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2025年9月28日更新
9月28日(日曜日)、SCCラウンジで前後期中間ワークショップが開催されました。このワークショップは、SCCの理念を改めて理解した上で、前期の生活を振り返ることによって、今後SCCをどのようにしていきたいか、後期はSCCで何をしたいかを考えることを目的とした行事です。
ワークショップの冒頭ではアイスブレイクとしてランダムに2人組を作り、頭を使ったゲームをしたり、帰省や留学で不在だったハウスメンバーが全員揃い、久しぶりに話せて嬉しかったというような今の気持ちや、グアム旅行で見た海が美しかったなど夏休みの思い出を共有しました。緊張がほぐれ話しやすい空気を作ることができました。
続いて、SCCの理念と前後期中間ワークショップの意義について説明をしていただいた後に、ハウスごとにテーブルに分かれて第1ラウンドの話し合いを開始しました。第1ラウンドでは、説明を聞いて印象に残ったことや疑問点、SCCでの生活を通して成長できたことなどを共有しました。ここでは、生活力・社会力・共生力というSCCで伸ばせる力についてに関する説明や、「お茶大コンピテンシー10(お茶大生に卒業までに身に着けてほしい、社会の場で成果を上げる資質や能力。例えば協働力や問題解決力など。)」のほとんどをSCCで身に着けることができるという話が印象に残ったとの声が多くあがりました。1年生からは、1年生時の学びを2年生で実践に移すことを理解できたため、後期の行事にさらに積極的に取り組みたいと感じたという声がありました。また、SCCで身に着けられる社会力と共生力の違いは何であるかとか、2年生が参加する行事が1年生に比べて少ない理由などの疑問点も挙げられました。学寮アドバイザーの南さんと学生・キャリア支援センターの福林先生にそれらの質問に答えていただき、SCCに対する理解をさらに深めることができました。
続く第2ラウンドでは学年ごとに4~5人で集まり、後期にSCCでやりたいことについて話し合いました。第3ラウンドでは1.2年生混合のグループを作り、第2ラウンドで話した内容について、再び他のメンバーと議論を深めました。第3ラウンドは、他ハウスとの交流を増やすために合同ハウス会をしたいと言う意見や、学修プログラムで学外のプロフェッショナルをお呼びしてみたいというような声が上がりました。
最後に、4つのグループに分かれ、全員が一言ずつ感想を述べ今回のワークショップを振り返りました。SCC全体のことだけでなく自分自身の成長を振り返る機会が新鮮で、参加できてよかったという感想や、後期は自分から積極的に発言や提案をして充実した寮生活にしていきたいという抱負などを聞き、それぞれが前向きな気持ちになれていることを感じました。
SCCについて改めて理解する場をいただき、前期の寮生活でどのような成長があったかを共有することで、より良い寮生活にするために自分たちにできることは何か様々な視点から考えることが出来ました。後期のSCC生活がより充実したものになるように、今回のワークショップでの気づきを大切にしていこうと思います。
(文責:SCC広報委員)