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サイエンス・リーダーズ・キャンプ 
【最先端科学研修
  「日本人のノーベル賞受賞研究を実感する」】

我が国の科学の進歩と大切さについて、参加者が感動を込めて生徒に伝えられるように、大学の最先端研究現場における実習を行いました。テーマは生徒にも馴染みがある、我が国のノーベル賞受賞者の研究成果を活用し、参加教員の指導力を高める糧としていただきました。全3コースが開催され、2コースを受講しています。

 

コースa GFPマウスの観察

関連するノーベル賞: 2008年 化学賞(緑色蛍光タンパク質、GFP) 下村脩博士
講師: お茶の水女子大学理学部生物学科 千葉 和義 教授
概要: GFPを全身性に発現しているマウスを解剖し、その種々の組織を共焦点蛍光レーザー顕微鏡により観察することで、生体観察技術の先端を体験しました。
写真/動画 slc-gfp.jpg 

 

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コースb 有機化合物の合成

関連するノーベル賞: 2001年 化学賞(不斉合成) 野依 良治 博士
2010年 化学賞(カップリング反応) 根岸 英一 博士
                                             鈴木 章 博士
講師: お茶の水女子大学理学部化学科 山田 眞二 教授
概要: 有機合成を実際に受講者が行ったほか、光学異性体の性質の違いの体感(匂い)や、分子模型によるカップリング反応の講義を受けました。
写真/動画: slc-yuukigousei.jpg 

 

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コースc 「タンパク質の重さを計る」
-質量分析装置とゲル電気泳動法を体験する-

関連するノーベル賞: 2002年 化学賞(MALDI-TOFMASS) 田中 耕一 博士
講師: お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科
ライフサイエンス専攻(理学部生物学科)
小林 哲幸 教授

お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科
理学専攻(理学部化学科)
三宅 亮介 助教
概要: タンパク質の質量分析の基本であるSDS-PAGEと、田中氏の受賞理由となったMALDI TOF-MSを行ったほか、分子構造の解析機器(X線解析装置、NMR)のデモを見学しました。
写真/動画: slc-mass.jpg 

 

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