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大学発教育支援コンソーシアム
【平成20年度活動報告(中高向け)】

平成20年度活動報告
ウニの発生実験を活用した理科教員の支援

ウニは受精が容易で、短期間でダイナミックに発生することから観察実験に最適です。お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターでは、教員研修・高校実習を通してその実験方法を紹介するとともに、材料も提供しながら教育現場での取り組みを支援しています。特に飼育の難しい幼生から稚ウニまでは、生徒のポケットに入る小さな容器で飼育し、登下校時に持ち運ぶことで飼育に必要な海水の攪拌を実現するポケット飼育を紹介しています。

平成20年度は、インターネットや文書で関東の高校から参加を募集し、応募のあった14校を支援しました。対面もしくはメール等による事前指導ののち、ウニや海水の提供と飼育器具の貸与により各高校で実験を開始しました。稚ウニまでの発生実験への参加生徒は総計1782 名、うちポケット飼育を体験したのは847名でした。

~ 平成20年度に参加された高校の先生方からよせられた感想 ~

平成21年度も同様の取り組みを行います。10月以降に当センターのHPにて募集をお知らせいたします。

 

お茶の水女子大学 湾岸生物教育研究センター ホームページ

 

参考写真

受精卵
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プルテウス幼生の成長
4腕、6腕
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8腕初期、8腕後期
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幼生内につくられる成体の骨格、稚ウニ
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高校での取り組み風景
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お茶の水女子大学
湾岸生物教育研究センター