差し掛かろうとしています。そして、楽しかったSCCでの生活ももうすぐ終わりです。入寮した頃、2年後はどんな気持ちで卒寮文集を書いているんだろう…。と思っていたことが懐かしいです。

「音羽館よりも家賃が安いから」ということと、事前の相談会で当時のRAさんが仰っていた、「案ずるより産むが易しだから、迷ったらSCCに入ってみてほしい!」という一言で何気なくSCCへの入寮を決めました。また、SCCのホームページに載っていた卒寮生の言葉がどれも素敵で、そこでの生活がとても楽しそうだったことも後押しになりました。(なので、今の私が書いている卒寮文集も未来の寮生に影響を与えうるということですね!笑)

家族以外の初対面の他人と一緒に住むなんて本当にできるの?ともちろん不安もたくさんあって、ワクワクよりは断然実家を離れて下宿する不安の方が大きかったですが、1年生の時のAハウスのメンバーは先輩も同期も皆良い人で、すぐに仲良くなれました。特に同期三人とは遠出も近場もいろんなところにお出かけしたり、外食に行ったり、恋バナ(?)や進路の相談をしあったり、大学生活での楽しい思い出を一緒にたくさん作りました。自炊や家事もできる範囲で頑張って、家族のありがたみを感じると共に、自分でできることが少しずつ増えていくことがとても嬉しかったです。それでも家族と離れて暮らすことはやっぱり寂しくて夜に部屋で母と電話した後はよく一人で泣いてました(笑)。1年次の音楽科の授業はかなりハードで、朝から晩まで授業があり、ハイレベルな課題と同期に圧倒されて、落ち込むこともありました。そんな時、暖かく迎えてくれるハウスメンバーや管理人さんがいつでもいてくれること、違う学科に心を許して話せる友人がいるということは大きな支えになりました。SCCの仲間がいなかったら、乗り越えられなかったと思います。

2年生になり、私はCハウスのハウス長になりました。1年のAハウスで楽しい思いをたくさんさせてもらったので、Cハウスに来る1年生もここでたくさん楽しい思いをしてもらって、心休まる場所になればいいなあと思いました。同期のハウスメンバーの子は寮長でもあり、明るく笑顔が素敵な子で、1年間とても助けられました。二人で1年生をお迎えすることが楽しみでした。そして3人の1年生がやってきてCハウスでの生活が始まりました。Cハウスは昨年度のAハウスとはまた雰囲気が異なり、皆個性豊かで明るくとても楽しいハウスでした。昨年日調がうまくいかずなかなかハウス会ができなかったので、Cハウスではなるべく月一でハウス会ができるよう心がけました。ハウス会はいつも笑いが絶えず、とても楽しかったです。1年生ともすぐに仲良くなれて、リビングでの何気ない会話が日々の楽しみでした。母と電話しても、いつの間にか泣かなくなっていました。寮を引っ張っていく立場になって悩むこともあったけど、その分成長できました。

ここまで書いてきて、2年間本当に人に恵まれたなと改めて思います。一緒に暮らすことでみんなの頑張っている様子、悩んでいる様子、苦手なこと、得意なことを知れて、私も頑張ろうと良い刺激を受けたり、互いに支え合うことができたのが、とても良かったなと思います。私は神経質で心配性なので、ハウスメンバーに迷惑をかけたこともあったと思います。2年間、皆の寛大さに本当に救われました。SCCで暮らす中で自分と向き合い、私自身も成長できて、そのような自分も認められるようになったし、性格も良い方に変えられたような気がします。また、学寮アドバイサーの南さんにも、学校のこと、SCCのこと、たくさん相談に乗っていただき、支えていただきました。南さんのような聡明でユーモアがあって心優しい人になりたいです。本当にありがとうございました。これまでの大学生活は、SCCがあったおかげでとても濃く、楽しいものになりました。あの時SCCを選んで良かったと心から思います。こんなふうに思えることは優柔不断な私からしたらなかなかない珍しいことなんですよ!寮で経験した楽しかったこと、大変だったこと、全てが私の財産で、無駄な経験は一つもなかったと思います。また皆に会えますように!関わってくださったすべての皆様ありがとうございました♡

SCCでのくらしを通して

SCCで過ごした2年間がもう終わるのかと思うと、時間の流れの速さに驚くと同時にやはりとても寂しく思います。SCCという、家族との生活とも違う、完全な一人暮らしとも違うシェアハウス型の特別な生活は他ではなかなか経験できるものではなく、ここでの貴重な経験を通して、2年間で自分なりにとても成長できた気がします。シェアハウスという生活の中でそれなりに大変なことも、自身の適当さ故に周囲に迷惑をかけてしまったことも多くあったのではないかと思いますが、常に近くに誰かがいるという安心感は非常に心強いものがありました。大学生になってそれまで18年間住んでいた実家を出て一人東京にやって来て、最初はとても不安でした。もしすぐに完全な一人暮らしをしていたとしたら、私はきっとホームシックになってしまっていたでしょう。しかしここでは、すぐそばに話せる人がいて、お互いに忙しくて顔を合わせることが少ないときであっても共有スペースから些細な人の気配がするというだけで、自分は一人ではないのだと安心することが出来ました。いつだったか長期休み期間にハウスメンバーたちが帰省してしまい、珍しく一人でハウスにいたときにはとても孤独感があり、普段あたり前にある人の存在の大切さに気付かされました。

もう一つ、SCCの生活の中で私にとって大きかったものとして、委員会の存在があります。私は2年間自主企画委員会で活動してきて、2年次には自主企画委員長を務めました。1年生のときに同じハウスだった1年生2人が寮長と副寮長をやるということで私も委員長をやってみようと勢いで決めたは良いものの、これまでの人生で何かの長をやるという経験がなく、最初は不安だらけでした。委員会の進行が納得のいくようにできず、悩んだことも何度もありました。今でも人前で話すのが苦手なことは変わりませんが、それでも委員長になった当初よりは人前で話すことも、仕事の割り振りや進行をすることも少しはできるようになってきたのではないかと感じています。実際ここでの経験があったためにサークルで委員長を務めることへの抵抗が少なくなったということもあるので、SCCで委員長としての経験ができて良かったです。

SCCに入ったおかげで、もしここに来ていなかったら出会えなかったであろう先輩方や友人たち、後輩たちと出会うことができました。皆さんと出会って、ここで一緒に過ごした時間はとても充実していて、私にとって大切な思い出です。みなさん、ありがとうございました!

生活にまつわる短信

短歌五首連作「とこしえに春」

春はもう来ないかもって言う人の夏秋冬としてアイス食う

くだらない話の先を言い淀み双子みたいに鳴るドライヤー

住む人は柿の話をしてくれて知らない風が外側へ吹く

熱病に廊下をゆけば誰しもがやや偶然に立ってきた床

とこしえに春なんだ 夕方に起きてもだれかと花を見に行ける部屋

2年間で作った歌を読み返し、SCCにいなければ詠まなかったな…という短歌を推敲・再構成してみました。捧げます。

自分という人間と生活とがどのように結びついているのか、自分はこの先誰かと暮らしうる人間なのか、家族という縛りのない中で初対面の人と共同生活をしていくことは発見の連続であり、実はそれなりに見切りをつけて上京してきた“人間との同居”に希望を見出す過程でもありました。

どうにも思ったようには乗りこなしきれない生活の中で、うっかり就寝が3時になってしまったり、まったくもって布団から起き上がれなかったり、瞬く間に床を物で埋めていく自分を発見したりしながら、ままならなさと生活の困難に共感し、時にうなずき、励まし、叱咤してくれたみなさん、ありがとうございました。ほんとうに、大きな支えです。

自分が主体となって送る生活の重さ、困難さ、そしてようやく手にできたものを、ゆっくり確かめていく2年間になりました。これからもずっと、私は私の生活と取っ組み合っていくことになりますが、その最初の2年を、誰かと声をかけあえる場所で過ごせたことは、ほんとうに心強かったです。みなさんが生活の荒波に削れきらずに済みますように。みなさんがみなさん自身の暮らしを、楽しく掴み取っていけますようにと願っています。

3年間のSCC生活

生活科学部人間生活学科生活文化学講座 3年
B-2/ RA
都平佳凜

私が大学に入学した2021年度は新型コロナウイルスの影響で全ての授業がオンラインで実施されました。ゆえに、同じ学科の人と交流する機会が無く交友関係を広げるのが困難な時期に大学生活が始まったのです。そのような中で私が友人を作ることが出来たのはお茶大SCCのおかげといっても過言ではないでしょう。新生活への不安と家族と離れることの寂しさで今にも泣きそうな中入寮しましたが、ハウスメンバーが明るく迎えてくれたことで気持ちが和らいだのを覚えています。また、私は人と話すのが得意ではありませんが、先輩方や同期が積極的に話しかけてくれたためすぐに打ち解けることが出来ました。私は当時のハウスメンバーと今でも定期的に会っています。これからライフステージが変化していくなかで現在と同じように会うことは出来なくなるとは思いますが、何年も会わなくてもおばあちゃんになっても、きっと同じように皆で笑い合える予感がします。SCCで出会った彼女らの存在が一生の心の支えになるでしょう。

ところで、お茶大SCCは寮生同士の交流の多さが特徴の一つですが、実は私は入寮前に「交流が多いと常に人と一緒にいないといけなくて疲れそうだ」とその特徴にあまり惹かれていませんでした。しかし実際に入寮すると、一人でゆっくり過ごしたいときは一人で、誰かと一緒にいたいときは誰かと、というように自分の心身の状態にあわせて好きなように過ごすことが出来ました。もちろん行事や委員会などで寮のコミュニティには参加するのですが、個人のライフスタイルが尊重されるのは本当にありがたいことだと思います。もし私と同じような不安を抱えている方がいても、安心して入寮出来ることを伝えたいです。

また、RAとしての活動も大変貴重な経験でした。RAはあくまでアシスタントであり、寮生と大学を繋ぎSCC運営をサポートする立場です。RAの意見を通すのではなく、寮生と大学の意見の両方を把握して、現実的な可能性も考えながら三者の納得する結論を提示する必要があります。自分の意見も相手の意見も大切にするアサーティブコミュニケーションを心がけて、意見の対立や予想通りに物事が進まなかった場合にも柔軟に対応しサポートする姿勢を学びました。報・連・相など社会人に当たり前に求められるスキルを前もって身につけることにも繋がったと思います。

憧れの寮生活

昔から寮生活は憧れでした。寮のある中学校のパンフレットを読み漁り、受験し、合格したは良いものの、家を出て行かないでくれと父親に請われ諦めたあの日から6年。ようやく掴んだ寮生活に大きな期待と一抹の不安を抱えながら上京したのは、3年前の3月28日のことでした。管理人室で鍵をいただき、Aハウスの扉を開いた私を、先輩2人がリビングで出迎えてくれたその日のことを、今でも鮮明に覚えています。

結論から言えば、1年目の寮生活は思い描いていたものとは随分異なるものでした。コロナの感染対策で寮内の交流は大幅に制限され、行事は全てオンライン開催。同学年が同じハウスにいなかった私は、同期の友人を1人も作ることができないまま、1年目を終えました。それでも1年目でSCCを大好きになれたのは、ひとえにAハウスという素晴らしいハウスに巡り会えたおかげでした。深夜遅くまでリビングでお話したり、おすすめの漫画を布教しあったり、誕生日はサプライズでお祝いしたり。弟に病気が見つかって部屋で泣きじゃくる私にそっとアイスを差し入れてくれたのも、話を聞いて慰め励ましてくれたのも、Aハウスの2人でした。

2年生、Dハウス。行事は引き続きオンライン開催が続いたものの、大学は対面授業となり、ハウスで過ごす時間は1年生の頃と比べたらぐっと減ったはずですが、その割に濃密な思い出に溢れています。アニメやドラマを一緒に見たり、夕食を背中合わせに作ったり、相も変わらず深夜遅くまでリビングでお話したりと、やはり日々の小さな1シーンこそが輝きに満ちていることを感じるばかりです。SCCで1番の思い出は?と聞かれたら、Dハウスで深夜2時にプリキュアの変身シーン集を見たこと、と答えるかもしれません。愉快で面白くて最高のハウスメンバーと過ごした1年間は、本当に幸せなものでした。また、書記会計という役職をもらったことで、ハウス外との交流を得たのもこの年でした。どうしたらSCCがより住みやすい寮になるかと、当時の寮長と何度も話し合ったのは良い思い出です。RAに応募することを決意させてくれたのも、この役職に就いたおかげでした。

最後の1年間は、まだ記憶が新しいこともあって、とても思い出を語り尽くせません。それまで何だかんだでハウスに引きこもりがちだった私の世界は、RAになって格段に広がりました。全てを対面で行えるようになり、みんなでたくさんの初めてに挑戦しました。達成できなかったことももちろんありますが、特に徽音祭でSCCとして出店できたことは、一から企画を練るところから始めたこともあって印象深いです。日常生活でも、趣味を同じくする友人に恵まれ、本当に賑やかで楽しい日々を過ごさせてもらいました。今はこの日常を失ってしまうことが、ただ寂しくて仕方がありません。

2枚目に突入したことに焦りを感じてきました。本当は学んだことなんかも書きたかったのですが、それは他の皆さんにお任せしようと思います。とにかくRAとしては未熟な私でしたが、RAの2人や、寮長副寮長を始めとした2年生・1年生の皆さんのおかげで、何とか1年間走り抜けることができました。本当にお世話になりました。最後の1年間を一緒に過ごせたのが皆さんだったことが、何より幸せなことだったと感じています。

去年から色々なことに挑戦してきましたが、次の目標は同窓会制度の設立です。夢は大きく。これまでの2年間で、SCCで得た縁は簡単に切れるものではないことをよく知っています。だからあまり悲観せずに、笑顔でこの寮から卒業したいと思います。

最後に。寮生活に憧れていたあの日の私へ。あなたが望んだ寮生活は、少し先の未来で、最高の形であなたを待ち受けているよ。楽しみに待っていてね。

令和4年度卒寮文集より抜粋

私の宝物

文教育学部人間社会科学科教育科学コース3年
B-4/RA平井理子

2020年10月3日。同期のみんなよりもだいぶ遅く、私はSCCに入寮しました。引っ越しに来てくれた親が車に乗って帰っていくのを見たら、ちょっと涙が出そうになったのを今でも覚えています。そんなウブな1年生だった私も、今ではすっかり東京の大学生、そしてSCCの古株となり、とうとう卒寮の日を迎えようとしています。3年間を振り返ると、本当にいろいろなことがありました。

まず1年生の頃。私はJハウスに住んでいましたが、お姉さん方の大人っぽさに衝撃を受けたものです!1,2歳しか歳が違わないはずなのに、ロングヘアーを巻いて、きれいなネイルをして、高いヒールで出かけていく姿が本当に大人っぽく、かっこよく思えました。お姉さん方は外見だけでなく、内面も素敵でした。いつも勉強を頑張っていたし、1年生の私には大学や寮のことをいろいろ教えてくださったり、いつも気さくに話しかけてくださったりして、今でも本当に感謝しています。そして、「来年はこんなお姉さんになりたい!!」と強く思わせてくれた存在でもありました。

そして迎えた2年生。私は名古屋出身のイケイケガールと共にEハウスに住むこととなり、2人の1年生を迎えることとなりました。私は1年生の時にその子と話したことがほとんどなくて、一緒にハウスを運営していけるか最初は不安でした。でも、お互いに共通項を見つけあって、無事仲良くなることができました。これぞSCCの醍醐味とも言える体験をしたと思います。
そんな私たちEハウスのもとにやってきたのは、やはりこちらも綺麗にタイプの違う2人の1年生でした。見事に個性がばらけたEハウスは、私のSCC生活史上一番強烈なハウスとなりました。お互いの趣味嗜好、個性、行動パターンに時には驚き、時にはお互いに新たな知見を学びあいながら、いつも笑いが絶えなくて、非常に愉快な日々を過ごしました。
また、2年生の時には学修プログラム委員長になりました。委員会の業務が停滞したり、孤軍奮闘になってしまったりと、失敗も多かったのですが、それだけたくさん勉強になった1年間でした。また、RAになることへの憧れを抱いたのも、学修プログラム委員会担当のRAさんに影響を受けたからでした。

そして3年生。私はありがたいことにRAに選出され、今までとは違った立場からSCCと関わるようになりました。RAの仕事は思っていたよりも難しさやもどかしさを感じる場面が多かったように思います。特に、寮生との関わり方や、大学生活やその他活動との両立などに苦戦しました。年度末や年度初めの繁忙期は、仕事をこなしきれずに悶々としたこともありました。そんな時、大きな支えとなってくれたのは、同じRAとして活動する3人です。3人とは、業務面でもたくさん支えあったし、お互いに私生活で辛いことや悩み事があったら、話を聞きあったことも何度もありました。本当に心からの深い関わりができたと思っています。これからもずっと、繋がっていたいと感じています。

私がSCCで過ごした3年間は、大学生活1番の宝物です。SCCに入寮して、たくさんの素敵な友達、先輩後輩と巡り合えて本当に良かったです。みんなありがとう。SCCでできた思い出を胸に、4月からも頑張ります。

共同生活で得た絆

SCCでの寮生活で学んだこと、考えたこと、楽しかったこと、乗り越えたこと

SCCに入寮して一番良かったと思っていることは、「帰ると出迎えてくれる人がいる」ということです。実家を出て東京と言う大都会で暮らし始めて、最初はとても心細かったです。しかし、一年生のころのCハウスの先輩たちは、とてもやさしく私を迎えてくれました。家を出るときは「行ってらっしゃい」、帰ると「お帰り」と声をかけて迎えてくれました。その家族のような雰囲気が私にとってとても嬉しかったです。Cハウスではたくさんのイベントを企画して、とても和やかに過ごせました。誰かと過ごせることは、私にとって癒しでした。今でもCハウスのメンバーとは折々で連絡を取り合っており、共同生活で培った絆は伊達じゃないと思っています。また、二年時のFハウスにおいては、どんな一年生がはいってくるのか、Cハウス同様に過ごせるのか、などのたくさんの不安がありました。ですが、実際はみんなで仲良くここまで過ごすことが出来ました。Fハウスに5人が揃って最初に、Cハウスの時は機会を逃して見に行くことが出来なかった播磨坂の桜を見に行くことが出来て嬉しかったです。CハウスにおいてもFハウスにおいても、他者を思いやる行動や言葉遣いが大事であると学びました。自分がしてもらったら嬉しいことは、他の人もしてもらったら嬉しいのだと感じました。全員が東京出身ではない、という状況で、他になかなか頼れる人もいなかったので、体調を崩した時や人間関係や学校のことで分からないことがあった時など、お互いに支えあって生活してきたように感じています。Cハウスにいた時、コロナウイルスに対するワクチン接種の第一回目が始まりました。右も左も分からない中で、4人で話し合って、東京で受けることになった3人で受けに行ったことがあります。その際に、4人で情報を集めたり解熱剤を調達したり全員で頑張って乗り越えました。あの時も、心からSCCにいてよかったと思いました。

*************************中略***********************

ただ、この2年間で楽しいことばかりではありませんでした。「嫌な言い方だったかな」「もしかしたらうまく伝えられなかったかもしれない」「リビングに出ていくの気まずいな」「嫌だな」って思ったこともありました。日本語の難しさ、今までの成長環境の違いを感じることがありました。しかし、今では、それも個性だと思えるようになりました。私も言葉遣いに気を付けながら、より相手のことを思いやっていこうと考えられるようになりました。自分の成長につながりました。SCCでの濃い生活で学んだことを糧に、ハウスメンバーとして出会った人たちとの絆を大切に、時にはその絆にまた助けてもらうこともあるかもしれませんが、今後の人生を過ごしていきたいと思っています。SCCで過ごせてよかったです。まだまだ未熟な私ですが、たくさん仲良くしてくださってありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

後輩たちへのメッセージなど

お茶の水女子大学SCCでは、自分から行動することが大切です。自分で、自分が成長できるチャンスをつかんでください。ハウスメンバーとリビングで積極的に交流したり、お互いの趣味をさらけ出したりしてみてください。思いがけない発見や意気投合が生まれると思います。私は、そうでした。自分のことをたくさん話し、相手の話もたくさん聞いたことで、ハウスメンバーとの仲が深まり、ハウスがバラバラになっても先輩が退寮しても交流を続ける程、濃い絆を結ぶことが出来ました。自分から連絡したい、と思えるほど相手を好きになってください。このSCCでは、みんなのことをサポートしてくれる人もたくさんいます。困ったときは遠慮なく、周りを頼ってください。これからの皆さんのSCCでの生活が、より豊かになるように祈っています。今まで、ありがとうございました。

2年間の寮生活に寄せて

まず、今年度を寮長として無事終えられたことに安堵しています。私としてきちんとお礼を述べる機会がないので、ここでさせてもらいます。

**さん、2年前お出迎えしてもらって、お手紙をくれたこと、去年1年間一緒に過ごす中でたくさんお話ししてくれたこと、前Eハウス共々今年も誕生日を祝ってくれたこと、今年1年間、元ハウスメイトとして、RAとして相談にのってくれたこと、すべてにとても感謝しています。本当にありがとうございました。人と交流を持つことを半ば諦めざるを得ない時勢だったにもかかわらず、**さんが明るい人柄だったおかげで良いスタートを切ることができて、今もずっと楽しい大学生活だと感じることができています。

最近冷凍パスタを食べている**ちゃん、ハウスが同じになる偶然がなければ、私たちきっと交流を持たないタイプ同士だったね。こんなに仲良くなれると思っていなかったので嬉しいです。相談とかもいろいろあって、旅行の計画も立てて、去年に増してもっと仲良くなれた気がする。来年もおでかけしようね。新RAの活動、応援しています。

**ちゃん、この1年間本当にありがとう。副寮長のいない年で、私の手の回らないところを助けてくれて、しかも自分の仕事もあって……頭が下がる思いです。仕事的にも精神的にも、とても支えにしていました。**ちゃんが新RAを務めるなら来年も安泰だね。話を聞くくらいならできるので、無理しないでね。

**ちゃん、ハウス長お疲れ様でした。**がいなかったらHハウスは大暴れしてるとこだった。なぜか共通の知り合いの知り合いを知っているみたいな世間の狭さと、薄い地元感と、持ち前の適当さのおかげでかなり気楽に過ごせた。お菓子もごちそうさまです。1年間楽しく生活させてくれてありがとう。

**ちゃん、最初は物静かで大人っぽい子が入ってきたぞと思っていたら、とんでもないフットワークの軽さとスルースキルを発揮したことによって**とはまた違ったベクトルでHハウスの大暴れを防いでくれたもう一人の功労者です。ハッキリした質でとっても頼りになる先輩になりそう。いろんな場面で私を上級生として頼ってくれて嬉しかったです。苦笑が絶えなかっただろうけど1年間ありがとう。

**ちゃん、4月になってからの入寮で心配してたけど、爆速で馴染んでいてかなり面白かったです。人の機微に敏感で思慮深く、竹を割ったような性格の君が副寮長になるのは安心材料でもあり、心配でもある。一人で抱え込み過ぎず、自分のことも大事にしてね。手広くいろんな話に付き合ってくれてありがとう。

**ちゃん、本当に寮長になってしまったのでエア玉座のエア譲渡をします。細かく気が付くタイプなので、毎日助かってました。ハウスの綺麗さを保てていたのは**のおかげです。二人して夜が遅く、洗面台やリビングで出会っては踊ってたの楽しかったね。すっかり踊り癖がついてしまったので、春からいきなり踊り出さないよう気をつけてね。明るいハウスにしてくれてありがとう。寮全体を照らす日も近い。

振り返りもしておきます。私は元来、決して明るい性格でもなければ、人好きする性格でもないため、お家賃で決めたこのシェアハウス生活を、実は不安に思っていました。しかし、寮でも大学でも運よく人に恵まれて、なんとか大学生活の折り返し地点にいます。

親元を初めて離れることにそう不安はなかったけれど、人と生活できるのか、授業や課題、バイトをこなしながら身の回りのことをできるのかといくつか懸念点があったものの、杞憂に終わりました。自室があれば人と暮らすのは全く苦痛ではないし、むしろリビングに出れば誰かと他愛ない会話ができる距離感が心地よく感じました。高校のときの同級生たちが「一人暮らし寂しい」と言っている中、私はホームシックを微塵も感じることなく新生活に慣れていきました。

何を書こうか悩んで去年の卒寮文集を見ると、このあたりで「だんだん自律心が養われてきて……」となりそうなところではあるのですが、私が養ったのは謎の度胸でした。「こんなに気楽に他人とシェアハウスできているのだから、大学でもそう気を張ることはないだろう」と謎の高を括り、授業でも思ったことを言ってみて先生の意見を伺ってみようという姿勢になりました。それで成績がどうこうとか、そういったことはおそらくないのですが、どこを掘り下げて考えていくのが私に向いているかを発見できました。度胸って一度つくとなかなか都合がよくて、学年が上がり演習も増えてきた中かなり役立っています。

こんな珍しい生活もそうそうできないし、上述の通り私は楽しかったので、月並みな言葉にはなりますが入寮してよかったなと思っています。

SCCが、これからも入寮した学生が何かしらを得て卒寮してゆける寮であれるよう願っています。

SCC生活を通して

私は卒寮にあたって、SCC生活で得たことや思い出についてここに綴っていこうと思います。まず、学んだこととしては人はそれぞれ異なる価値観を持っていること、また共同生活でのボランティア精神の大切さが挙げられます。SCCで生活するようになって、人の生活に1歩踏み込んで触れるようになりました。自分とは全く違う考え方や習慣をみんながそれぞれ持っているということを知り、さらに一緒に生活していく中でそれを自然と受け入れることができるようになりました。学校やアルバイトなど他の場所でも、自分と違う考え方や感じ方を持っている人に対して自分の考えにとどまらず受け入れる、そういう考え方もあるよね、というふうに思えるようになり自分にとって大きな成長となりました。またボランティア精神の大切さについては共同生活をする中で与えられたものをするだけではハウスは上手く回らず、そこに付け加えて自分で考えてハウスメンバーのために思いやりを持って行動することがハウスのより良い雰囲気作りに繋がると思いました。1年生の時に先輩が自主的に寝る前にキッチンを掃除して下さり、朝から気持ちよくキッチンを使うことができていたことに半年ほど経ってから気づいた時に先輩のように誰にも言われず、感謝の言葉がなくても思いやりを持って行動することはとても素敵だと思いました。私が2年生になってからは自分がその役を果たせたらと思い、ハウスで必要なことに積極的に取り組んだり、帰省前後では1人大掃除をするなど、ハウスメンバーのことを考えながら見返りを求めずに行動できるようになったのも大きな成長だと思います。楽しかったこととしては、タコパやもんじゃパーティーなどの様々なハウス会、地元のお土産交換、メイク研究などが挙げられます。これはSCCでしか経験できないことだと思うし、インドア派の私にとって人とのパーティーなどはSCCのような環境下でしか経験できないことだったと思うのでとても嬉しいです。またSCCに入って自分で選んだメンバーではなく無作為のメンバーだからこそ、普段なら関われないような人と関わることができ、さらに私は先輩にロールモデルに当たるような方を見つけ、自分を高めていくことに繋がったのでSCC生活は本当に良い経験でした。一緒に生活するからこそ、相手の深い部分まで知ることができ、それぞれのいい所を見つけ自分にも生かすことができたのでSCCは自己啓発の場でもありました。SCCは他では得られないような経験や思い出を沢山得ることができます。これから入寮する人も学年が上がる寮生も自分の方法で自分が心地いいと感じる程度にSCCを精一杯活かしてみるといいと思います。ハウスメンバー、そしてSCCの皆さん、ありがとうございました!

こう聞かれたらどう返そうか

「一人暮らし?寮に住んでるの?」
地方上京組はよく聞かれる質問です。皆さんはこんなとき、何と答えているんでしょうか?

正直に申し上げて、SCCのことを説明するのは少々面倒です。大抵、上記の質問をしてくる人は挨拶程度で(「今日は綺麗な青空ですね」と同じくらいのつもりで)質問しているはずですが、彼らが想定している文字数では返答しきれないからです。

「あ、寮に住んでるんですよ〜。ん?ご飯ですか?あー、毎食自分で用意しなきゃいけないですよ。えっと、私が住んでる寮はちょっと変わってて、シェアハウス型の教育寮で5人一組で生活するんです。委員会とか全員参加の行事もあって…」
こんな感じです。

相手が興味を示してくれるならば、いくらでも語れます。雑談が苦手な私にとって、これほどまでに語れるネタはそうそうありません。そんなSCCもついに卒寮するのかと思うと、本当にさみしいです。

もともと私は自分のコミュニケーション力に自信がありませんでした。小学校高学年あたりから人間関係に悩み始め、人との交流に恐怖心さえも抱いていました。相手にどう思われるのかを気にしすぎていたんだろうと思います。とは言っても、人との関わりが嫌いなわけではなく、むしろ大好きです。文化祭や体育祭、部活の合宿があれば大喜びでした。楽しい雰囲気の中にいることはできても、その輪の中に加わることは怖くてできませんでした。そんな「好き」と「苦手」の狭間で苦しむ自分を変えたくてSCCに応募したのが3年前です。結果、「苦手」はかなり克服できたと思います。

一番大きかったのは、私を認めてくれる場所に出会えた、という感覚を得たことです。SCCは「共に住まい、共に成長する」というコンセプトがあり、そのコンセプト実現のためにアサーティブなコミュニケーションを重要視しています。日常生活からSCC運営における話し合いまで、常に「話す」ことを求められます。そして当然ながら「聞く」ことも同じくらい(いや、「話す」以上に)必要なこととされます。そんな文化が根付いたSCCには、自分も相手も安心して関わりあえる空間がありました。具体的なエピソードは他の卒寮生が書いていると思われるので、右に同じ、としておきます。私にとってはどの瞬間も自分の糧になったので、どこかを特別な一場面として切り取ることができません。それくらい充実した生活を送れた寮生活が自分史に残る一コマであることは間違いありません。まだ平均寿命の4分の1も生きていませんが、既に確信しています。

十人十色、みんな違ってみんないい、持ちつ持たれつ、などという言葉を耳にしますが、SCCはそれらを実感できる場です。「多様性」の本当の意味を知ることができると思います。人との違いがなければ自分を表すものさしはなくなってしまうことにも気づきます。「私と違うあなたがいるから私は『私』として存在していられるんだ」と思えるようになります。

前述の質問者さんには、以上800字弱の返答をお返ししたいのです。SCCへの思い入れは人それぞれでしょうが、少なくとも私にとっては住居以上の価値のある場所でした。これから入寮してくる多くの人にとってもそうであってほしいと願います。私はこの3年間を糧に、新しい場所で更なる成長を求めて暮らしていきます。

最後に、私を含めた卒寮生へ。
Bon Voyage!!良い旅を!

後輩にあてて

私はSCCに入ったことが、人生のターニングポイントになったと考えています。
この2年ほどで様々なことを経験しましたが、そのきっかけはSCCでした。もしSCCに入っていなかったら全く別の人生を歩んでいただろうと思うと恐ろしくなります。

SCCからは多くのものをいただきましたが、中でも役職者としての活動から得られたものは非常に大きかったです。私は2年次に自主企画委員長、3年次にRAとして活動しました。自主企画委員長としての活動では、イベントを約1か月で回すために企画を繰り返しました。気づくと仕事の処理量や速度が大幅に向上しており、委員会やイベントで司会をしたため、人前で話すことも好きになっていました。RAとしての活動では、年間行事や寮全体の運営をチームで支えました。他の 3人が仕事を積極的に進めてくれたため、私も負けないぞという意気込みで仕事をどんどん取りにいきました。学寮アドバイザーの南さんをはじめとし、大人の方々と対等な関係で仕事ができたのもよい経験でした。情熱を持った仲間と活動するやりがいに溢れた1年になったと思います。
SCCを通じて、他者のために・他者と活動するのを楽しく感じるようになったのは、私自身の一番の変化だったと感じています。RAの3人を含め、SCCで出会った仲間と一生ものの友人になれたことも大きな宝物です。

優秀な人達が集まった集団というのは、何かすばらしいことを成し遂げる可能性を秘めています。SCCはそういった人達を集めて、何かを意図的に生み出すための場所なのではないかと思います。私が優秀だったとは思いませんが、そんな私のレベルを引っ張り上げてくれたのもSCCです。SCCには、あなたの人生を変える力があります。だから、この文を読んでいるあなたにまだSCCでの時間が残されているのなら、自分には可能性がある、と自信を持ってほしいですし、そんな思いから寮生活に全力で取り組んでほしいとも思います。
SCCでの活動を通じ、そういった大きな流れの一部になれたことに誇らしい思いを感じています。希望に溢れるみなさんが、SCCでの生活を通じて何かを掴んでくれることをお祈りしています。

共同生活で得た教訓

3年間、SCCに住まわせていただきました。楽しいこともあれば、辛かった時期もあり、私にとってSCCでの生活は、正直楽しいと辛いがプラマイゼロで、100%良い思い出だ!!という感じではありません。しかし、私はSCCで3年間を過ごせて本当に良かったと思っています。何人もの大切な友人といくつもの大きな学びを得られたからです。

まず、SCCで私と出会って、挨拶してくれたりお喋りしてくれた全ての人たちに感謝を申し上げます。加えて、定期的にご飯に行く等仲良くしてくれている何人かのSCCの友人達にも、いつも本当にありがとうと言いたいです。優秀な寮生の方々と一緒に住んで作られた深いつながりは、私にとって大変貴重な財産だと感じています。卒寮してもこの絆を自信に変えて頑張っていくつもりです。

次に私が得た大事な学びのうち、一番重要だと思うものについて述べておきたいと思います。すごく当たり前のことなのですが、自分で自分を肯定することが他人と仲良くやる上では何よりも大事、ということです。共同生活は、自分の悩みや意見を積極的に常日頃伝えていかなければ、メンバーとのすれ違いも多くなり、不満やストレスが溜まります。そして、この「自分の悩みや意見を積極的に伝える」ということは、自分に自信を持てなければできません。自分の好きなことや苦手なことを自分で受け入れ、相手の前でも堂々としていることが大事です。私は最初これができずにいました。心を開けず、仲間と楽しく話ができずに信頼関係を深められなかったり、自分の共同生活の上での不満を言えずにストレスを溜めたりしてしまいました。こうすると更に自分のことが嫌になりますますふさぎ込む、という悪循環になります。例えば、「私は掃除が億劫で当番を回すのがどうしても遅れてしまうが、申し訳ないとはちゃんと思っている」という悩みがあれば、その思いをきちんとメンバーに伝えて、話し合って妥協点を見つけていけば良いのです。自分の苦手なことに対して「なんて私はダメなんだ」等と悲観せず、自分で受け入れてメンバーに話すことが大事です。こうすることでより快適に暮らせるようになるだけでなく、メンバーとの仲も深まります。

「学びというのは、学んだその時ではなく、時が経った後に『あのときのあれはこういうことだったのか!』となるもの」という話を聞いたことがあります。今の時点で自覚しているSCCでの学びはいくつかありますが、おそらく社会に出ると、もっともっと「SCCで暮らしておいてよかった!」と思えるタイミングが何度もあるのではないかという予感がしています。今からとても楽しみです。

最後になりますが、SCCで私と出会ってくれた寮生の方々、管理人さん達、学寮アドバイザーさんや学生キャリア支援課の方々に深く感謝申し上げます。大変お世話になりました。

令和3年度卒寮文集より抜粋

一つ屋根の下で

2020年3月、ありとあらゆるお気に入りの洋服や雑貨・大量の楽譜、そして新生活への期待と不安がパンパンに詰まった重量オーバー寸前の段ボールを東京に送り出した矢先、コロナウイルスの影響で5月まで授業が延期になるという知らせが入りました。ま、まさか、本人よりも先に段ボールが入寮してしまうという緊急事態…!!SCCオリエンテーションも初めてのハウスメンバー顔合わせも、初委員会もすべて母親の洋服で出席。思い描いていた大学生ライフとはずいぶん違うな、こんなスタートダッシュでこれから先上手くいくのかな、、、と凄く凄く不安だったことを思い出します。

しかし、この二年間はそんな不安な記憶も吹き飛ばしてしまうくらい濃密で、刺激ある経験を得ることができました。出身地も年齢も育った環境や文化もバラバラな中、勿論今までのようにはいかないことも沢山ありましたが、それぞれの文化や生活スタイルを持ち寄って生活するということは驚きや発見の連続でとても新鮮でした。特に日常のふとした瞬間からイベントや行事まであらゆる場面で、自分とは違った分野を専攻する人の色んな考えや価値観に触れることができたり、交流し合えた経験は本当に貴重で沢山の気づきを与えてくれたなと感じています。

入寮したての時ハウスに1年生一人で心細かった私を「他のハウスの1年生に挨拶回りしようよ!」と誘ってくれた子、サークルが同じ先輩といつも起こしあって朝練に行っていたこと、私の洗濯物を雨が降るからと自分の部屋で乾かしてくれていたルームメイト、部屋替えで皆の荷物を運びあったり、2年生からはシェアハピという何とも素敵すぎるプロジェクトが始動したり…。この二年間、なんてSCC生の皆は寛大で温かいんだろうと心がじわっとする体験が何度もありました。練習でどんなに遅く帰ってきても、テストに追い詰められて落ち込んでいても、いつも扉を開けたら「おかえりなさい」と言ってくれる人がいることがどんなに有り難く素敵な事だったのか。同じ屋根の下で一人一人がそれぞれ全力で何かに取り組んでいて、その皆の優しさや頑張りに今まで沢山支えられてきたことを振り返ってみて改めて実感しています。最初のスタートダッシュから寮での行事やイベントもいつも通り、例年通り、とはいきませんでしたが、だからこそいつもの何倍もともに住まうことについて考え、自分たちらしい繋がりの在り方を皆で頭をフル回転させて模索し、見つけることができたのではないかと思っています。SCCで出会い、生活を支えてくれたすべての人へ感謝します。本当にありがとうございました!

金子みすゞ的SCC

卒寮式ではとっても真面目に(?)あいさつをさせていただいたので、文集は少しくだけた感じにします!

月並みですが、SCCで3年間過ごして得た最も大切な知見は「そういう人もいるんだ!」という気づきです。食材の買い出しから帰って来て手を洗う前に冷蔵庫に食材をしまうのが許せない人、食事の際にランチョンマットを敷かないとソースなどが飛び散って気になる人、入浴中は脱衣所の電気を消してほしい人とつけていないと不安な人などなど......。十人十色な日常生活を送って来た子たちが突然ひとつ屋根の下に住むのですから、もちろん違いはありますよね。実際私は1年生の時に、食器を洗う時にスポンジが汚れるのが嫌だから先に食器を水洗いしてほしい派と全て洗い終わった後にスポンジを洗うので気にならない派に分かれてハウス会議で長時間話し合ったことがあります。おそらくSCCに住んでいない人からすればなんて滑稽な話し合いなんだろうとか、時間の無駄とさえ思われるかもしれません。

しかしこの出来事を主としたSCCでのシェアハウス生活は私にとって「そういう人もいるんだ!」ということを実感として受け入れさせてくれる転機でありました。そしてその思考は、人間関係やサークルの運営など様々な場面で確実にいかされていたという自信があります。お互いに正反対の意見をもつふたりが、良い意味で妥協しあって中庸を求めることに以前より抵抗感がなくなり、相手の考えの良い点を見つけそこに自分の考えを織り交ぜていく、そしてそれを障りなく相手に伝えるという力が身についたと、卒寮の今になって思うのです。SCCの面白いところは、自分のみならず同居人の暮らし方を個性として尊重することに終始せず、その個性を認めたうえで5人が無理なく生活できる解決方法を模索しなければならないことだと思います。それがなんだか金子みすゞの「みんなちがって、みんないい」の考え方に似ているなあと思いこのタイトルにしました。気づいたら共に住まい、共に成長してました。やった~(*^^*)

共同生活という特殊かつ貴重な経験を振り返って

SCCに入寮する際の志望理由書に、SCCでの寮生活を通して「協調性を育み、成長したい」と書いた覚えがあります。その目標はSCCでの生活を通して自然に達成することができたと思います。まず、初めて知り合った仲間と1つのハウスで共同生活をしていく中でハウスルールを守ったり、時にはそのルールを改善したり、自分だけではなくハウスメンバーが暮らしやすいハウスとは何かをハウスメンバーと話したりするなどの行動を通して協調性が育まれたと思います。また、成長という部分に関しては、「考え方」が最も成長したと思います。当たり前ですが、高校生まで暮らしてきた生活環境はそれぞれ異なるため、相手の生活スタイルを知ることの重要性も学びました。さらに、自分本位ではなく相手の意見や思いも受け入れるという、SCCの行事ごとで強調されたきたアサーティブなコミュニケーションを心がけるなど、自分の考え方が大きく変わりました。2年生になると役職に必ず就くため、責任を持って最後まで行動する姿勢もSCCで身に付きました。大学側とやり取りをしたり1つの行事を成功させる経験の中で責任感を培うことが出来ました。責任を持つということは1人で抱え込むことではなく、困った時などは仲間を頼りながらより良いゴールを目指すことだということも生活をしていく中で学べました。

SCCで良かったなと思うことは成長出来たこと以外にも、後輩と先輩の両方の立場を経験できることです。後輩の期間は先輩の役職の仕事ぶりや忙しい学校生活を身近に目の当たりにし、忙しい中でもSCCでの役目と大学での勉強を両立する先輩の凄さを実感できました。その経験が先輩の立場になった時のモチベーションにもつながっていました。2年生になった最初の頃は不安も大きかったですが、前のハウスの先輩のハウス会議の進行の仕方など参考にしたり、先輩がしてくれたことを思い出したりする場面も多くありました。

ハウス会をしたり、リビングで一緒にご飯を食べたりすることはもちろん楽しかったですが、一緒にテレビを見たり洗面所で歯磨きが一緒になった時に課題を励まし合ったり料理の時間が重なってお話するなど、日常生活で生じる会話の場面が何よりも楽しかったなと思い出に残っています。コロナ禍で、外出の機会が減少したり他人と話す機会が少なくなったりと大変なご時世ではありましたが、SCCではハウスメンバーがいるため会話の機会が大幅に減少することはなくコロナ禍でも楽しく過ごせました。リビングに集まってカードゲームをしたり絵しりとりをしたり、ハウス間での交流はオンライン上での企画があったりとコロナ禍だからこそ家にいながら楽しめることも多くあり、SCCで生活できて本当に良かったです。

元々ホームシックになりやすかったこともあり、上京して親元を離れるときは悲しくて寂しくて空港で号泣しました。ですが、SCCに着くと優しくてオシャレな先輩が出迎えてくれて、一緒に夜ご飯も食べてくれてSCCではホームシックには一度もならずに楽しく過ごせました。オープンキャンパスでSCC生のお話を聞いたときは、楽しそうだなと思いつつも家族以外の人と一緒に住むことは無理なのではないかと不安が大きかったです。しかし、SCCのメンバーは優しくて頼りになる方ばかりなので、2年間楽しく生活できて良い思い出ばかりです。上京して地震の多さにも驚きましたが、大きめな地震があった時もハウスメンバーがいたので安心できました。

SCCでの生活はコロナ禍しか経験していないため、他のハウスとの対面での交流が思う様に出来なかったりもしました。しかし、SCCは共同生活という学部や学年を超えた交流が出来る素晴らしい場所なので、来年度もSCCに住む方や新しく入寮する方はSCCにいられる時にその恵まれた生活を目一杯楽しんでほしいです。

3年間のまとめ

私は3年もの間、SCCに居住していました。これは大学生活4年間のうち75%を占めるほどの期間です。いざ数値化してみると、私はこの事実に驚愕せざるを得ません。なぜなら、体感にしておよそ3か月、と言っても過言ではないほど、あっという間に私のSCC生活は過ぎていったからです。人見知りで、卒業式の集合写真に写る事すらためらった若き日の私は、いったい何を思ってシェアハウス型の学生寮に入寮したのでしょう。家賃が安かったからでしょうか。国際学生宿舎には留学生しか入れないんだと思い込んでいたからでしょうか。それとも、まさか本当にシェアハウスをしているなんて信じられなかったからでしょうか。理由はたくさんあります。しかし、決め手はひとつでした。それは、オープンキャンパスで先輩が告げた言葉です。4年前、SCCのブースにひとりで乗り込んだ私を優しく出迎えてくれた先輩は言いました。「SCCには楽しいことしかないよ」と。私は啞然としました。いくら受験生を勧誘するための誇張表現とはいえ、「この場所には何の苦しみもない」と笑顔で言い切ることが、果たしてできるでしょうか。私はほんとうに、この寮には楽しいことしかないのだ、と思いました。

さて、私がSCCに入る前の話で半分以上のスペースを使ってしまいました。本来RAを務めた者として、これからSCCを担っていく後輩のためになることを書くべきだったのかもしれません。が、そのような内容は愛すべきBハウスの仲間が書いてくれるでしょう。結論を申し上げますと、私はSCCに入寮して心から良かったと思っています。私はこの3年間、SCCに尽くしてきました。そして、SCCは私に数えきれないほど多くのものを与えてくれました。SCCでの生活を趣味で例えるならば園芸です。毎日自分が与えた分だけ、与え返してくれる。それがSCCという存在なのだ、と私は思います。皆さんも、どうかSCCという義理堅い存在を大事にしてください。必ずあなたに恩返しをしてくれるはずです。

感謝を込めて

ずっと、卒寮はまだ先だと思って過ごしてきました。先輩や同級生を送り出したことも記憶に新しいのに、とうとう私が見送られる番になりました。思い返してみれば、とても短い3年間でした。上京してきて、部屋で一人食べたヴィドフランスのパンは味がしなかったこと。深夜まで騒げる環境に、友達といられたこと。人間関係がうまくいかなかったこと。他愛もない話で笑い合ったこと。いつのまにか友達ができていたこと。責任の重みを感じたこと。たった3年間の中でこれほどの経験をしたのかと思うと、驚きを隠せません。

実は昨年度から、卒寮文集に何を書くか悩んでいました。書きたい話を準備する予定でしたが、まとめられなかったです。面白いネタでも用意できれば良かったのですが、そう人生はうまくいきませんね。そんなわけで、思い出を少しと、これを読んでくれている人がいると仮定してメッセージを書いておこうと思います。

1年生のときは試行錯誤の繰り返しでした。そもそも人と話すのが苦手で、いつも共同生活に向いていないことを実感させられました。それでも、寮生の皆様がとても優しくて、向いていないけど此処にいたいと思っていました。2年生のとき、慣れてはきたけれどやっぱりよく悩みました。憧れの先輩の後を追って委員長をやっていたせいかもしれません。委員長も、とても良い経験でした。やっぱり優しい同級生と、頼りになる後輩がいて、1年生のときよりよく笑う人間になれたような気がします。そして3年生。予想以上にRAは、楽しいです。SCCに慣れているから、同級生だから、メンバーに恵まれたから、理由付けは何でもできるのですけれど、多分重要なのはそういうことじゃなくて。個人的には、全員が自分を大切に、自分の楽しいを大事にしているからだと思っています。一緒に色々な仕事をして、ご飯を食べて、一緒に遊んで、一番密度の濃い時間でした。3年間を通して1番の思い出は何だろうと悩んだのですが、分かりませんでした。そのときの私にとっての1番を積み重ねてきたから、分からないのでしょう。そういうことにしておきます。

さて、最後に短くメッセージを書きます。私と話してくれた人、挨拶を返してくれた人、そうでない人も、ありがとうございました。きっとあなたがいてくれたから、寮生活はこんなに楽しかったのです。SCCはとても流動的だから、あと2年もすれば、SCCに私がいた証なんてほとんど残らないでしょう。私と、その他の誰かの記憶に残るだけ。私は頑張って覚えているつもりなので、外であったら挨拶をします。なんならご飯にも誘います。気が向いたら手でも振ってくれると嬉しいです。

では皆様、どうかご自愛を。

2年間のSCC生活を振り返って

2020年3月30日にSCCに入寮してから、早くも2年が経とうとしています。この文集を作成している今、2年間という期間は長く見えて実はとてもあっという間であったということを改めて実感しています。

1年次は東京での生活も1年目であることに加え、親元を離れての初めての生活であったため、初めとても不安な気持ちを抱えて入寮したことを覚えています。しかし、不安な気持ちは2週間程度ですっかり消えました。一緒に過ごすハウスメンバーが積極的にコミュニケーションをとってくれて、「SCC生活=緊張」ではなく、「SCC生活=楽しい」に私の気持ちはすぐに変化しました。新型コロナウイルス感染拡大によって学校の行事がことごとくオンラインになり、同じ学科の子とも対面で会うことが厳しい状況の中、SCCというコミュニティに所属していたおかげで、学年を越えたお茶大生との繫がりを作ることが出来た点が、1年目の生活で特によかったと思っています。私たちのハウスではよくハウスパーティを行いました。皆でデリバリーを注文したり、料理を作って、沢山お話しながら夜を過ごし、とても楽しかったです。1年間毎日顔を合わせ、会話を重ねていくと、何でも話すことが出来るようになり、相談もハウスメンバーに沢山した記憶があります。ハウスメンバーの話や姿から学ぶ点は多くありました。お互いに刺激を与え合う環境がSCCには備わっていると強く感じました。

2年次は東京での生活も2年目で、サークル活動や大学の授業に慣れてきたこともあり、気持ちに余裕をもって過ごすことが出来たように感じています。4月、新しいハウスメンバーと顔を合わせた初めは少し緊張しましたが、やはり2年次も数週間が経てば緊張もほぐれ、楽しく過ごすことが出来ました。2年次は4人での生活となりましたが、新型コロナウイルス感染が2020年度より落ち着いた時期もあったことから、メンバーで様々な場所に出かけに行くことが出来ました。オリンピックの聖火台、ディズニーランド、インドカレー屋さんなど、どこかに行く度沢山写真も撮って沢山の思い出を作ることが出来ました。今年特に印象的だった行事は寮祭です。私たちはハウスの装飾を「アリス・イン・ワンダーランド」の雰囲気に合わせて作成しました。リビングに集まって話しながら装飾を作ったのがとても楽しかったです。動画作成は特に力を入れました。寮祭実行委員長の熱血演技指導もありながら、不思議な感覚に陥る動画を作成することが出来ました。私のハウスはリビングに人が集まることが多く、会話をする機会が多かったです。ハウスに全員が集まると、常に笑いが絶えない空間で、とても居心地が良かったです。

私の2年間のSCC生活は、今まで繋がる機会の無かった人たちと交流し、刺激を受け、自分自身を鼓舞して過ごすことが出来たように思います。これからも、SCC生活で出会った仲間との繋がりを大切に、新しい生活のスタートを切っていきたいです。

最後に、SCCでの2年間の生活は自身の人生において重要な期間になると思います。SCCでは、日常生活と各イベントを通して様々な価値観に触れ、考え、行動することが出来ます。是非皆さんもSCCの中で沢山の人と交流し、自分を成長させ、思う存分SCC生活を満喫してください!

SCCで過ごした2年間

SCCで過ごした2年間を振り返ると、実りの多い素晴らしい経験ばかりが思い返されます。卒寮を前に、今思うのはSCCで過ごせて本当に幸せだったなあ、ということだけです。

入寮前は、家事を何もしてこなかった私が東京で生活できるのか、ハウスメンバーとうまくやっていけるのか…そんな不安で胸がいっぱいでした。しかし、優しくて頼りになる先輩方と明るくてしっかり者の同級生との共同生活は、抱いていた心配を吹き飛ばすくらい楽しい日々でした!孤島のAハウスで過ごしていたので他のハウスの人とあまり話せなかったことが心残りですが、その分ハウスメンバーとのリビングでの会話やドラマ・映画鑑賞会が本当に大切な思い出です。

学年が上がり、1年生2人が入ってきてくれたことによって心境がガラッと変わりました。先輩に教えていただいたことを引き継がなきゃ!や、もっとちゃんとした生活送らなきゃ!といった責任感を抱くようになりました。また私が1年の頃はコロナの影響であまりハウス会が出来ず、寂しく思っていたので、後輩2人には寮生活1年目を楽しんでもらえるようにしよう!とハウス会をたくさん開催することを決めていました。この1年間を思い返すと、1年生の入寮パーティーやみんなの誕生日会、クリスマスマーケットなど本当にたくさんのことをしたなあとしみじみ思います。そういったイベントも楽しかったけど、突如始まるリビングでの女子会の時間がSCCらしさ全開で好きでした。コスメの情報共有、深夜に始まるお風呂じゃんけん、伝染する冷蔵庫の中身、バイトの愚痴、恋バナなど…こういう時間を来年からはもう過ごせないと思うと悲しいです。

SCCに入らなかったらきっと話すことはなかった人たちと関われて、たくさんの刺激を受けることが出来ました!この2年間の思い出を糧に、これからの大学生活をさらに良いものにしていきます。みんなとの思い出は私の宝物です。寮生活を支えてくださった全ての方に感謝します。本当にありがとうございました!

SCCを振り返って

2020年4月春。これは、SCC寮に初めて訪れた時のことです。

田舎から出てきた私は、東京という慣れない土地とその空気感に圧倒され、何とかSCCに到着することが出来ました。しかし、へとへとに疲れ果てていた上、ハウスメンバーとの初対面に緊張して体はかちこち…。震える小鹿のようにハウスの扉の前で立ち止まっていたのを覚えています。しかし、ハウスの扉を開けた瞬間、今までの疲れや緊張はあっという間にどこかへと消えていきました。というのも、その時ハウスにいた先輩が私に全く気付くことなく、大きな声で椎名林檎さんの曲を熱唱しており、私はその声に負けまいとより大きな声で「こんにちは、初めまして!!」と何度も何度も叫ぶことになったからです。(5・6回目でようやく気付いてもらえました)

そんな、今振り返ると、くすっと笑ってしまうような出来事が私のSCC生活の始まりでした。では、ここからは少しこの2年間を振り返ってみたいと思います。

まずはハウスメンバーとの思い出です。私はこの2年間、「いってらっしゃい」「おかえり」の言葉に支えられていたのだなぁと今強く実感しています。この2つの声かけがどんどんハウスメンバーを家族のような近い存在にしていきました。帰ったらリビングに誰かがいて、「ただいま」と同時に嬉しかったことや悲しかったことが自然と口からあふれ出す…そんな実家のようなぬくもりがそこにはありました。そしていつしか時間を忘れてお互いに語り合うことも…今振り返ると素敵な思い出です。もう一つ、ハウスメンバーとの思い出と言ったら、なんといってもハウス会。月に一度のこの日はハウスのメンバーと出かけたり、季節の行事に合わせてパーティーをしたり、いつも以上の大盛り上がりを見せました。沢山の楽しい思い出は大量の写真となり、見返すだけで笑顔になれるという魔法を秘めて私の元気の源となっています。この場を借りて、ハウスメンバーへ、一言送らせてください。今まで沢山ありがとう!今までもこれからもずっと大好きだよ!

次にSCC全体での行事を振り返ってみます。行事を通して学部学科を超えた交流が出来たことは、私にとってとても貴重でした。お互いに違うことを学んでいるからこそ、沢山の話の切り口があり、そのどれもが新鮮で興味深いものでした。互いの良さを認め合い、尊重し合うことの出来るSCC寮生だからこそ、話しやすく活発な交流に繋がったのではないかと思います。何度も行事で顔を合わせてお互いのことを覚えると、学校ですれ違う際に声をかけあうことも増え、SCCの外でもSCC寮生との繋がりが出来ました。様々な行事を共に過ごした仲間は私にとって皆、特別な存在です。SCCを退寮してもこの繋がりをずっと続かせることが出来たら良いなあと思っています。

終わりになりますが、SCCでの生活は本当に私の大学生ライフを豊かにしてくれました。このSCC寮で出会った仲間、過ごした時間をこれからもずっと大切にしていきます。幸せな2年間をありがとうございました。

共同生活で得られたもの

私は、自己開示が苦手でした。本当の自分を知って幻滅されることが怖かったからです。しかし、SCCでの2年間の生活を通して、少しずつ自己開示ができるようになりました。それは、学科や年齢、出身など全く違う人と共同生活をするという貴重な体験ができたおかげです。

共同生活をすると、他の人の生活を知ることができます。自分の生活との違いは、新たな発見の連続でした。例えば、睡眠時間やお風呂・食事のタイミング、バイト時間など、生活リズムは人によってかなり異なります。また、掃除・洗濯・料理の方法など家事の仕方も人それぞれで、自分の知らなかった工夫や習慣は真似してみたりしました。他にも、ハウスメンバーのアルバイトやサークルの話から、仕事内容やコミュニティによる特色を知ることができました。一番面白かった違いは、学科です。学習内容から授業スタイル、課題の量や内容まで全く異なっており、共有し合うことは非常に有意義で楽しかったです。こうした発見を受け、他人だけでなく自分のことを知るきっかけにもなりました。

また、共同生活を含め寮生活は、共有の場が多かったです。ハウス内では、日ごろからリビングで他愛のない会話をし、毎月開催されるハウス会では、いつも以上に話しました。また、寮の行事では、たいてい自己紹介から始まるため、あまり面識のない寮生に自分のことを話す機会が多くありました。友達とは違い同じ場所に住んでいるからなのか、自己開示に対する抵抗感が薄れていきました。一緒に住んでいるので、自分を偽って過ごすのは大変ですし、趣味を秘密にするのも難しいので、自己開示せざるを得ない環境にあるのかもしれません。そんな生活を送っているうちに、気が付けば、寮以外でも進んで話題にしなかった自分の話をするようになっていました。

2年間SCCで過ごすことで、他者を知り自分を見つめることができました。また、同じ場所に住む寮生と毎日のように交流するからこそ、自己開示できるようになりました。とても貴重な人生経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。

2年分の感謝を込めて

SCCの生活はとにかく楽しかったです!一緒に住むからこその関係性や出来事が日常の中にたくさんあって、そういうことに気づく度に「SCCに入ってよかったな」としみじみ思っていました。まず思い当たるのが冷蔵庫の中身が似ることです。一人が冷凍餃子を買うと数日後には全員の冷凍庫に餃子が入っていたり、一つの冷蔵庫に同じヨーグルトや牛乳がいくつも入っていたりしました。また、トイレットペーパーを各々が同時に買ってきたおかげでストックがものすごいことになったこともありました。加えて、生活スタイルが似ていくのも面白かったです。私はかなり夜型の生活なのですが、その影響か、後輩たちの寝る時間がどんどん遅くなっていったことを申し訳なく思っています。来年はちゃんと早く寝るんだよ。

私はSCCの環境やハウスメンバーにたくさん助けられました。コロナ禍で大学になかなか行けず、部屋にこもりきりになっていた私にとって、ハウスメンバーと話す時間は本当に楽しかったです。もし同じ状況で一人暮らしをしていたら、私はきっと耐えられなかったと思います。一緒にご飯を食べたり、遊びに行ったり、テレビを見たり、同じ時間を過ごせてよかったなと思っています。深夜テンションで話せるのも一緒に住んでいるからこそです。寮生は出身も性格もバラバラです。ハウス内でも一人一人が個性的で、異なる価値観や考え方を持っていました。そういうものを知るたびに発見があり、見習いたいと思いました。バラバラな性格がかえって役割分担のように組み合わさって、ハウス全体が回っていました。私の足りない部分も他のハウスメンバーが補ってくれて感謝しています。

また、私は1年次に学プロ委員会、2年次には広報委員長を務めました。特に広報委員長の仕事は得るものが多かったです。初めは仕事内容すら分からず、至らぬことばかりでした。最後まで立派な委員長にはなれませんでしたが、それでも委員会のメンバーやRAさん、学寮アドバイザーさん、大学の方にたくさん助けていただき、なんとか1年間務めることができました。どうしたらメンバーが仕事をしやすくなるのか、どんな声掛けをすればいいのかなど、リーダーとしての振る舞いを考え、行動する大切さを学びました。できることなら1年間の反省点を踏まえてもう1年務めたいくらいですが、それは来年度の広報委員長に引き継ごうと思います。広報はSCCの中と外をつなぐ大切な委員会です。SCCの環境は特殊で外部の人にはわかりにくいですが、住んでみると本当に楽しいことがたくさんありました。その良さをもっとたくさんの人に知っていただけたらと思います。これからのSCCをよろしくお願いします。

2年間のSCC生活は本当にあっという間でした。寮生皆に感謝しています。特に、一緒に過ごしてくれたハウスメンバーに本当に感謝しています。ありがとう!これからもSCCが楽しい場所であり続けることを願っています。

まるでリアリティショー

「さて、そろそろ文集書くか〜」とまず開いたのは去年の卒寮文集。何を書くか思いつかなかったのがバレバレです、お恥ずかしい。でも、3年間過ごしたSCCには思い出が詰まりすぎていて、パッとまとめられるはずがないですよね。以下、悩み悩み書いた文章です。

文集を開くと、そこには懐かしい同期の名前がずらり。今も交流を続けている子が多いですが、一緒に暮らしていた時のことを思い出して胸が熱くなりました。SCCで出会った仲間は、家族とも言えないけれどただの友達でもない、とても面白い存在です。初めて顔を合わせたその日から一緒に生活するなんて、よく考えたらなんかのリアリティショーみたいですよね。そんな環境にほとんど不安を抱くことなく飛び込んだ、3年前の私を褒めちぎりたいです。

1年目、簡単に言えば私ははっちゃけていました。入寮当初笑ってしまうくらいモッサリしていた私は、おしゃれで都会的でキラキラしたSCCの先輩に憧れ、少しずつ変貌していきます。そしてその最終形態がブロンドヘア。カラー後数日は、SCCで誰かに会うたび発狂されたのを覚えています。ちょっとここには書きたくないその他の愚かな行動も含め、「ザ・若気の至り」な1年目でした。

2年目、寮生同士の距離が少しずつ開いていったような気がして、なんとも寂しい1年でした。言うまでもなく、コロナのせい。少し我慢すれば元の生活が戻る、は通用しませんでした。1年生は上京してくることすら難しかったり、2年生も感染者の多い東京を避けて長期間帰省したりと、ハウスメンバーが全員そろった期間は通算2ヶ月くらいでした。自分が1年生の時にさせてもらった楽しい思いを、後輩にさせてあげられないのが申し訳なかったし、切なかったです。

3年目、私の人生史上最高に刺激的で楽しい毎日だったというのが、大袈裟に聞こえるかもしれないけれど正直な感想です。ともにSCCに残った同期3人は、怖いくらい仕事ができて、面白くて、フッ軽で、クセが強くて、正直に思いをぶつけ合える最高の仲間たち。そんな3人に引っ張り上げてもらいながら、なんとか私もRAとしてやっていくことができました。RA主体の行事運営や大学側との密なやりとりといったRAならではの仕事に加え、同期だけで暮らすという経験も2年間で卒寮していたらできなかったことです。これらの機会をいただけたことにとても感謝しています。

3年間ここに住んでいたけれど、こうして振り返ると、私の目に映るSCCは毎年違っていたような気がします。もしかするとそれは、自分が少しずつ変わっていったということかもしれません。「成長しました!」と大声で言えるほど日本人を卒業できてはいませんが、ここで過ごした3年が私にとってとても大事な時間になったことは間違いありません。充実の長編リアリティショーはこれにて完結です。素敵な経験をありがとうございました。

生活力皆無、泣き虫女子のSCC体験記

まずはSCCでのかけがえのない思い出を振り返ってみます。入寮日、駐車場が空いてなくて茗荷谷を車でぐるぐるしました。テキパキと作業をする母、少し寂しそうだけど枕を気に入った弟、親バカな父のハグは骨が折れるかと思いました。緊張半分わくわく半分の初日、ハウスで食事に行きました。同じハウスの一年生はすぐに仲良くなり、今でもSCCで一番仲の良い友達です。それからは後楽園に行ってみたり、業務スーパーに行ってみたり、ラウンジでUNOをしたり、SCC本棚の本を読んだり、楽しく過ごしました。緊急事態宣言が出てアルバイトもできないので、一旦家に戻りましたが、既にSCCに早く戻りたいと思うようになっていました。1年生の時のハウスでは夜型でゲーム大好きで面白い先輩と夜な夜な喋りつくしたり、舞踊の先輩がリビングで練習しているバレエを見て、一緒にトレーニングしたり、おしゃれでかわいい先輩にいつもかわいいねと言ったりして楽しく過ごしました。さよならパーティーを企画したり、寮祭実行委員会で良いものを創ろうとじっくり話し合ったり、広報係の新入生資料作成を泣きそうになりながら仕上げたり、仕事も一生懸命やりました。新二年生研修で役職を決めるとき、寮長は第二希望でしたが、誰もいなかったので手を挙げました。その後は私が進行しましたが、スムーズに決めることができて嬉しかったです。でもそれは私の同期がみんな素晴らしい人達だったからだと思います。

2年生のハウスでははじめて後輩を迎え、緊張したけど色々聞いてもらって答えるのが楽しかったです。みんな忙しくてなかなか予定合わないし、時間帯でテンション違いすぎて嫌われたかと正直本気で悩んで泣いたこともあるけど、それでもやっぱり楽しかったが一番にきます。特に恋愛話をハウス会議の後にするのが最高でした。このようにSCCにはたくさんの思い出が詰まっていて、全部話せないのでここでやめときます。

さて、SCCの理念は「ともに住まい、ともに成長する」というものですが、達成できているかと言われると微妙です。だって掃除は毎週きちんと回せないし、乾燥機に服いれっぱにしがちだし自炊はあまりしないし生活リズムはぐちゃぐちゃだし部屋も汚いし寮長の仕事もできていたか…。一人で身の回りのことをする能力は全く成長しておりません。むしろ逆進化しています。ただ、私は思うのです、2年間他の人と同じスペースで暮らせたの凄くない!?家族は他人だけど産まれたときから一緒じゃないですか。私は家族以外の人と暮らすのはSCCが初めてでした。もちろんすべて上手くいったわけじゃないけど、時には助けてもらい、時にはささいなことが気に食わなかったり、時にはとある一言で傷ついて泣いたり、時には共に食事して話したり、様々な体験をしました。その体験そのものが私の成長なのかなと思うし、これから、より実感できる形で表れるのかなと期待しています。

ところで私は衝撃を受けています。安定の締切ギリギリの執筆で自分は2枚目なんて行くわけないと思っていましたが、余裕でした。それだけSCCには中身が詰まっているということですね。素晴らしい。

最後はSCCの良いところを紹介して終わりにしますね。まずは、帰ったら「おかえり」「ただいま」、朝は「おはよう」、夜は「おやすみ」があることです。なんてことない挨拶だけど、心理学でいう安全基地のようなものだと思っています。安全基地というのは赤ちゃんにとっての母親で、安心できる場所があるから周りの探索に行けるのです。何気ない挨拶をしてくれるような友達が待っている安全な場所だからこそ、外出をして自分の活動をすることができます。完全な一人暮らしではそれがありません。私はSCCで交わす何気ない挨拶が大好きです。卒寮まであと少し、いっぱい挨拶しようと思います。他にはおすそわけをもらえるというのがあります。作りすぎちゃった唐揚げ、いらなくなった本、いっぱいもらった脱毛クリーム試供品、作ってみたお菓子。私もあげる側になったことありますよ、急遽決めた帰省のため消費できない卵、私の苦手なビターチョコ、お土産。おすそわけは物質だけでなく、愛情のおすそわけでもあると思います。2年次のシェアハピプロジェクト。私は幸せをたくさんわけてもらいました。そんなハッピーで溢れる素敵な場所、SCCです。最後は、SCCには多様な人がいることです。学部も、学科も、出身都道府県も、趣味も、得意なことも、苦手なことも、価値観も、考え方も違います。大学生になると、教えられるだけでなく、自分で観察し、学んでいくということができるようになり、私は自分と人との違いから新たなことを学べるのだと考えています。SCCではたくさんの違いから将来の自分に活きるものを学べたと思います。あとは単純に多くの人と交流するのは楽しいし、自分が頼れると思える人を増やすこともできます。

つい長くなってしまいました。今までのSCCの先輩、SCCを繋いでくださってありがとうございます。1年共に過ごした先輩、キャラが濃くて最高でした。1年共に過ごした後輩、頼りない寮長でごめんなさい。2年共にした同期、みんな最高すぎて安心できました、ありがとう。これからSCCに住む後輩達、SCCは最高のところです。自分を守ってくれるし、成長もさせてくれるリソースを備えた、あなたたちの第二の家です。他の寮と違って行事や仕事も多く、大変なことつらいことはたくさんあると思います。でも、どう活用するかは自分次第。みんなが最大限の価値を引き出して、私みたいに卒寮文集にSCC最高!と書けるように過ごしてくれたら、深夜4時までこれを執筆していた私が報われます。SCC最高! ここまでお読みくださった方がいましたら、ありがとうございます。

令和2年度卒寮文集より抜粋

私の大学生活SCCにぎゅっと詰まってます

私にとってSCCはいろんな感情があふれる3年間でした。

1年生、はじめての憧れの共同生活。先輩方はみんな親切にしてくださり、またとてもキラキラしていて自分もこうなりたい!と常に背中を見ていました。私はこれまで先輩の方と関わる機会があまりなかったため、年上の方との交流の仕方を実践的に学べたと思っています。毎月のように行ってもらっていたハウス会はとても楽しく、特に「23時にホットスナックをお腹いっぱい食べる」というギルティ会は今でも時々思い出します。

2年生、先輩にしてきてもらっていたことを、後輩にできているかな?とよく考えていました。委員会の委員長やハウスの2年生として日々真剣に寮のことを考える時間が多くなり、去年は先輩方のおかげで楽しい寮生活が送れていたのだと気づきました。改めて先輩方の偉大さを感じつつ、自分の未熟さに悔しくなるときもありました。委員長としての経験は、その後の私の自信につながっています。

3年生、RA。コロナ。2年生の創意工夫あふれる活動ぶりに感動し続けていました。後輩とか関係なくすげぇって何度も思いました。そのような姿を見た1年生なら来年もっといいSCCにできるはず!とも思いました。本当のことなら1・2年生の皆ともっともっとハウスでおしゃべりしたかったです。1年間全ての行事がオンライン化しても楽しいSCC生活になったのは1・2年生と他の3人のRAのおかげです。本当にありがとう。

3年間を通して、私の語彙力では言葉で表現するのが難しいような、「力」と一言では表せないような、対人関係を築くためのスキルを身につけることができたと思っています。私にはない良いところを持ち合わせる仲間にもたくさん出会い、充実した時間を送ることができました。寮で撮った写真を見返すと今でもニヤけてしまいます。また、自分の悪いところ・良いところともたくさん向き合いました。社会人になるにあたり、長所は伸ばしつつ短所を改善していきたいと思います。委員長やRAの経験を通して、私は物事を企画することが好きだということに気づくこともできました。たくさん寮について考える時間があった分、SCCは私にとって大切な思い出の一つになりました。

SCCは「挑戦したもん勝ち、楽しんだもん勝ち」だと私は思います。後輩の皆さんには「どうすればSCCもっと楽しくなるかな」と考えながらぜひやりたいことに挑戦してもらいたいです。それはSCCのためになるだけでなく自分のためになると思います。皆さんの活躍を心より応援しています。

最後に、いろいろ自由にやらせていただき、田さん、大風先生、木村さんを始めとする大人の方々には感謝でいっぱいです。3年間、お世話になりました。本当にありがとうございました。

3年間のSCC生活を経て

親元を離れ、東京での暮らしをSCCという場でスタートできたことに感謝しています。一年生の暮らしを振り返ると、SCCで出会った先輩方や同級生に、本当にお世話になっていたなぁと思います。入寮前は、先輩とシェアハウスすることに少し抵抗があり、自分が迷惑をかけないか心配でした。しかし同じハウスの先輩方は天使のように優しく、多忙な中でもご飯に連れていってくださったり、リビングで話を聞いてくださったりしました。他ハウスに毎日のように遊びに行った時も、いちハウスメンバーとして迎え入れてくださいました。私も素敵な先輩方のように新一年生を歓迎したい!という思いを抱きながら、二年目のSCC生活が始まりました。少し緊張した様子の1年生が大きな荷物を抱えてハウスに入ってきたことをよく覚えています。ハウスメンバーが変わればもちろんハウスの雰囲気も変わり、個性豊かなメンバーと大切な時間を過ごすことができました。2年間のSCC生活は大変だったこともありましたが、それ以上にかけがえのない思い出であふれていました。

三年目は、これまでの在寮経験を生かして後輩の寮生活をサポートしたいと思い、RAに就任しました。一年生の頃は、まさか自分がRAになるとは想像もしていませんでした。RAを志望するきっかけとなった出来事があったわけではなく、SCCで生活していくうちに人の温かさに触れ、貰ってばかりの幸せを還元したいという思いが強くなっていきました。新一年生の歓迎準備を進める中、新二年生となった後輩たちが内面も外面もお姉さんになっている様子を見て、とても頼もしく思いました。入寮してくる一年生のためにハウスを装飾したり、リビングのホワイトボードにメッセージを書いたり、ハウスごとに工夫を凝らして準備していました。その様子を見ながら、「なんてSCC生は愛に溢れているんだ!」と感動していました。しかし準備が終盤に差し掛かった頃、新型コロナウイルスに見舞われ、計画していたことが次々に中止となってしまいました。例年の「密」で楽しいSCC生活を後輩たちに経験してもらえないことが残念で仕方ありませんでした。私たちRAも長い時間かけて準備していたものがあり、非常に悔しい思いをしました。それまでの時間が無駄だったかもしれない、と思ったこともありましたが、他のRAメンバーや後輩たちの諦めない姿を見て、自分もまた頑張ろう!と前向きな気持ちになりました。本当にみんなのおかげで、三年目のSCC生活も大切な時間を過ごすことができました。ありがとう!!

これからも、SCCという場所が住む人にとって居心地の良い居住空間であれば嬉しいです。そして、入居した人にはぜひ短い寮生活を楽しんでいただきたいです。

SCCでの3年間

私がSCCに興味を持ったきっかけは、なんとなく東京で一人暮らしをするのに不安を感じ、同じ大学生と住むことのできる寮は安心だなと思ったからです。初めはそんな理由でSCCに入ったわけですが、この3年間で当時は想像もしていなかったくらい充実した日々を送ることができました。

SCCに入りたての頃、同じハウスのメンバーが、出身も違えば趣味も生活スタイルもバラバラなメンバーで、中学、高校と同じような友達ばかりと関わってきた私は衝撃を受けたのを覚えています。初めはとてもびっくりしましたが一年を通して振り返ってみると、リビングには常になんだかわからないお菓子が溢れかえっていたり、1限がある日は朝が苦手な先輩を起こしたりするなど、今思い返してもくすっと笑ってしまいそうになるくらい毎日を楽しく過ごしていたなと思います。それぞれの個性が際立っていたメンバー5人でも、とても居心地が良いハウスだったのは、ハウスメンバーでコミュニケーションを取ることが多かったからだと思います。このSCCでの生活を通して、全く違う方向性の考えを持っている人たちが一緒に生活するには、たくさん話して相手を理解し尊重することが大切だという集団生活において基礎となるような考え方を学びました。

また、私は2年生と3年生で委員長とRAという二つの立場を経験しました。リーダーとサポーターという異なる立場でしたが、二つに共通して、仲間の大切さを強く感じました。私は今までリーダーの経験がほとんどなく、毎月の委員会の進行に戸惑ったこともありました。そんな時に、意見を出してくれたり場を和ませたりしてくれる仲間がいたことがとても助けになりました。委員長を経験してまとめる立場の大変さを知り、今後ほかの集団等でリーダーが困っていないか注意して見てみようと意識するきっかけにもなりました。また、RAになってからも4人で協力して活動することが多かったと感じています。自分一人だけでは解決できない問題に4人で取り組んだり、4人の異なる視点から見て考えたからこそ生まれた良いアイディアなどがたくさんありました。人と関わることによって相手の考え方や自分の気づかなかった部分を意識させられることが多くあり、仲間のそんな面白い考え方もあるのだなと勉強になることが多かったです。

SCCのコンセプトは「共に住まい共に成長する」ですが、実際にこれを達成できたのではないかと感じています。2年間、もしくは3年間で自然と成長できる環境があることにとても感謝しています。SCCに関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。今後も楽しさと学びを作り出す素敵な空間であり続けるといいなと心から思います。

SCCで2年間過ごして

ハウスでの生活について
1年時と2年時で、それぞれ違うメンバーと生活を共にしてきましたが、いずれのハウスでも2年間本当に仲良く過ごすことができました。1年生の時は先輩方が過ごしやすく楽しいハウスにできるよう頑張ってくださったおかげだと思っています。例えば各メンバーの部屋のドアのネームプレートを作ってくれたり、ハウスで使うホワイトボードのデザインを毎月可愛く飾ってくれたり、ハウスルールの確認を定期的にしてくれたりしていたことをよく覚えています。私も2年生になったらそんな先輩を見習おうと、1年時の経験を活かしてハウス運営を頑張っていました。先輩がしてくれたことと似たようなことをやってみたり、ハウスの皆でお出かけしたり、リビングで課題やゲームをしたりと、楽しくハウス運営ができたように感じます。後輩たちもこのハウスで良かったと言ってくれてとても嬉しかったです。
委員会活動について
1年生の時は清掃・備品委員、2年生では清掃・備品委員長を務めていました。清掃・備品委員会は簡単に言えばハウスの清掃と備品(食器、家電、調理器具など)の管理を主にする委員会です。ちなみに来年度から委員会ではなくなり環境美化チームというものに変わります。私は委員長という役職を今まで受け持ったことがなかったので、正直上手くこなせるかかなり不安でした。けれど、委員の皆が率先して協力してくれたおかげで委員長としての仕事を全うすることができたので、委員の方々には本当に感謝しています。またコロナ禍で何かと変更点が多かったので、臨機応変に対応していく力が身について良かったです。
2年間SCCで過ごして思ったこと
また共同生活について、共同生活ではルームメイトと普通以上に仲良くなれるところがいいところですが、本来共同生活をしていなければ見なくて良かったであろう嫌な部分が見えてしまったり、価値観の違いで悩んだりすることも多々ありました。ただそこをどうやって上手く解決するかみんなで話し合って決めるという経験は結構大切なことだと思っています。SCCで過ごせたおかげで学生のうちにそういった機会を自然に受け取ることができたことにとても感謝しています。卒寮してもSCCで経験してきたことを何かしらの機会で活かせるよう努力していきたいと思います。

想像以上にみんな夜型人間

なんで受験勉強中に受かるかもわからない大学の寮のためにこんな大量に文章書かなきゃいけないんだってあのときはめちゃくちゃ思ってましたが、今思うとあのときの自分に大感謝です。
ひとりで上京したときは不安しかなかったけど、SCCに入って同じように上京してきた人が周りにいて安心して生活することが出来ました。一緒にお菓子作りしたり、ご飯作ったり、夜ラウンジで飲み物飲みながらおしゃべりしたり・・・。自主企画委員の雰囲気もとっても好きで、みんなの発言力に刺激を受けたし企画も毎回楽しかったです!
SCCのいいところといえば、いってらっしゃいとかただいまとかおつかれとか軽い声かけもこれから一人暮らししたら恋しくなるんだろうなと思います。これがあるだけでコロナ禍の生活でも人とのつながりを感じることが出来ました。人とのつながりの大切さを実感する生活でした。同年代との共同生活という貴重な経験ができて本当に良かったです。楽しいSCC生活でした。

SCC生活での思い出と学び

私がこの2年間の寮生活で「SCCで生活できてよかった」と思ったことは、やはり日常的に様々な人と関わる機会があったことだ。

入寮日の夜のごはん会、様々なワークショップや寮祭・自主企画などのイベント、定期的に行われるハウス会、さらに有志が集まって突然開かれる名もなき集まりなど、振り返ってみるとSCCでは人と話したり時間や空間を共有したりすることが多かったなと感じる。このような集まりはいつも楽しく、常にどこかで明るい声が聞こえるようなこの環境がSCCの一番の魅力だなと思う。2年目の2020年度は授業・イベントのオンライン形式への移行を初めて経験したが、多くの人が安心してこの1年間生活できたのは、SCCの明るい雰囲気や寮生同士のつながりが新しい様式の中でもたくさん発揮されていたからではないかなと思う。

加えて、SCC寮生は目標や学業などに真摯に向き合う人が多く、生活を共にする中で刺激を受けることも多かった。例えば、学修プログラムのディスカッションではしばしば違う学年・学科・趣味の寮生と話す機会があったが、メンバーそれぞれの過去の体験や興味関心、専門の授業の学びを生かした意見が出ることも多く、自分では想像もつかないような考え方を知ることができて毎回とても面白かった。私は、学科やサークルなど他の集団にいるときは同じような価値観の人とばかり話すことが多いので、とても実のある体験だったなと思う。また、SCCで体験した「シェアハウス」という暮らし方も私の価値観に大きな影響を与えた。出身や専門、性格もばらばらな他人同士が「ハウス」に集い、共に生活を組み立てていく、という体験は、家族や暮らし方に対する私の固定観念を大きく打ち破り、生活することのイメージを広げられたのではないかなと思う。

SCCでの生活はもう終わりに近づいてきているが、この経験を活かして、他者と関わりを持つことの重要性を意識しながら、これからの大学生活・人生を豊かなものにしていきたい。

新1年生・新2年生に伝えたいSCCでやっておいたほうがいいこと

私が寮生活で、楽しかったな、やってよかったな!と思ったことや、逆にやっておけばよかった!とちょっと後悔したことを後輩の皆さんに紹介していきたいと思います。

・先輩も「さん」じゃなくて「ちゃん」!
先輩と住むって緊張するけど、気軽に話しやすくなります。初めて会ったときに、〇〇ちゃんって呼んでー!て2年生から言っちゃうといいと思う!
・他の人のいいところを真似する
一緒に住んでいると、あの子こんなこといつもがんばっていてすごいな、というのが見えて来ると思います。全然できなかったことも沢山あったけど、自分も頑張ろう!てちょっとでもやる気出せたらはなまる!
・リビングにたくさん居る
今年は自室にこもらざるを得ないこともありましたが、帰る時間を気にせず一緒に映画を見たり課題をしたり、だらだらと夜更かしを楽しめるのは一緒に住んでいるからこそできること。去年はリビングばっかりいましたが、今年はなかなかそういかなくてちょっと後悔しているので、メンバーとより仲良くなるためにもたくさんお話しましょう!
・行事は積極的に楽しむ!
他の予定も忙しいからな〜って思うこともありましたが、自主企画とか参加してみると楽しい!あと、寮祭はメンバー全員で全力準備するとめちゃくちゃ楽しい…!今年は対面だといいね。寮全体の行事だけじゃなく、ハウス会も楽しんで、ハウスメンバーのお誕生日とかも思いっきりお祝いするといいと思います。写真もたくさん撮ると、LINEグループのアルバムが増えてくのが楽しいよ!
・お掃除当番や共用部分の使い方など…気になったことは話し合う
直接だと言いづらいので、共用ホワイトボードや付箋の活用がおすすめ。ちゃんと伝えられた時はすっきりしたし、できなかったときはもやもやが残っちゃったので!勇気がいるけど、せっかくのシェアハウス、住みやすくするために伝えて損はなし!
・他のハウスの人ともいっぱい話す!
私はこれがあまりできなくてめちゃくちゃ後悔しています〜!!他の学部学科、サークルもかぶりなしの人と関われるせっかくの場所。行事でも普段でもたくさん話しておいたほうが楽しめると思います!

後輩の皆さんの参考になれば幸いです!シェアハウスは不安なことも多いかと思いますが、なかなかできない経験ですしポジティブに楽しんでください!

SCCでの2年間を振り返って

2年前の春、私は新生活への期待と不安を抱えてSCCに入寮しました。今年卒寮を迎えて、SCCでの寮生活はあっという間でありながら、多くの経験、学び、そして思い出に満ちた2年間だったと感じています。

SCCでの思い出はたくさんありますが、中でもいちばん思い出に残っているのは寮祭です。1年生の時は対面、2年生の時は新型コロナウイルスの影響のためオンラインという2つの異なる開催形式での寮祭に、私はハウスメンバーの一員として参加するだけではなく、寮祭委員としても企画や運営に携わりました。違った形式で寮祭を開催するにあたって、寮祭委員会の活動が大きく変化したことが個人的にはとても印象に残っています。1年目は例年通り対面での開催だったので、従来の寮祭をより実りあるものにするためにはどのようにしたらよいかという改善案を考えていくのが中心だったのに対し、2年目は初めてのオンライン寮祭だったので、ほとんどゼロから考え直しながら企画や運営を行いました。それゆえに、特に2年目は1年目以上に委員会での話し合い時間も長く、寮祭直前は準備に追われてきついと感じることもありました。しかし、寮祭当日に寮生が笑顔で楽しかったと言ってくれる姿を見て、企画運営の段階で苦労したこともすべてやりがいに感じられるとともに、寮祭委員はもちろん、SCC生みんなの主体性や協力のもと、素晴らしい寮祭を作り上げることができたことに感動しました。また、これは1、2年目など関係なく共通することですが、ハウスメンバーとより仲良くなるきっかけになったり、普段以上に他のハウスの寮生と交流することができたりと、他学年・他学科の人とつながることができるというSCCの魅力のひとつが最大限に感じられる行事がまさに寮祭で、とても楽しかったです。こうした体験の一つ一つは誰もが経験できるものではないと思うので、自分を成長させる貴重な機会を得ることができて、SCCに入寮してよかったと思いました。

そして最後になりますが、私が充実した寮生活を送ることができたのは、ハウスメンバーだった先輩、同級生、後輩をはじめ、関わってくださったすべての方々のおかげだと思います。本当にありがとうございました。

代えがたい時間

2年間のSCCでの生活を振り返ると、他では得ることのできない時間を過ごすことができ有意義だったと感じます。最初は大山寮を第一希望にしていましたが、今はSCCに入ってよかったと思うし、振り返ると本当にあっという間でした。

今ではもうかなり前のように感じますが、最初は自炊も一人暮らしもしたことがなく、それに加えて共同生活という不安が大部分を占めていたように思います。過ごしていくうちに伝えなければいけないが言いにくい内容について、どのようにメンバーに伝えたらよいのか、価値観が違う5人が快適に共同生活を送るにはどのようなハウスルールが必要か、我慢したり不満を抱えたりすることなく全員が納得できるためにはどうしたらいいのかなど学ぶことが多くありました。そして、そのような快適な状態があったうえで、人とのつながりの大切さを感じました。SCCに入らなければ出会ったり話したりすることはない他の学部の人と交流することができ、専攻している学問以外への興味や知的好奇心を得ることができたように思います。また、対面授業が普通だった時期でもサークルやバイト、お店や料理、趣味などの情報交換は貴重であり、コロナ下でのこのような共同生活のメリットはなおさら貴重に感じました。様々なバックグラウンドや興味を持った人との交流は、自分の広い繋がりをつくり、自分の知見を広げる重要なきっかけになりました。

他にも例を挙げれば学んだことや得たものはたくさんありますが、絶対にほかでは得ることのできない代えがたい時間を過ごすことができました。お世話になった多くの方々に感謝申し上げます。

SCC 2020卒寮文集

私はSCCの生活の中で、社会に出た時にも役に立つ人との関わり方を学ぶことができたと思っています。高校までの生活でも学校で様々な人と関わってきましたが、家族以外の他人と生活をともにすることはありませんでした。SCCでは出身地や学部学科も異なり、今まで異なる生活を送ってきた学生が集まり共同生活をするという、今まで全くしたことのない体験をすることになりました。その中では、意見の食い違いや生活習慣の違いによってうまくいかないこともあります。しかしそういった問題をそのままにするのではなく、毎月のハウス会や委員会、寮生協議委員会を通して解決するということが、他のシェアハウスでは体験できないSCCの大きな特徴だと思います。そして、この問題解決の体験こそが社会に出た時や、他の様々な活動の中で自然と生きていくのだろうなと思います。

そして、SCCを通じてたくさんの友達や先輩ができました。それぞれ学部学科やサークルも違い、SCCがなければ出会えなかった人たちとの出会いはかけがえのないものだったと思っています。コロナ禍ではなかなか食事や外出は難しくなってしまいましたが、去年SCCの仲間と一緒にご飯を作ったり、映画を見たり、ディズニーに行ったりしたことは本当に大切な思い出になっています!コロナ禍でも、周りに友達が住んでいて一人ではないことは心の支えになっていました。

来年は一人暮らしとなりますが、SCCで出会った人との縁を大事にしていきたいです。また、SCCで学んだことを新生活にも生かしていきます!新入寮生の皆さんは、人生の中でたった2年しか体験できないSCC生活を是非楽しんでください!

(文責:お茶大SCC-OG)

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