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2023年4月25日更新
本学では、男女共同参画の観点に立ち、2010年度から妊娠中や未就学児養育中、親族の介護や病気看護に携わる学内研究者に、その補助者への謝金を支給する一時支援事業を行っています。
(ただし、途中で支援要件に該当しなくなった場合は、その翌月までとする)
支援対象者要件 | 親族を 介護中 |
親族を 病気 看護中 |
妊娠中 (本人) |
未就学児 養育中 |
小計 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2022年度 (令和4) |
男性 | 8 | 8 | 14 | |||
女性 | 1 | 1 | 4 | 6 | |||
2021年度 (令和3) |
男性 | 8 | 8 | 13 | |||
女性 | 1 | 4 | 5 | ||||
2020年度 (令和2) |
男性 | 6 | 6 | 9 | |||
女性 | 3 | 3 | |||||
2019年度 (令和1) |
男性 | 5 | 5 | 7 | |||
女性 | 2 | 2 | |||||
2018年度 (平成30) |
男性 | 6 | 6 | 11 | |||
女性 | 2 | 3 | 5 |
実験・調査の補助、データの入力や整理、データ分析・解析補助、図表などの校正・整形、論文作成補助、情報の検索・収集、研究費申請書類作成補助、学会発表準備補助、翻訳、事務手続き・会計処理、資料整理など。
学会発表や論文などの締め切りが立て込む時期であったため、補助者の支援を受けられたことは、研究や業務において非常に心強いサポートとなった。特に、情報やデータの整理など、作業自体は単純でも今まで時間が費やされていた業務を補助者に行ってもらったことで時間の余裕が生まれ、本質的な部分に時間を掛けることができた。また今回、補助者が同じ分野の大学院生だったこともあり、ただ作業を依頼するだけではなく、一緒に学んだり、分析結果について話し合う機会を定期的に持てたこともよかった。一時支援は物理的なサポートだけではなく、メンタル的なサポートにもつながったと感じている。子どもに手がかかる時期には、すべてを自らで頑張ろうとせず、周りからサポートを受けてもよいのだという、意識の変化もあった。今回の一時支援を利用させていただいたこと、心より感謝申し上げる。
(後期支援、未就学児養育中、女性)
今年度から対面授業等が増え、大学で終わらせなければならない仕事が大幅に増えたため、本支援を受けることによって、労働が成立してきた。特に、現在本支援によって補助者に引き受けていただいている仕事の負担が減ったため、研究時間や授業準備、学科運営などの「自分でしかできない仕事」に注力することができるようになった。
(前後期支援、未就学児養育中、男性)