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2023年度 第2回 ジェンダード・イノベーション産学交流会報告

2023年10月20日更新

2023年度 第2回 ジェンダード・イノベーション産学交流会報告

【日時】2023 年 10 月 20 日(金)16 時~18 時
【会場】国際交流留学生プラザ2階 多目的ホール
【参加機関】企業20社より38名、学内より6名、計44名が参加。
①16:00~16:05 趣旨説明
②16:05~16:45 研究紹介①
「性差分析のための情報可視化」
伊藤貴之氏
(お茶の水女子大学 文理融合 AI・データサイエンスセンターセンター長/基幹研究院自然科学系 教授)
 16:45~16:55 質疑応答
③16:55~17:35 研究紹介②
「ジェンダー課題への AI 倫理技術の適用」
新田泉氏
(富士通研究所 AI トラスト研究センター シニアリサーチマネージャー/お茶の水女子大学 客員准教授)
 17:35~17:45 質疑応答
④17:45~18:00 まとめ

【開催報告】

10月20日、国際交流留学生プラザ2階多目的ホールにおいて、第2回ジェンダード・イノベーション産学交流会を開催しました。参加機関は20社で、参加者数は38名でした。今回は、2023年3月に設置された「富士通・お茶の水女子大学AI倫理社会連携講座」からの研究紹介を行いました。
まず、本連携講座の情報科学チームリーダーである伊藤貴之教授が、「性差分析のための情報可視化」の研究について発表されました。空調温度の感じ方の性差をわかりやすい図表にするなどの、情報可視化の具体的な事例が示されました。データ分析は、ジェンダード・イノベーションの出発点です。適切なデータ可視化方法を選ぶことで、性差についての理解が深まり、適切な選択が可能にあるとのことです。
続いて、本講座の研究推進担当者である、富士通シニアリサーチマネージャーの新田泉氏から、「ジェンダー課題へのAI倫理技術の適用」と題する研究紹介がありました。富士通の研究開発とAI倫理への取り組み、AI活用におけるジェンダー課題の事例、本社会連携講座が進めている、多様な人材が活躍できる社会の実現のための信頼性の高い人材評価AIの開発について説明されました。

伊藤貴之氏
伊藤貴之氏 「性差分析のための情報可視化」

新田泉氏
新田泉氏 「ジェンダー課題への AI 倫理技術の適用」

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