
08年5月8日 第4回COSMOS交流会 | |
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【テーマ】女性が仕事を続けるには・・・海外編 - 留学、就職、その後の研究生活 【日 時】2008年5月8日(木) 10:30〜12:00 【会 場】第二会議室(120号室) 【講演者】新田敦子氏(物理学科卒業生)米国ハワイ州ジェミニ天文台サイエンスフェロー 【コーディネーター】菅本晶夫先生 【参加者】約20名 【内 容】 ハワイのジェミニ天文台の美しい写真紹介から始まり、生まれたばかりの星は輝いているが、ほとんどの星は、いずれ白色矮星になっていくことや宇宙は大気がなく、星がチカチカしないので観測しやすい話などを伺いながら、参加者一同は、次第に天文学の世界に引き込まれていきました。 修士2年のときに留学し、関心を物理学から天文学へと高めて、テキサス大学の博士課程へと進学しました。 その時に知り合った主人とともに仕事を公募で探しながら、ジェミニ天文台のポストに就かれました。 研究テーマを決める際に、また、就職先の面接でも、そこでの人々との関係がとても大切であることから進む道を判断され、選ばれたようです。 ジェミニ天文台では、外部から訪れる研究者のサポートなども行いながら、観測・研究をしておられます。 研究を続ける際に大切なことをお茶大の友達や指導教員の菅本先生に教えられ、支えられてきたことを感謝しておられました。 若い人々に宇宙や天文学の楽しさ、未知の世界への関心をもっと高める機会を持つことにも積極的に取り組んでおられ、今回の参加者からも、「海外でのご活躍に感銘を受けた」「キャリア形成のポイントについて勉強になった」「天文学での問題解決能力は、企業でも十分活かせる話が面白かった」などの声が寄せられました。 新田敦子氏の困難なことにも、エネルギッシュに闊達に取り組まれる姿勢に参加者の皆様も大いに励まされ、新たな思いで、明日への一歩とつなげていただきたいと思います。 | ![]() |
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