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2023年7月3日更新
2022年11月18日(金)、お茶の水女子大学 カンファレンスルームにおいて、「2022年度 第2回ジェンダード・イノベーション産学交流会」を開催した。本交流会は、同研究所が主催した創立記念シンポジウム(6月 17日)、国際カンファレンス(9月7日)を契機として、本学に関心を持ち連絡をくださった複数の企業の方々と交流の機会を設け、産学でジェンダード・イノベーションの理解を深めるために企画した。
第2回は、第1回より2社増えて、14社から24名が参加した。参加者の所属部署は、第1回と同様に、“ビジネス・研究開発部門”と“人事・イノベーション部門”であった。今回は、下記の3つの最新研究を紹介し、意見交換を行った。
研究紹介① 「日本における女性社外取締役が企業経営に与える影響に関する研究」 福田智美氏(お茶の水女子大学 大学院ジェンダー学際研究専攻1年)
◆参加者からのコメント
『従来漠然と意識されていることや感じていたことなどが、研究でも明らかにされつつあることを学ばせていただき、大変刺激を受けると共に、勉強になりました。』
研究紹介② 「女性管理職はいかにして育つのか:職場環境・家族関係・リーダーシップ教育からの検討」岡村利恵氏(お茶の水女子大学 グローバルリーダーシップ研究所 特任講師)
◆参加者からのコメント
『個人的にも男女におけるリーダーシップの差をどう組織に活かしていくべきかというテーマはとても興味があるので勉強になりました。』
研究紹介③ 「味覚のジェンダー差に関する研究」 笠松千夏氏(お茶の水女子大学 SDGs推進研究所 特任教授)
◆参加者からのコメント
『笠松先生のお話しの中にもありましたとおり、味よりもマーケティング上の影響の方がありそうということで、大変納得した次第です。』
左から福田智美氏、岡村利恵特任講師、笠松千夏特任教授