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2022年度 第3回 ジェンダード・イノベーション産学交流会報告

2023年7月3日更新

2022年度 第3回 ジェンダード・イノベーション産学交流会報告

【日時】 2023年1月20日(金)16時~18時
【会場】 共通講義棟2号館101教室
【参加機関】 25社(オブザーバー2社および1地方団体を含む)、参加者数42名
【プログラム】
1.16:00-16:25 研究紹介  大学院ジェンダー学際研究専攻1年 福田智美
           「機関投資家視点による理想的人的資本開示 -ジェンダー項目の開示事項に沿って-」 
2.16:25-16:40 動向紹介 ジェンダード・イノベーション研究所特任教授 内田史彦
           「ジェンダード・イノベーションに関する国際特許調査&国際IT企業の特許調査」
3.16:40-17:58 拡大討論「起業家教育と産学交流会の融合」
           〈テーマ〉 ジェンダード・イノベーションによる「女性活躍」「新ビジネス」の革新 
産学交流会2022年度第3回

本学リベラルアーツ演習科目「ジェンダード・イノベーション起業演習」の受講生が、第2回ご参加企業の事業領域における “ジェンダード・イノベーション” ポテンシャルを調査・分析し、その結果をピッチします。
ご参加企業の皆様には、是非ご討論をお願いします。

4.17:58-18:00 ラップアップ

【開催報告】

2023年1月20日(金)に、特別講義棟2号館101室において第3回ジェンダード・イノベーション産学交流会を開催した。参加機関は、前回の14社を上回る25社(オブザーバー2社および1地方団体を含む)から42名の参加があった。まず初めに、本学の後期課程1年生の福田智美氏より「機関投資家による理想的人的資本開示-ジェンダー項目の開示事項に沿って」の研究紹介があった。続いて、IGI研究所の内田史彦特任教授より、令和3年度に採択された内閣府「国立大学イノベーション創出環境強化事業」で実施した特許調査の結果をもとに「ジェンダード・イノベーションの国際特許動向」に関する紹介があった。

1.研究紹介

「機関投資家による理想的人的資本開示-ジェンダー項目の開示事項に沿って-」
福田智美氏(お茶の水女子大学 大学院ジェンダー学際研究専攻1年) 
研究紹介

2. 動向紹介

「ジェンダード・イノベーションの国際特許動向」
内田史彦氏(ジェンダード・イノベーション研究所 特任教授)
動向紹介

3. 「ジェンダード・イノベーション起業演習」受講生ピッチ発表会

さらに、2022年度後期に開講した「ジェンダード・イノベーション起業演習」の受講生13名(学部1年~3年:12名、大学院:1名)が、「交流会に参加している企業10業種×ジェンダード・イノベーション」をテーマに3分間ピッチ発表をおこなった。学生たちは、「ジェンダード・イノベーション起業演習」において、①特許とは/検索エンジンSCOUT演習(12月9日)、②エレベータピッチ演習(12月16日)、③模擬3分ピッチ(1月13日)の授業を受けており、自ら情報検索エンジン(SCOUT)を駆使して事例を探索し、エレベータピッチの手法を用いて3分のピッチをおこなった。また、参加企業の方々に、内容およびプレゼンについてそれぞれ5点ずつ合計10満点での採点と、各ピッチへのコメントを記載いただいた(6-1 表1)。37名の方が採点してくださり、29名の方が、学生への個別コメントを記載してくださった。採点の結果、第1位は繊維(337ポイント)、第2位は保険(316ポイント)、第3位はオフィス(309ポイント)であった。さらに、質疑応答では、企業側 から19件もの発言があり、そのうち8件は、自社に持ち帰って事業に活かせるか検討したい、という積極的なものであった。

ッチ発表会会場の様子
ピッチ発表会
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