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08年2月13日 女性研究者支援モデル育成事業等合同シンポジウムが開催されました



2月13日、本学講堂徽音堂にて合同シンポジウムが開催されました。

 このシンポジウムは、科学技術振興調整費による「女性研究者支援モデル育成」プログラムを核とし、「女子中高生理系進路選択支援事業」、日本学術振興会特別研究員RPD(Restart Postdoctoral Fellowship)制度について、関連する機関の情報交換と相互交流とを通して、長期的・多元的視野のもとに女性の活躍を促す契機となることを目的として文部科学省と本学が主催したものです。

 当日は文部科学省 科学技術・学術政策局長 森口泰孝氏と内閣府 男女共同参画局長板東久美子氏にご挨拶をいただきました。

まず「女子中高生の理系進路選択の取組み」について9機関より現状が紹介され、引き続き日本学術振興会理事長小野元之氏より「RPDの取組み」についての説明と実際に採用された方の報告が行われました。

 さらにポスターセッションと昼食をはさみ、午後は「女性研究者支援の取組み」として本学の郷通子学長(総合科学技術会議議員)の基調講演にはじまり、「女性研究者支援モデル育成事業」に採択されている 20機関の取組状況が報告されました。

引き続き、取組発表者全員が壇上に上がり、参加者も加わって活発なディスカッションが行われました。

 最後に、科学技術振興機構理事長 北澤宏一氏より今後の期待、コメントをいただき、合同シンポジウムは盛況のうちに幕を閉じました。

 参加者からは「このようなシンポジウムはもっと開催されるべきだ」「男性にも支援を!」「定着するまで事業を拡張して欲しい」というご意見が寄せられました。

このシンポジウムを通して、女性研究者に限らず全体的な労働環境の整備こそが急務であり、そのことが男女共同参画社会実現への重要な要素であるように感じました。
限られた時間の中ではありましたが、様々な取組みの情報共有と相互交流の稀有な機会になったと思われます。
そして、このシンポジウムが新たなネットワーク構築のきっかけになったことは、大変よろこばしいことだと考えます。

 シンポジウム当日は、この冬一番の寒さと言われましたが300人近い参加者を迎え、活況を呈しました。
この場を借りて、ご参加いただきました皆様およびご協力いただきました関係者の方々に深く御礼申し上げます。

【写真】
(右上)ポスターセッション風景
(右中)基調講演(郷通子学長)
(右下)ディスカッション・質疑応答

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