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国際カンファレンス

2022年8月8日更新

ジェンダード・イノベーションが拓く未来:性差分析による新しい価値の創造

チラシ

ジェンダード・イノベーションには、社会を変える可能性があります。しかし、それはどのように実現できるのでしょうか。ジェンダード・イノベーションの方法論と海外での実践例を学び、日本における新しい価値の創造について考えます。
お茶の水女子大学は2022年4月1日にジェンダード・イノベーション研究所を設立しました。本国際カンファレンスは6月17日に開催したキックオフシンポジウムに続く企画です。世界的なジェンダード・イノベーション研究の現状と、その理解を深めるための学術的議論の発信を企図しています。

《ゲストスピーカー》
ロンダ・シービンガー氏(スタンフォード大学 教授)
マルティナ・シュラウドナー氏(ベルリン工科大学 教授)
レンブラント・コーニング氏(ハーバード・ビジネス・スクール 助教授) 

国際カンファレンス 詳細

日時

2022年9月7日(水)10:00~12:30(日本時間)、3:00~5:30(ドイツ)
2022年9月6日(火)18:00~20:30(米・太平洋)、21:00~23:30(米・東部)

開催方式

オンライン(Zoomウェビナー) 参加費無料・要事前申込

対象

一般公開(ジェンダード・イノベーション研究に関心のある日本および海外の
大学・研究機関等所属の研究者・大学院生・学部生、企業等に所属の方々)

言語

日本語・英語(同時通訳あり)

主催

お茶の水女子大学

後援

公益財団法人 東海ジェンダー研究所

ネイチャー・ポートフォリオ

シュプリンガー・ネイチャー・ウィメンズ・ネットワーク

東海ジェンダー Nature Womens

    参加申込

    Zoomウェビナー登録はこちら

    QR

    問合先

    お茶の水女子大学ジェンダード・イノベーション研究所 ocha-igi@cc.ocha.ac.jp

    Program

    【総合司会】 石井クンツ昌子(IGI所長) 

    10:00-10:20      開会(20分)

    司会者による開会宣言と注意事項
    開会の挨拶     お茶の水女子大学長 佐々木 泰子
    ご来賓挨拶     国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST) 理事長 橋本 和仁 氏
    ビデオメッセージ  Nature 編集長  マグダレーナ・スキッパー氏

    10:20-11:00      基調講演(40分)

    「ジェンダード・イノベーション:新しいグローバル・イニシアチブと次のステップ」
    ロンダ・シービンガー(スタンフォード大学 教授)

    11:00-11:10      休憩(10分)

    11:10-12:25      パネルディスカッション(75分)

    「ジェンダード・イノベーション視点からの工学、ビジネス、都市環境 」
    モデレータ  小川 眞里子 (東海ジェンダー研究所 理事)
           石井クンツ昌子 (IGI所長)
    パネリスト  ロンダ・シービンガー (スタンフォード大学 教授)
                         マルティナ・シュラウドナー (ベルリン工科大学 教授)
                         レンブラント・コーニング (ハーバード・ビジネス・スクール 助教授)
                         藤山真美子 (お茶の水女子大学 准教授/IGI研究員)

    12:25-12:30      閉会(5分)

    閉会の挨拶    加藤 美砂子(お茶の水女子大学理事・副学長/IGI副所長)

    基調講演

    ジェンダード・イノベーション:新しいグローバル・イニシアチブと次のステップ
     ロンダ・シービンガー

    ジェンダード・イノベーションは、セックス、ジェンダー、インターセクショナルの視点からの分析のクリエイティブ・パワーを、科学、保健・医学、工学、環境分野における発見と革新に結びつけます。本講演では、ジェンダード・イノベーションの最新の世界的動向を取り上げます。方法論としては、セックスとセックスの相互作用、セックスとジェンダーの相互作用、そしてインターセクショナリティとは何か、その何が重要なのかを探っていきます。新しいケーススタディとして、触覚学、宇宙旅行、ファストファッション、インターセクショナル・ロボット、そして社会分析を医学、工学、コンピュータサイエンスの基礎教育に組み込む新しい取り組みを紹介します。そして、政策提言についても議論します。日本の公的助成金制度に関する私たちの国際的な研究が果たした役割、科学ジャーナル『ネイチャー』やその他の学術誌の新しいガイドライン、そしてこれらの取り組みを支援するために大学は何をすべきでしょうか。

    《参考文献》
    《Gendered Innovations 最新情報メーリングリスト登録》

    https://mailman.stanford.edu/mailman/listinfo/genderedinnovations

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    ロンダ先生

    ロンダ・シービンガー Londa Schiebinger
    スタンフォード大学歴史学科ジョン・L・ハインズ科学史教授。「科学、保健・医学、工学、環境学分野におけるジェンダード・イノベーション」プロジェクト創始者。「科学と技術におけるジェンダー」研究の国際的な先駆者であり、国連、欧州議会、多くの研究助成機関で講演活動を展開している。ハーバード大学で博士号を取得。アメリカ芸術科学アカデミー会員。ドイツのアレクザンダー・フォン・フンボルト財団フンボルト研究賞、米国のグッゲンハイム・フェローシップなど栄誉ある賞を多数受賞。2018年にスペインのバレンシア大学、2017年にスウェーデンのルンド大学、2013年にベルギーのブリュッセル自由大学から名誉博士号を授与されている。多数の著書のうち、邦訳出版は『科学史から消された女性たち:アカデミー下の知と創造性』(工作舎、1992年、2022年9月改訂版発売予定)、『女性を弄ぶ博物学:リンネはなぜ乳房にこだわったのか? 』(工作舎、1996年、2008年第2刷)『ジェンダーは科学を変える!? 医療・霊長類学から物理学・数学まで』(工作舎、2002年)、『植物と帝国:抹殺された中絶薬とジェンダー』(工作舎、2007年)。ジェンダード・イノベーション関連では、『Gendered Innovations: How Gender Analysis Contributes to Research』(欧州委員会、2013年)、『Gendered Innovations 2: How Inclusive Analysis Contributes to Research and Innovation』(欧州委員会、2020年)、ロバート・プロクター氏との共著『Agnotology: The Making and Unmaking of Ignorance』(スタンフォード大学出版、2008年)などがある。

    パネリスト

    マルティナ先生

    マルティナ・シュロードナー Martina Schraudner
    ベルリン工科大学教授、「技術・製品開発におけるジェンダーと多様性」学部長。フラウンホーファー労働経済・組織研究所の「責任ある研究・イノベーションセンター」設立に携わる。2018年1月から2021年12月までドイツ工学アカデミーの理事を務めた。多様な視点を理解しイノベーションのプロセスに活用するための、方法論、手段、プロセスに関心を持っている。国内外の、応用志向の研究およびイノベーションプロジェクトの審査委員として活躍しており、特に「ダイバーシファイド・イノベーション」に関心を寄せている。パーダーボルン大学およびランツフート大学の評議員、政治とビジネス分野の女性のための欧州アカデミーおよび技術・多様性・機会均等能力センターの理事も務めている。

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    コーニング先生

    レンブラント・コーニング Rembrand Koning
    ハーバード・ビジネス・スクール助教授(戦略ユニット・経営学)。研究テーマは、経営者や起業家がどのように価値創造の手法を発見しているか。その発見手法のバイアスがどのように、企業のパフォーマンスを妨げたり、経営者が有望な新しい方式や才能を見落とす原因になっていたり、イノベーションや競争における不公平をもたらしているかを探究している。また、企業がそのようなバイアスを克服して、より良い戦略やより包括的なイノベーションを構築する方法も示している。
    企業や起業家による発見手法を理解するために、社会学、経済学、経営戦略など様々な学問分野の考え方を取り入れた研究をしている。また、ランダム化比較試験、テキスト分析、機械学習アプローチなど、さまざまな手法を採用している。オンライン・スタートアップ、科学的発見、生物医学的革新、小売業など、世界中の様々な業種の起業家と企業を調査している。社会的スキルによる小規模ビジネスのアドバイスネットワークにおけるマッチングと普及の改善、A/Bテストによる製品と市場の適合性の発見、男性中心のオンラインプラットフォームが女性のニーズから製品イノベーションを遠ざけていること、企業の境界により米国企業が多様な才能を取り逃がしていること、イノベーションから利益を得る人とイノベーターの属性の関係についての論文を発表している。

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    藤山先生

    藤山真美子 Mamiko Fujiyama
    お茶の水女子大学文理融合AI・データサイエンスセンター准教授(都市・建築デザイン)。都市・建築における空間の存在形態やユーザによる知覚形態が、機能・技術的与件や言語的記述等の外在要因によってのみ決定されるのではなく、対象の歴史・文化・社会的背景等から仮説づけられる形態の統辞関係を統御する内在要因を持つという空間認識論的立場から、現代都市における様々な技術と都市環境の融合形態や中間領域の創成について研究を行っている。ユーザの環境配慮行動を促すエネルギー情報可視化技術を情報体験空間に拡張した研究、停電発生時のレジリエンスの観点から常時/非常時のエネルギー自立型のトイレ環境を検証した研究、ドローンやデジタルファブリケーション等の技術による設計・施工プロセスの発展可能性に関する研究等など、幅広いフィールドを対象に、都市・建築デザインの研究や実証プロジェクトを行なってきた。
    2022年より、お茶の水女子大学ジェンダード・イノベーション研究所の研究員を務めており、都市・建築における従来の空間規範を、性差から捉え直す研究を開始した。現在は、インクルーシブなトイレ環境の形成に向けたオールジェンダー対応型共用トイレに関する研究を進めている

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    小川先生

    《モデレータ》
    小川眞里子 Mariko Ogawa
    三重大学名誉教授(科学史・科学論分野)。東海ジェンダー研究所理事。2012年博士(学術)(東京大学)。著書『フェミニズムと科学/技術』(岩波書店 2001)、『甦るダーウィン』(岩波書店 2003)、『病原菌と国家』(名古屋大学出版会 2016)、共訳書にシービンガーの主要著作4冊の翻訳のほか、欧州委員会(リュープザーメン=ヴァイクマン他)『科学技術とジェンダー』(明石書店 2004)がある。ジェンダード・イノベーションを日本に紹介する記事の執筆などに精力的に取り組んでいる。澤柳政太郎記念東北大学男女共同参画賞(2017年)、令和4年度男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰など。

    オンライン視聴の注意事項

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    • Zoomの同時通訳機能については「言語通訳のリスニング方法」をご参照ください。
    • 本プログラムの録画・録音・複写(画面のスクリーンショット含む)は固くお断りしております。また、資料の再配布、SNSなどへのアップロード、再利用は禁止です。
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    • 従量課金制のインターネットでZoomを利用する場合、多額の通信費が発生する可能性がありますのでご注意ください。
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    • Zoomでの参加に不安がある方は「Zoomミーティングに参加する方法」をご確認ください。
    • Zoomに関するトラブルは、「Zoomヘルプセンター」をご覧ください。
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    関連ファイル / Related Files

    » ポスターPDF(PDF形式 873キロバイト)

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