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平成21年度 東京都北区 理科実技悉皆教員研修
【今後に向けて】

今後に向けて(講師感想)

本研修が2年目ということもあり、教員の求めている内容や好む研修のスタイルが昨年度に比べよくわかっていたので、研修プログラム開発、研修ともにスムーズに進んだ。

教師の求めている内容であるが、多くの教員が理論ではなく実践を重要視する。そこで、今年度は

  • 興味を引く導入
  • 驚く実験
  • 児童へのわかりやすい説明方法

を数多く取り入れた研修にした。その結果、ほとんどの小学校では、教員自身の「積極的に学ぼうという姿勢」が強く感じられた。研修終了後に質問に来る先生の数も昨年度に比べ多かった。研修後のアンケートにも

  • 「発電の導入の仕方が分かった。」
  • 「子供達が興味を示すような発問の仕方がよく分かった。」
  • 「なぜ電気を大切にしなければいけないのか、子供たちへ分かりやすく伝えるためのヒントをいただけた。」

といった声が多く寄せられた。

来年度以降の研修でも、今年度のように実践重視で行い、1人でも多くの教員に、理科教育の楽しさとノウハウを伝えていきたい。

 

お茶の水女子大学
サイエンス&エデュケーションセンター
講師  森川 聡